2020-12-07

躁を経験した。初めてだった。共有したい。

「朝の引き継ぎ、何かやばいことを言ったような気がする」

予感は的中した。

どんな職種かは伏せる。お世話をする系。

夜勤入りた私に、同僚は「大丈夫?この仕事きつい?」と声をかけてきたた。

とんでもない。仕事楽しいし、人間関係も全く悪くない。こんなホワイト企業クズいていいのか、本当に感謝している。

その朝は「妙にハイテンション、声がデカかった」とのこと。

そして「睡眠導入剤を飲んでいることをベラベラと周囲に聞こえる声で誇らしく喋っていた」とのことだった。

ただ睡眠コントロールのために服薬していただけなのに、もう地獄である

そんな事があったのかと他人事の私に、同僚はまた眼を開く。

ハイテンションとは真逆の生き物、他人喧嘩したのは小学生最後

大人になってからの大声はカラオケルームのみ。

そんな小動物が突然、狂う、猛る。夜勤明けに。

さぞ同僚は怖かっただろう。

その漠然とした記憶が蘇ったのは昨日。

夜勤明けで退勤し、午前中はしばらく躁状態が続き、翌日は公休。

夜勤明けの午後から翌日まで、死んだように眠っていた。

死んだように眠ったことも、後で「そういえば」的な感じで昨日思い出した。

躁のその瞬間の行動中は、他人の目や社会性がぶっ飛ぶ。

身体本能と直結し、自分自我はそこに存在しない感じ。

(後でそうだったなとしか思えず、その瞬間は全く意識がない。無意識身体が動き、後で行動の記憶が蘇る感じ)

深く眠ったあと、ライン電話履歴、周囲の反応でふつふつと思い出す恐怖。

【~夜勤入り】

・朝5時から10時まで一人でまったりウィスキー。小瓶ストレート180ml。酒量はいもの事、夜勤入り当日に飲んだのは初めて。

・正午から夜勤入りまではいものように家事をこなしながらゲームネットサーフィン

夜勤入り~仮眠】

・仮眠までなんなくこなす

・眠れないので、いつもの数倍の睡眠導入剤を飲む。

・なんかやばい気がしたので、水もたくさん飲む。

【(躁)夜勤明け~帰宅

記憶がスッポリない。

【(躁)帰宅後~正午】

・知人に電話ラインしまくる。(翌日気づく)

・連絡をとったのは今まで連絡したかったが気兼ねしていた人。男女関係なく5人くらい。ある人には、「ずっとそのテンションだったら良いのに」と意図せずとも通常の私を全力否定

【正午~夕方

・気づいたら眠っていた。ちゃんと布団で寝ていた。この時点では何も気づいていない。

夕方~翌朝】

・軽く夕食を取り、ネットサーフィン。いつもの時間眠る

【翌朝~】

・前日に連絡をとっていた人たちから引くほどの反応に驚く。電話ラインもいつもは帰ってこないのにわんさか届く。

それも心配ではなく、「あなたと話したい」というテンションで。

意図せずとも通常運転自分の魅力の無さに落ち込む。

また、この時、あの朝テンションのヤバさと、夜勤明けもヤバかった記憶が紐付けられる。

芋づる式に、「なんかやった気がする。その時の事を考えると、ソワソワする」という感情が湧き上がり、色々断片的に思い出す。

足元がふらついていた記憶、帰りに電柱に肩を思い切りぶつけた記憶が蘇り恐怖する。

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