1.習得
男性は、何かを習得することが好きです。その対象は、重要なものや役立つものである必要はありません。そこに挑戦があれば十分です。
これに対し女性は、習得することで有意義な効果が得られる場合に興味を持ちます。
2.競争
男性は、自分が最高だと証明するために他人と競争することを心から楽しみます。
一方、女性は、ゲームに負ける(または別のプレイヤーを負けさせる)ことからくる悪い感情が、ゲームに勝つことからくる肯定的感情を上回ります。
3.破壊
男性は破壊することを好みます。大好きです。男の子がブロックで遊ぶとき、最もワクワクするのはタワーの組み立てではなく、出来上がったタワーをぶち壊すことです。
デジタルゲームはこの手のゲームプレイに適しています。仮想世界では、現実世界よりもはるかに大きな規模で破壊を行えるからです。
4.立体パズル
一般的に男性の方が女性よりも空間的な推理に優れていると示した研究が、いくつもあります。数値上の根拠はなくても、多くの人が、経験からこれに合意しています。
したがって通常、3D空間の操作を伴うパズルは男性の興味を強く引きますが、女性にとってはイライラさせるものになります。
5.試行錯誤
男性は取扱説明書を読むのが大嫌いだと、女性はよく冗談を言います。あながち間違いでもありません。男性には、試行錯誤して物事を学びたがる傾向があります。
ある意味、男性向けのインターフェースデザインは女性向けよりも容易です。なぜなら、男性は試さないと理解できないインターフェースを好むからです。これは習得の楽しみにも関係しています。
女性は現実世界と有意義な関連性のある娯楽を好みます。少女や少年の遊びを観察すると、少女のほうが、現実世界に強く結びついたゲーム(ままごと遊びやお医者さんごっこ、着せ替えごっこなど)で遊ぶ頻度が高いことが分かります。
これに対して、少年の方が空想上のキャラクターを演じる頻度が高いことが分かります。この傾向は、成人期も続きます。
7.肉体
女性は人間の感情の豊かさを探求する体験を好みます。男性にとって、感情は体験を構成する興味深い一要素ですが、それ自体が目的になることはまずありません。
恋愛表現の一方の端にあるのは恋愛小説です。これは恋愛の感情的側面に焦点を当てていて、購入するのは、ほぼ女性です。
もう一方の端にあるのは、エロ本です。これは主に恋愛の肉体的側面に焦点を当てていて、購入するのはほぼ男性です。