2021-09-15

文章を書くとどこか救われる自分が居る

はてな匿名ダイアリーに5年ぶりにログインした。

これで投稿するのは3度目だ。

2012年2016年に1度ずつ投稿していたみたいでその時も今と同じように、誰にも話せない悩みだけど誰かに話したい状態だったのだと思う。

別に相談内容を直接言わなくてもいい。ただ、悩んでいて辛いという事実を誰かに知ってもらいたい。なんなら「オレも今辛いよ」とコメントしてもらいたいのかもしれない。

からそうだけど、親しい人に心配をかけたくないからか本当に悩んでいる時は一人になって一人で乗り切るタイプだ。特に用事がなくても外に出て一人喫茶店でため息をつきながらコーヒータバコで心を落ち着かせる。夜は悩み事を忘れるために携帯の電源を切って飲みに行く。3件目にもなれば頭がぼやけて後は帰って寝れば朝までは何も考えずに過ごせる。

社会人になった当初は順調だった。他のやつより優秀だという自信もあったし、実際に多少なりとも仕事はできる方だったと思う。

しかし年々対人関係が苦手なことに気付かされてきた。

誰かと喧嘩したり、いじめられたり、嫌われたりするわけじゃない。むしり良い人だと思われているだろうし、無意識に良い人を演じてしまうクセがあって、何かミスが起こると途端に鬱みたいな状態になる。誰とも話したくなくなってしまう。

数日間家から出ず、誰からの連絡も反応せず、ただ暗い部屋にひきこもってどうしようか迷う。

連絡を返さなければ事態悪化するとわかっているのに、体が動かない。

よくいじめられている子が玄関まで行くけど学校に行くのが怖くてドアを開けられないとかドラマでやってるのを見たけど、そういうのは本当にあるんだなと大人になってから気付かされた。

対人関係が上手くいかいから、次第に自分から距離を置き始めたのは数年前。精神的に嫌なことがあると塞いでしまって、その後に謝るのも嫌になってきて、それならもう最初から誰とも絡まない生活にしようと決めた。

複数人飲み会にはもう何年も参加していないし、サシでの飲み会も年に数えるほど。コロナが広まって世間から会食やら飲み会が消えてむしろしかったりもした。

仕事をし始めた当時は立食パーティーなんかで一晩に何十人とも名刺を交換して話してたのが今では信じられない。数年前に最後カンファレンスに出席してその後のパーティーではあまりの辛さに5分程度で外に一人で飲みに行ってしまったほどだ。

いつからこんな変なやつになってしまったのか。小中高はいつも周りに金魚のフンと呼ばれる奴らが居て、自分が右に行くといえば皆ついてくるようなキャラだった。今じゃ自分からコミュニケーションを取ることを避け、すぐにふさぎ込んでしまう。

鬱なのか何なのか、一度病院で診てもらったら楽になるのかよくわからないけど、こういう人は世の中に結構いるものなのだろうか。

この文章を書いている間にもミスをした仕事についてのメールの通知がなっているけど、新しいタブを開こうとすると胃がキリキリして手が進まない。

これは普通なのか、それとも皆はすぐに開いて対応することが出来るのか。

開いて返信をしないといけないのはわかっている。今更どうしようもないので、誤って補填するしかないのもわかっている。けど、体が動かない。

そうこうしているうちに事態悪化していくのだけど、頭ではどうにかしないといけないとわかってはいるのだけど。

でもこうやって文章にして今の自分を書いていると何故か少し楽になる自分がいる。

冒頭で言った通り誰かに話せてるような気分になるからなのか、自分客観的に見れるからなのかはわからない。

ただひたすら文章を打ってると段々と少しずつ楽になる。

ここまで読んでくれてありがとう

次の1行を書いて締めたらメールを開こうと徐々に心の準備ができてくる。

そんなのどうってことないだろ、と思う人も居るだろうけど今の自分には何よりも辛い。なんでこんなことが辛いのかもわからないのがまた辛いんだけど、どうしようもできない。

うん、とりあえず開いてみよう。

うん、がんばろう。

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