2018-05-19

NHKおはよう日本」内 足立区人権教育「性の学習」授業指導

人権教育「性の学習

日時 平成30年○月○日

時間目 ○年○組

時間目 ○年○組

時間目 ○年○組

時間目 ○年○組

時間目 ○年○組

業者 (2行黒塗り)

(1)単元名 「自分の性行動を考える」

           ~避妊中絶

(2)単元の目標

 男女参画社会基本法に示されているように、男女平等、男女の人権尊重されることを目標とし、いろいろな生き方理解し、視野を広げる。将来、特定パートナーと付き合う際、互いに尊重し合い、対等な関係を築けるための科学的な知識を得、態度を養う。

(3)単元設定の理由

 近年、若年層の性行動に伴う妊娠人工妊娠中絶性感染症の拡大などが社会問題となっている。全体の人工妊娠中絶件数は減っているものの、10代の割合は高く、特に中学校卒業すると急激に増えているのが現状である。10代のクラミジア感染率も極めて深刻な状況だといわれている。その背景には、若者の性行動を煽るような情報が氾濫する一方で、性に関する学習の不足から性交に伴う妊娠性感染症に関する知識自覚もないというのが大きな要因である

 中学生の段階では、性交経験率はさほど高くなく、多くの中学生にとって、避妊中絶問題自分たちの問題であると実感することは難しい。しかし、本校の地域ヤンママといわれる10代の妊娠出産の率が他区に比べ、非常に高く、まさに貧困と隣り合わせである高校へ行ってもやめてしまう生徒が多い。「避妊中絶」についてのアンケートを見ると、知識の乏しさが歴然としている。最後の砦となる中学校卒業をひかえ、確実に大人に近づいていく生徒に性の安全保障するための授業を行うことは大人として当然の義務である

(5)人権教育視点

 性的接触をした際、妊娠する可能性があるのは女性である。望まない妊娠をしないために、どのような行動が必要か、女性からだを守るためには女性自身だけではなく、パートナーからだと心を大切にできる行動が求められる。知識を得ることの大切さとともに、互いに助け合い尊重し合う姿勢を育てる。

(6)本授業の具体的なねらい

 ①パネルディスカッションを通して、中高生性的接触に伴うリスク自分たちの問題として捉える。

 ②避妊中絶についての正しい知識を獲得する。

 ②性のリスクを避け、安全な性行動を選択する力を培う。

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