グラビアタレントの篠崎愛が韓国で大人気になっており、日本のネトウヨが怒っている。
曰く「篠崎愛は韓国人タレントとの密会写真を撮られて既に日本では終わった存在」とディスりまくっている。
それはそうと韓国関係なく篠崎愛はグラドルとしては日本では下火であった。
篠崎愛の人気のきっかけは2006年。14歳の時。個人撮影会での巨乳ビキニ写真がネットにアップされ、それが爆発的に拡散したことによる。
ロリ巨乳の理想をそのまま体現した写真は当時の社会に衝撃を与えた。その時すでに紗綾が12歳Fカップとして有名だったが、それとは別ジャンルの理想の顔立ちだったのだ。
しかし当時まだ中学生という年齢もありイメージDVDや雑誌の表紙などにはなっていなかった。
高校生になったあたりからイメージDVDを量産。だんだんと雑誌の表紙にもなっていき「グラドル」の代表格、トップグラドルになっていった。
2010年前後のグラドル・女性タレント界隈は、何でもかんでもビキニのイメージビデオ(IV)を出すような感じであった。雑誌メインのグラビアよりもIVの内容を競う状態。IVを出していればグラドルと名乗れる。そんな中で「ソフマップ」と馬鹿にされるグラドルも出てきたりした。粗製乱造でデビューさせることで、IVはグラドルとしての華よりも内容の過激さを競うものになっていた。
篠崎愛のIVは、業界がそういう状態でも内容が過激になることはなかった。極小ビキニは着ないし下乳は見せたことがなかったはず。アイス舐めや風呂掃除などのフェラチオ・パイズリもどきもしたことがないだろう。まさに古き良き健全なIVであったが、当時の過激なIVに慣れてしまったグラドルファンからは物足りなさを感じて、篠崎愛とグラドルとの間に溝ができ疎遠となっていった。
同時期に篠崎愛はただのグラドルからステップアップをもがく。アイドルグループを結成し頻繁にテレビ出演もするようになったが、かつてのイエローキャブタレントのように「グラビア→バラドル→女優」の階段をトントン拍子に登ることはできなかった。まだ若く、顔がロリすぎたためであろう。
こうして、雨後の筍のように若い新人が過激なIVを発売するグラドル界隈の事情と、弱小事務所でテレビタレントとして芽が伸びなかったこともあり、グラドルとして篠崎愛は埋もれていっていた。
そんな中、韓国での食事会の写真がネットに流れ、処女性を求められるアイドルとしての人気を失った。
2016年のグラドル界隈は、未成年タレントの過激なIVが問題視され、高校生のIVが販売停止になるなどの激震が起きた。同時にIV中心になっていたグラドルの活動も雑誌のグラビア写真メインに原点回帰しつつある。
25歳になった篠崎愛はロリから大人の女性にイメチェンし、上品なヌードグラビアにも挑戦した。昨今の韓国シフトの活動もタレントとしてのブランドを確立するためのものになるだろう。