俺は元増田のように他の分散SNSに詳しいそうな感じではなくMastodonしか知らないけれど、Mastodonの雰囲気ってTwitter黎明期のそれだよ。
Twitter黎明期はプログラミングとかに詳しい人が次々とTwitter運営へ何かを提案したり、より良いTwitterクライアントを開発していった。
Twitterの環境がどんどん良くなり人がものすごく増えた。
そこへ目を付けたのがマスコミだ。人の多くいるところは基本的に金が生まれるから。これは増田の言うとおり。
現在のMastodon、おそらくは分散SNS全体も、その雰囲気はTwitter黎明期のような感じだ。
プログラマーが多くて、そのソフトはインターネットに公開されており、プログラマーはバグや改善をプログラミングコードとして提案ができてしまう。
分散SNSは日々新たな問題が想定され、観測され、新機能が追加され、問題は解決される。
Mastodonや他の分散SNSは人が増えてもきっとTwitterのようにはならない。いくら人が増えても扇動を目的としたマスコミが参入しにくいんだ。
理由はマスコミがあまりにも民衆を扇動するような記事を配信し続け、実際に民衆が扇動されているとMastodonサーバーの管理者が判断したら、おそらく大手マスコミであれそのアカウントは管理者によってBANされる。扇動を更に煽るユーザーもろともBANされる。
Twitterではこのようなことはあり得ないだろうし、もし起きたとしたら大騒動になると思う。でもMastodonではそれが起きてしまう土壌がある。元増田が言うようにカジュアルにBANできる空気感がMastodonにはあるから。
Mastodonでも大手マスコミアカウントがBANされたら大きな話題となるだろう。それと同時に飛んでくるのは大手マスコミへ対する嘲笑のはず。
嘲笑の理由は実にシンプルなもので「あまりにもやり過ぎたね。ここはTwitterじゃないのに」というもの。
Mastodonは元増田が言うようにカジュアルにブロックやミュートが行われるけど、それと同じくらい気軽にサーバー管理者によるアカウントBANも行われる。その基準は各々のサーバー管理者によって違ってTwitterのように画一的に判断されるわけではない。
マスコミはセーフラインの判断が付きにくく、それでもマスコミが物凄く人の増えた分散SNSが諦めきれないのであれば、マスコミ自身がMastodonなどの分散SNSサーバーを持つことになると思う。
しかしマスコミが自社でMastodonをはじめても、各々のサーバー管理者によるドメインブロックという選択肢がまだある。
おそらくは将来的に分散SNSへは右や左へ偏った大きなサーバーが現れる(小さいサーバーなら既にある)。
そんなサーバーが現れたら多くの分散SNSサーバー管理者はドメインブロックするだろう。Twitterの悪夢を見たくないがために。
扇動するマスコミのサーバーと繋がってくれるサーバーはそんな偏ったサーバーくらいなものになると思う。勝手にそっちで政治論争やってろと多くの分散SNSサーバー管理者は考えるだろう。
そうだったとしたらユーザーは増えないんじゃね?
分散SNSはオープンなものだから分散SNSの機能を内包するWebサービスが現れるたびに人が増えるって特性があるんだよ。 ほんのちょっとずつちょっとずつ増えていって、おそらく何かの境...