2023-07-28

遠距離通勤・通学コーナーを見て時々虚しくなる

毎週金曜日の「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ」は好きな番組で、いつも欠かさず見ている。

特に遠距離通勤・通学」が好きで、降車駅や自宅を推理ながら見てる(因みに有名コーナーの開かずの金庫はあまり好きではない。何となくパターンが決まっているので…)。

通勤大人なので本人が好きでやってるんだろうしな〜って思うけど、学生が片道3時間近くかけて通学してるのを見ると、偉いねぇ〜親孝行だねぇ〜〜と老婆心ニョキニョキ生えてくる。

しか最近ふと思ってしまう。もしこの子達の経済状況や、親御様の金銭感覚が違ったらどうなっていたのかなと。

コーナーの流れとしては、

担当芸人が帰り道に同行

→道中で簡単雑談をしながら、どんな学校かや遠距離通勤・通学の理由のヒントを小出しにする

→自宅到着。帰宅後の様子を簡単に映す

→ご家族遠距離通勤・通学が決定した際の心境を伺う

→翌朝の通勤・通学に同行し、通っている学校遠距離通勤・通学の理由を明かす


こんな感じだ。

「ご家族遠距離通勤・通学が決定した際の心境を伺う」

このシーンで、遠距離通学の場合理由の一つに必ず「金銭的に親に負担をかけさせたくないから」が出る。

それはとても素敵だし、学生時代そんな意識が皆無だった私は大いに見習わなくてはいけない。  

しかし「定期代は奨学金から捻出」「駐車場代、駐輪場代も本人が払う」「途中駅で3時間アルバイトをして、終わってから遠距離通学再開」などを見ると、「駐輪場代の数千円くらい、出してあげられないのかな……」と思う時がある。

経済状況は家庭によりきりだし、大学生ならば成人しているので、「自分お金くらい賄え」という方針理解できる。

だが私は意地汚い人間なので、小型犬を3匹飼っているご家庭の子駐輪場代をバイト代で賄っている回を見た際「いや、犬のトリミング代を回してあげて!てか犬3匹も飼える余裕あるやん!」と心の中で突っ込んでしまった。

「いやいや何を言う。この子達は関東近郊だからまだいいだろ。実家地方で、どうしても東京学校に行きたい。でも経済的に苦しいから諦めざるを得ないか、オンボロアパート奨学金を掛け持ちしている子もいるだろう。」ともう一人の私が言う。


かに。そう考えると実家関東近郊にあるのは有利だし、実家で大好きな家族暮らしながら好きなことを学べるのは恵まれてるのか……。

いやでも「少しでも運賃を削る為に、学校前のバス停に止まるバスには乗りません!チャリで25分かけて駅まで行きます!」を見ると「…………偉いな。頑張れ」という気分になる。

なんか話がごちゃごちゃしたが、そんなこんなで最近純粋気持ちで見れなくなってしまった。

みんな通学中の熱中症には気をつけるんだよ………

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