ガチャよりも邪悪なシステム、それがチケット。MMOなんかには経験値2倍とかドロップ率2倍とか、そういう課金要素があったりする。チケットは後者に近く、ドロップ率が上がることは確かだが入手に関しての保障は一切ない。チケットを消費しても何も出なかったりする。
これがMMOならドロップ率増加とガチャは似て非なるものだ。期間限定の効率アップとなんらかのアイテムやらキャラやらを入手。求められる結果は似ているが、与える印象は違う。
しかしチケットはどちらかといえばガチャに近いシステムだ。周回1回分に対してドロップ率を向上させる。もちろん他のゲームと同様に入手の確定は保証していないので、1枚使用して何も入手できない。穿った目でみるとガチャの完全上位システムだ。
たとえばガチャであれば、手に入ったアイテムやらキャラの弱体化は難しい。大抵の場合はなんらかの補填とセットにした上で実装し、その上で場合によっては返金騒動が起こるレベルだ。
しかしチケットはアイテムが手に入るわけではなく、アイテムが手に入りやすくなる権利。故にチケットを利用して入手したアイテムはガチャと比べてもナーフしやすい。
ハクスラモンスターズにおいて、かつて一瞬だけ超優秀だと謳われたモンスターが居た。エルダーエルフ。敵に狙われにくいという特性を持ち、後衛で回復役として貢献するユニットだ。
単独では少し狙われにくいという程度なのだけど、このゲームには二つ名というシステムが存在する。入手したエルダーエルフは稀に同じダンジョンに出現する他のモンスターを能力を得ることがあるのだ。
そこでうまいこと他の狙われにくいユニットの二つ名が噛み合うと、誕生するのが敵対0%エルダーエルフ。他に味方キャラクターが存在している場合敵対0%のエルダーエルフは絶対に狙われない。
同じダンジョンにその2つの存在が同時に出現すれば容易に想像がつく組み合わせ。これが全ての能力からランダムでオプションがつくとかなら話はわかるが作者が選んだモンスターだけが出現するダンジョンなのだから当然想定内だと思うだろう。
けれど修正された。下限値が設けられていなかったバグという扱いで。
バグなら仕方ない。チケットを使っていたとしてもやむを得ないだろう。それがチケット期間限定販売+ドロップ率アップイベント終了直後のことでなければ。
悠長にイベントが終わってからの修正。100歩譲ってアップデートが間に合わなかったとして、次のアップデートで修正しますと告知すればまだわかる。しかしそんなものはない。
どうせこのゲームに毒されたユーザーはエルダーエルフがいなくてもチケットを買っただろう。それにエルダーエルフ以外にも優秀なモンスターは存在している。
けれどさぁ。こんな事をやってもドロップ率という過程を挟めばなんにも問題にならないんだね。手動探索効率アップは延々と自縄自縛でゲーム性を粉微塵にしてるのにね。
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こんだけ充実した内容はぜひ開発者に送ってやれ