2019年の時点では掻爬法のみ23.5%、(電動/手動)吸引法+掻爬法が40.3%、(電動/手動)吸引法のみが36%となっている。(厚生労働省)
https://www.gender.go.jp/kaigi/senmon/keikaku_kanshi/siryo/pdf/ka4-3-4.pdf
吸引法と掻爬法を併用するのは子宮内に胎児の一部が残留するのを防ぐ目的がある。
ただ古い医師は掻爬法に慣れた医師が多いせいで吸引法にのみできないのは技術の問題がある可能性もあると私は個人的には思う。
また胎児が大きめの場合は、吸引法のみでは対応できないため掻爬法が併用されるのが通常のよう。
WHOが言う通り、吸引法より掻爬法は全体での子宮穿孔や子宮内胎児(の一部)残留の危険はたしかに高いが、
熟練した医師ならば掻爬法でも安全性が高いので、掻爬法だからといって必ずしも倫理観がない医師とはならないと思う。
また昔はそうではなかったかもしれないが、いまは中絶の際に麻酔が出来る医院がほとんどなのでは?そうすると懲罰的とは言えない。
世界的には時代遅れの掻爬法が日本では併用含めるとメジャーになっているのは、人工妊娠中絶がタブーとなっていた歴史から(たとえば10万件あたりの事故率※を見た際に)許容できるほど安全であれば方法までは話し合われなかったのではないか。
また中絶を多く手掛ける医師は、出産を手掛ける医師より地位が低く見られてた経緯が関係あるかもしれない。と産科医は語っている。(NHK)
https://heart-net.nhk.or.jp/heart/contents/14_1/index.html
現在は掻爬法は吸引法より医院の得られる収入が少なく、今後はゆっくりではあるが掻爬法のみの医院は減ると思われる。
中絶薬については、認可していないのは国なので産科医の問題というわけではないが
選択肢が増えるのが大事なので薬は認可されるべきと私は思っている。
ただ薬が認可された場合は不正出血の危険があるため経過観察が必要なのと、人工的に陣痛を引き起こして(痛い)子宮内の胎児を出す必要があるので入院が必要になる可能性がある。
上記のNHKで語っている医師は、これはこれで痛く、(麻酔有りの場合の掻爬法や吸引法と比べてだと思う)苦痛が大きいのではと話している。また仕事をしている女性は気軽に入院できない。
※掻爬法や吸引法は調べたら日帰りばかりヒットした。検索した限りでは掻爬法でも併用でも吸引法でも通常麻酔は使う医院が多い様子。
“医会実態調査における妊娠 12 週未満の妊娠(中絶の場合) 10万851 件のうち子宮穿孔件数は搔爬法 12 件、併用法6件、吸引法1件だった。”
“同様に遺残件数(胎児の体の一部などが子宮に残る)は搔爬法 166 件、併用法 107 件、吸引 法 20 件”
“大量出血数についても搔爬法6件、併用法 9 件、吸引法 2 件 ”p88
https://www.jstage.jst.go.jp/article/wsj/28/0/28_79/_pdf
堕胎手術の値段の高さだ。たぶん中絶薬が認可されたとしてもかなり高額になるだろう。
コンドームで避妊したとしても方法を間違えれば妊娠の可能性は上がる(つまり男にかかっている)。緊急避妊薬もまだ土日含め気軽に入手できるとは言えない。というか低容量ピル含め値段が高い。
少なくとも義務教育で避妊方法をきちんと教えないのであれば、避妊薬、緊急避妊薬や、堕胎手術は保険適用にすべきだと思っている。
日本の中絶は特殊なんだよな 薬のほうが死亡率低いのに懲罰的な手術にこだわる
anond:20240627202914 2019年の時点では掻爬法のみ23.5%、(電動/手動)吸引法+掻爬法が40.3%、(電動/手動)吸引法のみが36%となっている。(厚生労働省) https://www.gender.go.jp/kaigi/senmon/keikaku_kanshi/siryo/...
医者の利権だからな。日本の闇。薬でできちゃうと仕事がなくなるのと手術料が取れない。さすが中世ジャップランド。
薬は薬で、出てきた胎児を自分で確認しなければいけないのがな… ただ両方選べるといいなとは思う。
薬で下すならギョウ虫と同じなんだからいちいち孕ませた側の責任とか言われても困る