「ケルト語」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ケルト語とは

2023-10-13

https://anond.hatelabo.jp/20231013133845

フリーレンはドイツ語だったからすぐバレたけど、一見凝ったオリジナル名前でも,詳しい人が見たらケルト語だったり古ゲルマン語由来だったりしたら結局一緒って気がする。

完全なオリジナルなどほとんどありえないのだからある程度は割り切らんとな。

2017-10-05

anond:20171005132603

本人じゃないが、マジレスすると口上のリズムを整えるためだし、そもそも生物和名標準和名)なんてどこにも書いてない

ちなみに、参考までにどうぞ

属名"Pinguinus"の通り、本来はこの鳥が「ペンギン」だった。古くからウェールズブルターニュの人々はこの鳥を"Pen-gwyn"と呼んでいた。この語は古代ケルト語で「白い頭」を意味し、頭の白い斑点に由来した呼称である。また、ラテン語では"Pinguis"が「脂肪」を意味し、呼称はこれに由来するという説もある。後に南半球オオウミガラスに似た鳥が次々と見つかり「南極ペンギン」と呼ばれたが、本家ペンギンであるオオウミガラス絶滅した今となっては、それらが単に「ペンギン」と言われるようになっている。(レトロニムと逆の例)

オオウミガラス - Wikipedia

なお、学名の種小名" antarctica "は南極意味する。現在日本において南極ペンギンといえばコウテイペンギンアデリーペンギンであるが、第二次世界大戦前に日本南極ペンギンといえばヒゲペンギンを指していた。このため、「ナンキョクペンギン」の和名で紹介している書籍も、当時は存在した。

ヒゲペンギン - Wikipedia

2016-05-04

Leicesterと書いてレスターと読む

ってまるでフランス語みたいに文字が飛んでんなと思った。

Leicesterは

(Roman) fort of the Ligore people

の意である

「-cester」はラテン語の「castra」に由来し、これがローマ軍の「砦(fort)」の意味である

「Manchester」とか「Lancaster」とかいろいろありますね。

「Lei-」は「ligore」であり、これはソアー川の昔の名前なのだが、

According to a suggestion due to William Somner (1701) the Soar river may formerly have been called the Leir, from Brittonic Ligera or Ligora, cognate with the French Loire.

ウィリアム・ソムナー(1701年)の提案によると、ソアー川はかつてLeirと呼ばれていたかもしれません。これはブリトニックのLigeraまたはLigoraからきており、フランスのLoireと同義です。

で、フランス語の「loire」の説明を見ると、

「ロワール」という名前は、ラテン語のLigerから来ており、ガリア語ケルト語)での川の名前「liga」の転写であるガリア語で「liga」は「沈殿物」を意味する。この単語は、ぶどう酒などの澱を意味するフランス語lieや、英語のleesとなった。「liga」は、インドヨーロッパ祖語の「横たわる」を意味する「*legh-」から来ており、この祖語は英語のlay、ledge、lawなど多くの単語の元となった。

ということらしく、つまり「legh」→「liga」→「ligore」→「leir」→「lei-」なのか。

一方で、

レイア(Leir)は、ジェフリー・オブ・モンマスの『ブリタニア列王史』に登場する、伝説的なブリトン人の王。その話はウィリアム・シェイクスピアの『リア王』の材源になった。レイア王の伝説ウェールズ神話海神スィール(Llŷr)の形からまり、後に歴史的背景が与えられたものと考えられている。

(中略)

ジェフリーの『ブリタニア列王史』では、レイアは父ブラドッドの後を継いでブリタニア王となり、ブリタニア王では最長となる60年間統治した。レイアはソアー川(River Soar)沿いにカールレイア(現レスター)という町を建設した。

であり、つまりどういうことだってばよ

古代ローマ時代にすでに砦があったんならレイア王の「カールレイア」は後付けくさいが。

ともあれ、レスター優勝おめでとう!

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん