借金があるのと無いの違いは、「家計上、負債があるか無いか」だけの違いでしょ?そんなの節約すりゃあいいじゃん。って考えてる人は三流以下だと言わざると得ない。
Twitterでも似たような奴がいたが、実に同じような考え方だった。
彼女がいるかいないかの違いが、SEX出来るか出来ないかの違いだけでしょ?オナニーすればいいじゃんと言ってるのとほぼ等しい。
借金を背負う事の最大のデメリットは、別に支払いで可処分所得が削られる事でも何でもなく、24時間借金の事を考えなければいけない状況に追い込まれる事である。
3か月先の事も想像出来ない。まずは今月の生活費でマイナスを出さない事が最優先であり、それ以外は二の次どころか五の次くらいになる。
毎月毎月Excelで家計簿を組んで、それ通りになるようにきっちりお金が動くようにしないと行けない。
当然ながら周囲の人間と話が合わなくなってくる。
飲み会なんてただの時間と金の無駄である。そんな金があるなら少しでもよいものを食べたい(外食という意味ではなく、おにぎり1個からお弁当とかそういう次元の話)
かといって「俺300万借金あるからさ。てへっ」という訳にもいかない。
買いたいものだって買えない。何も車が買いたいとかブランドものが買いたいとか言ってる訳じゃない。
人間誰しもストレスは溜まるが、それを発散する手段として「お金を使う」という選択肢が封じられる。一般人が街を楽しく歩いているとマジで呪いたくなるのは俺も経験してわかった。
ティッシュの買い替え一つもためらうようになる。
加えてどうやってこの負債の穴埋めをしていくかを考える必要がある
これは仕事でかかるプレッシャーの比じゃない。なんせ仕事は最悪逃げられる。病気と借金逃げられない(そんな自分は破産しました)
支出をどうやって減らすか、いらない物を売って今月のマイナスをどうしのぐか。Excelを使って生活費の見直し。
半年間休みなしで仕事。平日は9時~25時まで働きづくめで、感情はほぼ殺して生きていた。
お前ら飲み帰りか知らんが、楽しそうに談笑するな。死ね(って当時は本当に思ってた)
10年間の借金生活を振り返って思うのは、毎月1万だろうと3万だろうと、支払いがあっても1年後を考えられる精神的余裕があるのであればそれは本当の債務者とは言わない。
「今日もいろいろあったけど頑張ったー」「明日もがんばろう」とか言いながら眠りにつける奴は論外だ。
本当の借金漬け生活とは3か月後の事すら考えられない人の事を言う。借金で頭がいっぱいでいっぱいで先の事が考えられず、まずは今月の生活費をどうしようかと、もがいてる奴らが本当の債務者だと思う。
当時俺には2か月以降先の予定は存在しなかった。生き延びるか死ぬかのどっちかだった。
・・仕事帰りに同僚数人と意味もなく人生ゲームをやりながら、そんな事をちらっと考えてた。
ここにきてそんなこと言われても知らんがな底辺は爆サイにいってくれ