2023-04-20

3人のこどもを持って思うこと

今、中学生男子のこどもふたりと、小学生男子のこどもが1人いる。

結婚したとき、こどもを持ってもいいかなと思ったのは、

こどもが好きというよりも、これまで世界に生まれほとんどの人類が持っていたから、

自分もどのようなことを思い、考えるのか経験してみたいと思ったから。

それを経験しないのは、死ぬときに後悔するだろうなと思った極めて消極的理由

そして、生まれからも、

こどもがとくに好きということもなかったし、

できたあとも、かわいいなと思うこともあったけれど、

こどもができて幸せとか、そういうこともとくに感じなかった。

家に、人間みたいなペットが来たなと思うくらいの印象で過ごしていた。

あるとき仕事飲み会で、年上のクライアントに、こどもについて聞かれて、

人生ゴールデンタイムで、いいな〜」

みたいなことを言われた。

「そうなんですよ、めちゃくちゃかわいいんですよ」

みたいな定型的な返答をしていたが、

心の中で、こいつもまた紋切り型綺麗事言ってるわと思って、

うんざりしたのをよく覚えている。

実際、こどもといっしょにいることで、

自分人生ゴールデンタイムになったなんてちっとも思わなかったから。

保育園問題や、共働きやら、自由が減ることなど、

大変で、うんざりすることも多かったし。

育児放棄という感じではなく、

まあ、フラットな感じてこどもと夫婦平和暮らしていた。

ふたりめと3人目が生まれときも、

また、新しいペットが増えたなと思うくらいで、

生活ふつうに続いていた。

しかし、大きな転機が訪れた。

3人目の男子が、あまりに人懐っこいのだ。

保育園にお迎えに行くだけで、大喜びする。

いっしょにゲームしたいと、毎日のように誘ってくる。

自分の好きなマンガも、興味持っって大好きになって、

いっしょに動画映画を見たりする。

ほかのふたり兄弟のこともふつうに好きなんだけれど、

そんなふうに求められ続けて、

だんだん三男にめちゃくちゃ夢中になっている自分に驚いた。

こんなに、こどもとどこかに出かけるのは楽しいのかと。

若いとき女の子デートしたときのような気分に近かったりする。

そして、家族みんなで過ごすのは、ほんとうにゴールデンタイムなんだなと。

ここまで来てやっと気づくことができた。

こどもは同じ両親からも、全然違う性格のこどもたちが生まれるし、

こどもだって人間なんだから、良くも悪くも、相性みたいなものもある。

うちがひとりっこや2人兄弟だったら、

こういう感情を知ることなかったのかなと思う。

から、こどもはちょっと多めにいたほうが、

その中に、長くいっしょに楽しく過ごせる

友達みたいに相性の良い子どもが生まれてくることもあって、

人生もっと楽しくなるかもしれないよ、そんな風に思ってる。

少子化問題にもちょっと貢献できるしね。

  • まずは三人も生んでえらい 子供に懐かれて幸せそうでなにより

    • ありがとう~ そんな未来が来るなんてまったく若いころ、想像しなかった。

  • オッサンかよ¥¥¥ こんなに、こどもとどこかに出かけるのは楽しいのかと。 若いときに女の子とデートしたときのような気分に近かったりする。

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