本年に入って2回、営業電話を受けている。家が契約しているケーブルテレビの顧客リストが漏れているのか、1回目はCATV業者を騙り「中の回線がNUROに改修されるので」などと嘯き「プランを変更されますか?」ときた。契約者本人でなくても分かる浅はかな手口、唯一自分が会話スキルEであるため後日かけ直させることになった。後日電話がかかってきて断りを入れたら「わかりました、結構です」とガチャ切りをされた。CATV業者だったら「現在契約中の顧客に対して絶対言わない言葉」なの分かってるのかなあ…
2回目はつい先日。流石にCATV業者を騙らなくなったが(声の限り前回と同じ人)、地域にNUROの工事が入るので、良かったら…と現在どれくらいの速さで契約されてますか?と聞いてきた。うちは2Mbpsだと素直に答えたら「え?」と…電話越しでも分かるほど焦っている。いや、多分この場合の正解は「でしたらNURO光にしていただければ段違いですよ!」ぐらいだろうが、2メガ?と聞き返してくるものだからそうだと答えるしかない。それが普段出る速度かとも。いや、ベストエフォートだから普段はもっと遅いぞ…?結局本題に入らず撤退された。マジか、今時中学卒くらいなら普通に習ってると思うのだが…
NURO光は代理店にも営業活動をしてもらっているらしく、代理店が報奨金欲しさに電話をかけまくっている…だけならいいのだが、あまりにもレベルが低すぎてSONY(NURO提供してる)が何も考えずに丸投げしてるんじゃないか、教育に対するコストをケチって、一番安くできるアウトソーシングに頼っているのではないか?結果ネットで吹き荒れる悪評の嵐、擁護の声はただただ「速度が気に入った」その一点のみである。
Paypayの話。
上記のようなことを考えているついでに思い出した。PayPayがパイオニアと思われているが、一応アリペイが昔っからあったし、国内業社に限れば早かったのはOrigamiである。Origami大好きだった自分にとって、身銭を切るレベルが尋常ではなかったPayPayの乱暴とも思える施策の数々と、キャンペーン中に起こった数々のトラブルについてはかなり印象が悪い。サーバトラブルなどというクリティカルなエラーをアクセス過多で起こすという図式、本来であればサービス急拡大を喜ぶべきではあるが、あの大企業連合が鳴り物入りで作ったシステムがキャンペーン中にすぐ落ちるレベルの構成で大々的にCMを打って引き起こしたこととして自分には映っている。先にサーバ買え。
いつからかは知らないが、お金をたくさん持ってるとこが金の使い方めちゃくちゃ下手くそな気がしてきた。ネット時代だから…というのを抜いても、キチンとしたサービス基盤は大きくなればなるほど求められるんじゃないのか。質に命かけてた人はどこに行った。
…ムラの出方がとにかく嫌だというはなし。