はてなキーワード: 大きな古時計とは
一応ちゃんと聞いてみる俺。
「大きな古時計」(英: My Grandfather's Clock)は、1876年にヘンリー・クレイ・ワークによって作詞・作曲されたアメリカの歌です。この歌は、作者がイギリスのヨークシャーにあるジョージ・ホテルで見た大きな床置き時計に触発されて作られたと言われています。歌の内容は、祖父の時計とその所有者との長い関係を描いており、祖父が亡くなった時に時計も止まったというストーリーが語られます。
この歌の歌詞やテーマには、明確なキリスト教の影響を指摘する要素は含まれていないようです。むしろ、人生の経過、愛、喪失といった普遍的なテーマを扱っています。ただし、19世紀においては、日常生活の多くの側面がキリスト教の教えや価値観に影響を受けていたため、広い意味で文化的背景としての宗教的影響は否定できないかもしれません。
しかし、この歌が作られた背景や歌詞の内容から直接的にキリスト教の教えや象徴を反映しているわけではなく、むしろ個人の人生と時間の流れ、そして人と物の関係に焦点を当てた作品と考えられます。
ロコローションの時も思ったけど、日本人って慣習に弱くて、オタでなくても自分の興味のない物は知らなくて別に言って風習が強いからな。
あれだけ音楽の授業で歌ってたら日本の歌だって勘違いする奴が大勢だろう。
だから「無知だからもともとは英語の歌だってことを知らない」って程度でしかないと思うけどなぁ・・・
「平井堅が大きな古時計の英語訳を歌ってる」と思ってたやつも多いだろうし、そもそも英語バージョンがあるのを知らない奴もいるだろうし。
大きな古時計を聴いたり歌ったりしていて、子供のころからいつも疑問だったのが、
「このお爺さんは、どうして戦争に行ったり、空襲にあったりしないんだろう?」
ということでした。
私の世代(30代後半)の祖父母は多く戦争体験があって、前線に送られて死んじゃったり捕虜になったり、思い出すのもいやになるような体験をして心の傷になっていたり、戦地に行かなかった人でも、空襲にあったり、空から機銃掃射浴びたり、普通にひもじい思いをしたり、外地から命からがら逃げ帰ったり、といった辛い体験をしているものです。
しかしながら、大きな古時計のお爺さんは、どうもそういう目にあったことが無いようで、彼が生まれたときに買ってきた古時計も、空襲で燃やされたり外地からの帰還の際に紛失したりせずに、死ぬまで現存でした。もちろん、歌の中でも出征の場面などは出てきませんし、飢えた場面も出てきません。
私にとってはそれが不条理に思えて仕方が無く、この歌自体もとても空々しい感じがしていたのですが、私よりも10歳くらい下った世代だと、そういうことも思わなくなっているんでしょうかね?数年前、平井堅が流行らせたときも疑問だったんですけれど、お若い方々に一度聞いてみたい気がします。
と。