2018-10-05

恋愛むいてない

私は喪女。つまり彼氏いない=年齢。

今年の8月突然私の性欲が爆発した。毎朝起きてすぐに「セックスがしてえええ」となる。夜は火照って寝られない。もちろんセックスしたことなどない。あまりにも異性の接触がなさすぎて身体SOSをだしたのだろうか、とにかく私は焦りだした。彼氏を作らなくては!!

8月上旬

とりあえずネットで「彼氏作り方」で検索。今は3人に1人がSNS恋人を作ってるらしい。ティンダーとペアーズに登録。初めてびっくり!めちゃくちゃモテるやん!とにかくマッチしまくるし、可愛いと褒められまくる。もしかして自分って実は可愛いんじゃないかと自信がでてくる。(後から友達女子はみんなそうだと聞く。)

8月中旬

調子に乗って女磨きをしだす。雑誌をみて研究して服を買いまくる、デパコスダイエット美容院マツエクジムヨガカラコン、とにかくやれること全部やる。美肌のためにサプリ飲んだり、夜は12時までに寝るようにした。自分磨きっていいね、本当にやった分だけ返ってくる。肌はピカピカ、髪はツヤツヤ、服とメイクで垢抜けることに成功した。ただし、ブスのままである。小綺麗なブスである。でも友人からも綺麗になったと言われるようになる。

8月下旬

アプリの人とデートしまくる。コミュ症だが頑張った。とにかくたくさん会った。運がいいのか悪いのかヤリモクには遭遇せず、全員に2回目のデートを誘われた。

9月上旬

とにかく私は頑張り続けた。毎日自分を磨き、苦手なLINE電話をこまめに続け、最終的に絞ったA君とB君とデートを重ねた。気づいたら趣味映画読書もできなくなってた。

9月下旬

両方から告白された。この頃から私は苦しみだした。なんで私なんかが男の人を天秤にかけてるんだろう。どちらかを傷つけてしまう。というか今のままの自分で一生いるのは無理だ。だんだんブスになっていく私に幻滅するに違いない。捨てられて傷つきたくない。そんなことを思ったがセックスしたすぎてA君を選んだ。B君をLINEで振った時なぜか号泣してしまった。A君を選んだのは見た目がタイプだったからだ。

10月上旬

私はとにかくセックスがしたかった。もうセックスがゴールだった。はやく解放されたかった。映画読書も楽しくなかった。

私はデートの帰り道に「私ラブホテル行ってみたい」と震える声で伝えた。A君は無言で頷きネットで調べた近くのラブホに行った。とにかく緊張でいっぱいだったがこの衝動から解放される喜びもあった。

さあ!待ちに待った!セックスであるエロ漫画で散々夢見たセックスAV勉強したセックスしか事件が起きた。A君のち○ぽは勃起するどころか萎びたままではないか。私は焦った。口ですれば大きくなるかと処女ながら頑張ったが反応しなかった。A君は童貞だった。勃起しないことと童貞なことが繋がるかはわからないが私の目には涙が溢れた。こんなに頑張ったのに、私がブスだから魅力がないからできないのか。我慢できずにベットで泣き崩れた。A君もごめんごめんと泣いてた気がする。そこからお葬式のような雰囲気で帰った。帰り道A君に別れようとLINEを送りブロックした。

それからメイクも落とさず我慢していたお菓子ピザを食べ、夜更かしをして泣きながら映画を見た。大学も行かずに未だに引きこもってる。私は最低最悪な人間だ。性欲はびっくりするくらいなくなった。

A君ごめんね。

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