2023-10-26

収入の差があり過ぎて喧嘩した

同棲して2年になる彼女と大喧嘩した。

彼女手取り18万円。

おれは手取り32万円。

同棲当初、この収入の差を考慮して家計への拠出額を決めたのが間違いだったと思う。

20万程度の固定費があった。内訳は家賃半分、その他半分ってところだ。

このうち、5万を彼女が支払い、15万をおれが支払うことにした。

10万円ずつにすると、彼女が使えるお金は8万円になってしまう。20代の女子に8万円で生活を強いることは酷だと思った。

この按分は、彼女が最低限文化的生活を送ることが出来るように配慮したものだった。(なお、この配慮については伝達済みである

それぞれの収入に対して、上記拠出額だと、

彼女自由に使える額が18-5=13万、

おれの自由に使える額は32-15=17万になる。

しかし、ここからおれは更に5万減額されることになっている。

奨学金の返済で3万。一発逆転のため、資格予備校に通うために組んだローンの返済が2万。

よっておれが自由に使える金額12万円になる。

おれは2倍稼いでいるのに、使える金額彼女より1万少ない。

そんな状況が同棲してからずっと続いていた。

内心ふざけるなと思っていた。おれはCMをバコバコ打つような企業に勤めている。受験戦争も勝ち抜いてきた。週末の自己研鑽もかかさない。

しかし、彼女文化的生活を守るためだと割り切り、この不均衡には歯を食いしばって耐えた。

この頃から彼女の最低限文化的生活はおれが割を食うことで成り立っている」という意識が芽生え始めた。

おれは2倍稼いでいるのに、使える金額彼女より1万少ないことのストレスからいか収入を上げるかを考える日々が続いた。

そしてようやく最近、クビが飛びやす就業形態ではあるものの、手取りが倍の60万になった。

このときから、オレはクビになることを鮮明にイメージし始めた。

もし収入が途切れて彼女のみ1馬力になったら?家賃は?実家に帰る?友人にお金を借りる?消費者金融?いろいろ考えが巡った。

そして今日、書きかけの請求書何気なく覗き込んだ彼女から請求書に覆い隠すように背中を向けたおれは、サラサラ本音をぶちまけていた。

「これから収入は上がるが、いくら上がるかは言わないし、貯金額も言わない。金額を言うとお前は今の手取り18万という現状に危機感を持てない。もし今お前1馬力になったら家計死ぬ。だからお前は転職するなり副業するなり頑張らないといけない立場にある。今ここで金額を言うと、お前は今後転職もしないし副業もしないだろうから、おれが膝をついた時に家計崩壊すると思う。だから言わない。」

と話した。

あんたが膝ついたときはなんとかするしかいからなんとかするよ。今考えることじゃないじゃん。勝手不安になるなよ」と返す彼女に、

「2人なら良いかもしれないけど、子供がいたらダブルワークでなんとかできる手取り額じゃないじゃん今。風俗でもやるの?本業で増やしていかないと、なんとかならないよ?」と返すおれ。

収入未来に備える感覚、どちらもズレている彼女とは、今後どうなるかわからない。

自分で背負ったリスク相手にぶつけるおれは弱い。しかし、そのリスクを背負わせたのは稼いでいない彼女だ。

稼いでいないという罪を、こういう形で償わせていると思うと、罪悪感が無くなっていく。

  • 収入を伝えたら、彼女も負けずに働こうと思うかもよ?

  • 収入と女を見る目は比例しないが、我慢と不満は比例するんだな

  • 稼いでる女と付き合えば?

  • そもそも大して好きでもなさそう。別れたほうが速いんじゃね。

  • 彼女そんなに間違ってないよ普通に生活出来る というか手取り18万あれば二人ぐらい生きていけますよ?ましてや貯金があるならその間に失業保険で生活したり転職出来るでしょ? 結局...

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