私の推しは今勢いに乗っている。はっきり言って本人が思っているよりずっと人気があると思う。最近新規層も開拓して絶好調だ。
いいこと尽くめのようだけど、彼の人気に対して何かとキャパが足りない。落選落選落選。倍率が高いはずなのに絶対に外れないアルファオタクツイッタラー。広がるオタク間の格差。
余談だが、アルファツイッタラーさんは「積んで入ってるんでしょw」みたいな毒入りマシュマロに「自力で当ててます!」と言い返してるけど、積むか死ぬほど名義持ってるか関係者と繋がってるかのどれかでしかないような参加率なので余計なこと言わない方がいいと思う。せめて良席自慢くらい控えたらいいのに。私怨です。
私は運がない。一般発売なんてそもそも存在しなかったりあってないような界隈だ。ここぞというときには当たるとか、諦めなければ回ってくるみたいな夢物語は少なくとも私にはない。落選落選落選。落選が続くと次こそは当たりそうな気がしてしまう。そしてまた裏切られる。
落選のお知らせが届くといつも死にたくなる。今死ねばこれ以上落選のお知らせを見ることもない。でも私が参加できない推しのイベントが開催されるのも嫌だから推しにも一緒に死んでほしい、むしろこれ以上キャパ不足の推しのイベントが開催されないために推しに今すぐ死んでほしい、とまで思うこともよくある。
落選という言葉が大嫌いだ。ただの抽選のはずなのに、選ぶという字が入っているせいで、「選ばれたオタク」と「選ばれなかったオタク」に二分される。「選ばれなかったオタク」になったときに、自分が何か悪いことをしたからオタクでいることを拒絶されたような気分になる。推しにとって私はいらないファンなのだな、と。オタクをやりたい意志はあるのに、それを運営から拒絶される。仕事やお金の問題ならまだ自分の理由だから割り切れるけど、条件は整っているのに運営から拒絶されたらどうしたらいいの。選ばれないオタクを拒絶するくせに、CDやらグッズを買えだなんて虫のいい話があるものか。こちらを拒絶してくる相手に金を使ってやる義理なんてない。
推しは気がきくので選ばれないオタクの存在に対しても触れてくれる。でももう疲れたよ。口で言うだけならタダだよ。「来られなかった人も応募してくれてありがとう」の一言だけじゃもう持たない。
推し本人も倍率が高いことを感づいているのか、もっとファンの皆が平等に会えるような仕組みを考えたいと言ってくれた。でもそれ実現するのかな。プラチナチケット煽りをしたくて仕方ないような運営だからそんなの無いだろう。倍率ゆるゆる後列ガラガラのイベントをやる覚悟がありますか?せいぜい落選率が少しだけ下がるくらいだろうな。
私は、今からあるかもわからない「平等に会えるような」イベントに落選することが怖くて仕方がない。もう落選したくない。「平等に会えるような」イベントにしたとして、なお外れたら一体どうしたらいいのか。推しは今は当たらないオタクの存在を認識しているけれど、その仕組みが実現したら、それすら当たらないオタクの存在なんて消え失せて、「選ばれなかったオタク」は「存在しないオタク」になる。
推しは大好きだし応援している。でももう落選の文字を見たくない。楽になりたい。
落籤という書き方があるなんて知らなかった。勉強になった。
くじという字で落籤という言葉があるんだが無料IMEではでてこないからそうなってるだけ
うんち