客観的に見ればそんなことはないのだろうと思う。高校生の頃は、学校に行けば隣に座っている人から話しかけられ、それに返事をすることは多かった。自分から他人に話しかけることはあまりなかったけれど、部活や学校行事などで業務連絡をしたい時には普通に話しかけた。
それでも、友達が居ないという感覚が拭えない。特にTwitterというツールがその感覚を助長している。クラスメイト同士がリプライを送り合って会話を弾ませる中、自分は何もできない。そういう時とても息苦しさを感じてしまうのだけれど、Twitterさえ辞めてしまったら自分の居場所は本当にどこにも無くなってしまう。
学校での人間関係なんて辞めて好きな趣味を持つ者同士で関係を作ればいいではないか。そう思って趣味垢なるものをやったこともある。趣味垢をやっている時間は確かに学校では味わえない楽しさがあった。オフ会をしたことも2, 3回はある。
一方で、ネットだけで関係性を続けることの難しさも感じた。いつのまにかTwitterに浮上しなくなった人、趣味が変わって別のグループに属するようになった人、グループ内でトラブルを起こしてしまった人、様々だ。何より自分自身も受験が忙しくなって趣味垢を使わなくなってしまった。今考えれば高校生という時期に始めたのが間違いだったのだろうと思う。
去年、大学に進学した。大学では自己紹介をすることに苦手意識を感じてしまって、サークルに入れなかった。高校の時以上に人と会話をしなくなった。今考えれば大学が新しい友人を作るラストチャンスだったのかもしれない。でもそれが出来なかった。大学は高校と同じ最寄り駅で、エスカレーター式でもないのに一学年の半数がその大学に毎年行っているのだ。「線路の向こう側の大学に行く」とよく揶揄される。そんなわけで、高校の延長線のような感じで大学生活を続けてしまっている。
毎日大学とバイトに行くだけの生活。長期休暇中は大学さえ無い。当然友達が居ないという感覚はさらに強まった。Twitterで高校同期がリプライを送り合っているのを見て、不快感を覚えることも多くなった。
それでも一つだけ変化がある。それは声優イベントに通うようになったことだ。別にイベント会場で他人と話すわけでもない。一人でフラッと会場に入って、声優の話や歌を聴いたりして、終わったらすぐ帰る。それだけだ。
ただそのイベント会場に居る時間だけ、友達が居ない感覚など自分のことをすっかり忘れて、声優を好きな気持ち、応援したい気持ちでいられる。その気持ちに半ば中毒になってしまって、今では毎週のように声優イベントに参加している。
結局のところ、これは身近できちんと友達を作る努力をしなかったことに対する代償行為なのだと思う。だけども、自分には声優イベントに通う以上に人生を豊かをする方法が分からない。
気持ちわかるなー まだ大学生活してるなら間に合う。大学は楽しいらしいぞ~ 社会に出ると全く友達という概念がなくなるから一人は見つけよう。同じ趣味だといいね
理系なら研究室、文系ならゼミがある、そこで見つければいい 俺は研究室でうまく行かなくて、結局友達はできなかったけど、増田なら作れる ゼミだと、高校の友達から聞く話では、合...