はてなキーワード: 娘子とは
あら、日本語覚えたて?
言われてみるとたしかに「〜から」の用法って一つだけじゃないから勘違いするのも無理ないかも。
[格助]名詞・活用語の連体形に付く。また上代では、助詞「が」「の」「のみ」にも付く。
㋐空間的起点、出所を示す。「目―大粒の涙が落ちた」「本人―直接話を聞く」
「波の花沖―さきて散り来めり水の春とは風やなるらむ」〈古今・物名〉
㋑時間的起点を示す。「会議は午後1時―始める」「朝―強い風が吹いている」
2 経由する場所を表す。…を通って。…に沿って。「東京を出て、名古屋―京都へと向かう」
「人の親の娘子児 (をとめこ) 据ゑて守山辺 (もるやまへ) ―朝な朝 (さ) な通ひし君が来ねば悲しも」〈万・二三六〇〉
3 理由・原因・動機・根拠を表す。…のために。…によって。「操作ミス―事故が生じた」
「恋草を力車 (ちからぐるま) に七車積みて恋ふらくわが心―」〈万・六九四〉
7年前、当時まだ19歳だった娘が結婚したいと言い出した。
大学に進学したばかりなのに何を言ってるかと最初は真面目に受け止めなかったが
冬休みに入ってすぐに突然相手の男と共にやってきて「娘子さんとの結婚を許してください」ときた。
そうなると叩き帰すわけにもいかず話だけは聞いてみようと思ったが、
「仕事は何を?」の最初の質問での答えがフリーターだと言う。しかも年齢29歳。
「ご両親は何をしている人なのか」と聞いたら「10年近く実家には帰っていないので知らない」と言う。
で、よく聞いてみたら大学を中退したことが原因で勘当されたんだそうだ。
中退しただけではなく、勘当までされたのなら他にも何かあったんだろうと思ったが
もうそれ以上聞く気もしなくなった。
とにかく娘には大学をきちんと4年で卒業しろ。話を聞くのはそれからだと告げた。
相手の男には「不愉快かも知れんが、娘を持つ親の心情を察してほしい。一応君のことは調べさせてもらう」と言った。
途端にオドオドしだしたので、何かあるなと思った。
速攻興信所の門を叩いた。
すると特に犯罪とかそういった経歴は無いようだったが、大学中退どころか高校中退だった。
しかも年齢は38歳だった。若く見えるにもほどがある。
確かに見た目はイケメンだった。若い頃ならジャニーズにも入れそうな、堂本光一似。
正直、娘の男を見る目のなさには軽くショックだった。
年齢の嘘が一番ショックが大きいようだったが、逆にそれで目が覚めたと言ってた。
その後はちょっとした男性不信に陥ったらしく(妻談)勉学一筋。
27歳になった娘は今春挙式する。先のことは分からないが、とりあえずは真面目そうな好青年に思える。
やれやれ。