はてなキーワード: ベリーダンスとは
はっきり言って、私は独身者を見下している。
理由は、「自分がとっくにやり終わったことをまだやってるから」である。
オールで飲んだり、小さなカフェを貸し切ってDJごっこしたり、彼氏がいないときは合コンも行ったり。
金はないので、飲むときは家飲みかさくら水産か公園だったけど、それはそれで楽しかった。
海外旅行も行ったし、三ツ星フレンチにも行ったし、ホテルのスイートでシャンパンパーティーなんかもした。
勢いでベリーダンスを習ったり、なぜかスカイダイビングしたりもした(あれはもう二度とやりたくない)。
給料日前はやっぱり金がなかったので、せんべろ立ち飲み屋で安酒ひっかけるのも楽しかった。
でも、そんな生活も続けると飽きてくる。
飽きる理油は、単純な消費だからだと思う。
次の生産に繋げられるなら良いと思う。飲み仲間の縁で仕事をもらうとか、グルメ好きが高じて店を出しちゃうとか。
でも、私にはそういう才能なかった。
そろそろ次のステージに行きたい、と思っていたときに、当時の彼氏にプロポースされて、三十路前にめでたく駆け込み結婚。
その後長男と長女を授かり、復職し、今ではごく普通の節約ワーキングマザーである。
海外は新婚旅行以来行ってないし、フレンチは年に1回だけ(結婚式を挙げたホテルに結婚記念日に行くと半額になる)
レジャーは子供のためだけ。外で友人と飲むのは、月に1回あるかないかである。
とにかく今は子育てがすごく楽しいし、子供のためを思うと仕事も頑張れる。
で、ふと周りを見渡すと、三十路をすぎた独身の友人が、未だに「ワインを持ちよって女子会ー」とか言ってるのである。
えっ君たちまだそんなことしてるの?と驚いてしまった。
そんなの、私は27歳くらいで飽きたのに。
いや、さっきも言ったとおり、次の生産に繋げられるならいいのよ。でも、彼女たちは消費しているだけなのだ。
よく飽きないな。いや、実は飽きてるんじゃないの? 飽きてることに気づかないふりしてるだけなんじゃないの?
でも、見た目は自分の方が老けている感じ。
とある市民活動的な集まりに自分が参加したのが、知り合うきっかけだ。
知り合ってから、時々一緒にお茶してみたり、モロッコ料理のレストランでベリーダンスのショーを見たり、
もちろん、最初からそんなに頻繁に一緒に行動していたわけではない。
いつだっただろうか、彼女からマメに連絡が来るようになった。
そして、ある日の夕方。
デニーズで軽い夕食を一緒にする機会があったときだ。
いつものように、くだらない話題で会話を楽しんでいた。
ふと、会話が途切れた時、彼女が真剣なまなざしを僕に向けて言葉をこぼした。
「ちょっと前の話だけど、元カレと結婚して彼のもとに引っ越すつもりだったんだ。
それが、ねぇ。なんかね…」
話はここで終わってしまった。
自分もどう声をかけていいか分からない。
それから、彼女を見るたびに、どこか悲しさを背負っているように見えてしまう。
結果から言えば、行く事にしたんだけど、今もしょっぱい気分が残る。
■■■
何を思って自分を動物園に誘ったのか。
友達以上にもなっていない関係。
夜の動物園。
でも、見た目は自分の方が老けている感じ。
とある市民活動的な集まりに自分が参加したのが、知り合うきっかけだ。
知り合ってから、時々一緒にお茶してみたり、モロッコ料理のレストランでベリーダンスのショーを見たり、
もちろん、最初からそんなに頻繁に一緒に行動していたわけではない。
いつだっただろうか、彼女からマメに連絡が来るようになった。
そして、ある日の夕方。
デニーズで軽い夕食を一緒にする機会があったときだ。
いつものように、くだらない話題で会話を楽しんでいた。
ふと、会話が途切れた時、彼女が真剣なまなざしを僕に向けて言葉をこぼした。
「ちょっと前の話だけど、元カレと結婚して彼のもとに引っ越すつもりだったんだ。
それが、ねぇ。なんかね…」
話はここで終わってしまった。
自分もどう声をかけていいか分からない。
それから、彼女を見るたびに、どこか悲しさを背負っているように見えてしまう。
結果から言えば、行く事にしたんだけど、今もしょっぱい気分が残る。
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何を思って自分を動物園に誘ったのか。
友達以上にもなっていない関係。
夜の動物園。