最近、口コミで人気が出てきて品薄状態になっているリングフィットアドベンチャー。発売日に手に入れて、頑張ってやってます。
このゲームを買った目的は、もちろん運動不足の解消とダイエット。
なんだけど、もうひとつの目的は、奥さんと一緒にゲームできたらいいなと思ったのもある。
うちは夫婦仲はいいんだけど趣味が全然合わなくて、自分はゲーム好きでインドア派、奥さんは外でジム通いという感じ。
普段はそれぞれ好きなことをやっていて、休みの日は一緒に出掛けたりするんだけど、たまには平日の家でも何かできたらいいなと思い、
このゲームはうってつけだと思って購入。
ゲームは予想通りとても面白く、楽しみながら体を動かせるようにとてもよく考えられていて、さすが任天堂という感じ。
ところが、奥さんにやらせてみるとあんまり楽しそうじゃない。特にアドベンチャーが楽しくなさそう。
え~、それ一番メインのとこでしょ!と思うのだけど、ステージ1の最初のドラゴ戦でゲームオーバーになると、もうあんまりやる気なさそうな感じ。
このゲーム、負荷設定をミスって体力不足でクリアできないというのはあるけど、ステージ1なんてほぼチュートリアルだし普通は死なないと思う。
最初の負荷設定はちょっと高めではあったが、奥さんは体を動かすのが好きで自分より体力もあるし。
どうもプレイ中の様子を見ていると、画面上の情報をほとんど意識していないようにも見える。技を出す時は画面の指示通りにやってるんだけど、
上げ下げのタイミングとか、画面上で親切なぐらい指示が出てるけどその通りにやってない感じだし、敵へのダメージが弱くてもお構いなし。
どうやらゲーム下手の原因はテクニックや体力以前のところにあるようだ。
普段の奥さんは多少天然ボケではあるけど、会社では仕事もできるようだし、コミュ力も高く、人のことをよく見ていて空気を読むのもうまいと思う。
それが子供でもできるようなゲームをうまくできないというのは、ゲームに対しての感受性というか、感覚自体が不足しているのではないか。
奥さんは子供の頃TVゲームを全くやったことがなく、まずゲームのお約束というものが理解できていない。
普通にゲームを少しでもやっていたらターン制バトルとか、ハートが自キャラのライフを表してるとか、敵キャラの上に出てる数字がダメージだとか、
そういうのは説明書を見なくても理解できるはずなんだけど、そのあたりから全然だめ。
それでも子供だったらゲーム自体が初めてでもすぐに覚えてできるんだけど、大人になるとその辺の感覚も鈍くなって、興味もないから覚えようとしない。
言わば、非ゲーム脳になってしまっているのではないか。そう考えると、TVゲームが身近にあった世代と、そうでない親世代で断絶があるのも当然ではある。
最近は親もゲーム世代なのでそういったことは少ないだろうと思うけど、そのようなジェネレーションギャップに近い感覚を同世代のパートナーに感じるのは、