2024-11-10

ストライクウィッチーズ平成オタクの死

ストライクウィッチーズ界隈が燃えている。

2022年以降、公式作品展開が完全に途絶え細々とイベントを続けるだけの存在となっていた本作品だが、それと同時期にイラスト原案担当島田フミカネがfantiaを開設。最上プランの加入者限定R-18画像掲載するようになった。

からパンツ丸出しの上に配信媒体では乳首解禁とお色気要素満載のコンテンツがついに本格的な成人向けに舵を切ったと初期は諸手を挙げて歓迎されていたが、近年は過激化が進み、設定を無視する(非ウィッチネウロイの巣を撃破する)・男がでしゃばるようになるなど、さすがにやりすぎではないかファンの中で訝しむ声もあった。

またシチュエーション相手が整備兵か軍の高官の二択と狭く、正直エロの内容としてはクオリティが高いものではなかった。

また、島田フミカネサイドも「あくまでも二次創作である」と釘を刺していたが、過去の単なる一枚絵が逆輸入されることもままあり、ファン層の中では公式設定のように扱われていた。

そんな中、先日著名なファンブログが「原作無視エロ生産マシーンと化した島田フミカネにはもうついていけない」との記事を上げ、それに一部ファン層が追従した。

とはいえ界隈の大半はエロ歓迎ムードであり「何を言ってるんだこいつ」で終わってしまっているが、私としてはこのような論調が出てきたことが意外だった。

平成の間は一般作品エロ堕ち・原作者が描くの成人向けイラスト美学のように語られており、それに意義を唱えたら袋叩きのような状態だった。

しかし今回、明確に拒絶の声が、しかもお色気コンテンツから出た。これには時代の移り変わりを感じざるを得ない。

思えば現代オタクは、「推し」としてキャラクターアイドルのように神格化してきた。そこに突然原作からとはいえR-18要素が投下されるのはアイドル性の毀損である

選民にも近い表現になってしまうが、令和オタクとして意識アップデートできたものが去り、平成に取り残されたものけが残ろうとしている。

平成に残ることを決めたストライクウィッチーズにもはや未来はないだろう。そして、このように死んでいくコンテンツは今後も増えると予測される。

時代の流れとはかくも残酷である

  • イラスト屋はイラストを書いているのであり、ストーリーだのコンテンツだのを外付けで供給されていた時期のが異常事態だった。 時代は過ぎたが、アップデートとは関係ないのでは。...

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