はてなキーワード: しょこたん語とは
2001年 村上隆のSUPER FLAT展がアメリカで開催される。村上氏はこれ以前から活動している。2005年のリトルボーイ展ではオタク文化のきっかけはアメリカにあるという主張もしている。
2004年 中川翔子がブログを開始。オリジナルの言葉に加え2ちゃんのVIP板などで使われる表現を「しょこたん語」として広めたため反感を買う(これ自体は数年後の出来事?)。
2004年 電車男が書籍化。翌年には映画&ドラマ化。これらのメディアミックスの印税などはどこに行くのかが疑問視される。また2ちゃんねるにそれまでと違う層が流れ込み雰囲気を変えてしまったと言われる。
2005年 のまネコ問題。エイベックスがアスキーアートに「インスパイヤ」されたものとしてそっくりなデザインの「のまネコ」なるキャラクターのグッズを販売する。
2005年 とらぶる・うぃんどうず(OS娘)漫画化問題。ふたば☆ちゃんねる発祥のキャラクターが電撃大王で突如漫画化。しかし編集の上から目線の態度にふたば住民からは非難殺到。
2006年 アメトーークのガンダム芸人回に品川祐が出演。黒い三連星を黒い三連戦などと言い間違って批判される。
2009年 矢口真里がファミ通でコラム連載。他にもオタクキャラで売り出そうとして知ったかぶりを繰り返し、2ちゃんでコピペ化される。
2011年 カオスラウンジ騒動。ネット上のイラストなどを素材として作ったコラージュ作品などを発表し批難を集める。
2017年 真木よう子がコミケで自身の写真集を売るためクラウドファンディングを開始。コミケのマナー違反だとして批難を集める←★NEW!
他にもあったら教えてください。
最近、「はてな」が「人力検索はてな」及び類似サービスについてのアンケートを行った。
そのアンケートの中で、「人力検索」の類似サービスの利用経験についての質問がなされており、
さらに、類似サービスに比べて「人力検索の方が優れていると思う点」も質問されている。
人力検索はてなについてのアンケートです。26の設問にお答えください。
http://q.hatena.ne.jp/1232681135
単刀直入に自分の考えを述べると、「人力検索はてな」が他の質問・回答サービスより優れていると思う点は、
「この質問・回答へコメントを書く」という機能があることである。
一例であるが、「Yahoo!知恵袋」のこの質問を見てほしい。
2CH用語の「らめえええ」ってどういう意味ですか? - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1112019351
この質問は、googleで「らめぇ 意味」という検索語で検索すると、現在のところ3番目にヒットするウェブページである。
ベストアンサーに選ばれた回答は、こうである。
しかし、「ダメという意味」という部分は正しいものの、「らめぇ」の発祥元はしょこたんではない。
(もちろん、「しょこたんが時々使用している語」という狭義の意味なら、「しょこたん語」であるとも言えるだろうが。)
「らめぇ」は、ここに記載されているように、エロ同人誌から生まれたいわゆる「みさくら語」である。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%E9%A4%E1%A4%A7
http://www.paradisearmy.com/doujin/pasok6rm.htm
ここで、「ベストアンサー以外の回答」の1番目の回答を見てほしい。
この回答者は、はっきりと「エッチなマンガ」が起源であると正しく指摘しており、説明も丁寧である。
しかし、この回答は、事実としては最も正しいにもかかわらず、ベストアンサーには選ばれなかった。
理由としては、事実ではあるものの「エッチなマンガ」という表記によりイタズラであると思われたか、質問者が性的な回答に不快感を抱いたかのいずれかであろう。
この手の「質問・回答サービス」は、質問者が質問をし、回答を得られればそれで終わりではない。
解決済みの質問およびその回答を閲覧するユーザーも数多くいるからである。
質問が「人生相談」等、個人の価値観や思想が強く反映されるものであったり、質問者が満足すればそれでいい、という類の質問である場合には、とりたてて問題はない。
しかし、この「らめぇ」の例のように、質問内容が「事実調査」の場合、間違った回答がベストアンサーとして選ばれてしまうと、それが間違ったまま「事実」として広くネットユーザーに流布してしまうことになる。
ここで効果を発揮するのが、「人力検索はてな」のコメント機能である。
もし同様のことが「人力検索」内で発生しても、後にこの質問・回答を見たユーザーが
「いや、これはエロマンガが起源というのが正しいんですよ」「しょこたん語ではありませんよ」と指摘できる。
指摘するだけでなく、実際にソースとなるURLを貼り付けたりも出来る。
コメント欄によって、事実誤認をした回答がそのまま流布する危険を回避することができるのである。
もちろん、「Yahoo!知恵袋」「教えて!goo」共に、質問者・回答者以外の第3者が、回答に対する評価を行えるサービスは存在する。
それが「Yahoo!知恵袋」における「この質問・回答は役に立ちましたか?」という「お役立ち度」投票であり、
「教えて!goo」における「参考になった」という投票システムである。
実際に、上記の「らめぇ」の質問については、25人中 5人のユーザーのみが「役に立つ」と評価しており、
裏を返せば、これは25人中20人からは「質問・回答が役に立たない・正しくない」とみなされていることがわかる。
しかし、このシステムでは、「役立つ・役立たない」「参考になる・ならない」という意を表明できるのみで、具体的にどこが間違っているとか、どこを事実誤認しているとかいう指摘を行うことは出来ない。
解決済みの質問を閲覧したユーザーは、「どうもこの回答の信憑性は低いらしい」ということはわかっても、具体的にその回答のどの部分が信憑性を下げているのか、では正しい回答とはどのようなものなのか、ということがわからず、また自分で一から調べることになってしまう。
そもそも、ユーザーが過去の質問を閲覧するときに、この投票の結果に注目するかは疑問である。
質問と回答の文章だけ参考にして終わってしまう、というユーザーも多いだろう。
ちなみに、「Yahoo!知恵袋」には、ベストアンサーを第3者の投票で決定するというシステムも存在する。
しかし、いずれにせよ、質問者が自らベストアンサーを決定すると決めてしまえば、第3者がその判断に介入することはできなくなってしまう。
さらに、「人力検索はてな」では、望んだ回答がつかずにキャンセルとなってしまった質問にも、コメントを残すことができる。
つまり、的確な回答がつかずに質問者があきらめてしまい、未解決となってしまった質問でも、
後にその質問を閲覧したユーザーが回答を補足することが可能となっているのである。
「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」のようなコメント機能のないサービスでは、このようなことは不可能であろう。
ウェブ上の質問・回答サービスは、質問者が意図せずとも、質問者だけが参考にするものではない。
一応断っておくと、もちろんこの点に質問者の落ち度はない。
しかし、後にその質問・回答を参考にし、事実調査をしようとする人にとっては、事実誤認をした回答がベストアンサーに選ばれていると、かなりの不利益となってしまうのである。
この場合に、第3者からの補足を可能にし、その問題を解決するのが、コメント欄ではないだろうか。
コメント欄は、質問者のためのサービスというよりも、解決済みの質問を閲覧する後の利用者に優しい機能なのである。
そのような機能を持っている「人力検索はてな」は、事実調査においてはとても優れた質問・回答サービスといってもいいだろう。
最後に、これは「事実調査」に関する質問に限った場合であると改めて注記しておく。