2017-11-01

ひきこもりが外出したはなし

ひきこもり歴、5年目突入

今までコンビニカラオケ以外で外出したことはあまり無かったが、そろそろ本格的に外に出ないともっと恐ろしい未来が待っている気がしていた。

そこで、勇気を出しておしゃれな雰囲気のお店に行ってみた。

地元ではちょっと有名なカフェ

垢抜けた店員、楽しそうな女の子かわいいお菓子メニューが並んでいる...

普通の人ならすんなり頼めそうな注文も、セルフサービスコーヒーカスタマイズをしにいくだけでもかなり緊張して手が震えてしまった。

周りの女の子たちの会話が、時々妙に静まり返る瞬間があったので、ひょっとしたら自分バカにされているんじゃないか不安にもなった。

実際に見た目だってニキビだらけで太り気味の上、挙動不審になっていてしまっている。店内では明らかに浮いていた。

(必要以上に自意識過剰なのはひきこもり典型的パターンだと思う)

外の世界自分があまりにもズレていることを実感させられた。

最近JamiroquaiとかNulbarich的なおシャンティー・シティーポップにハマっていたからって調子に乗りすぎた。

曲を聴いていて、あんな風にサラッと現実出来事をこなせる感じに自然となれているものだろうと思ってた。

よく考えたら5年も外に出なかったのに、すんなりいくわけがない。バカ。考えが甘い。

ひきこもりの人なら経験していると思うけど、家にいるときは「自分は外に出ても多分普通に過ごせるだろう」みたいな妙な安心感がある。だってずっと安全場所いるから。(もちろん全員がそういう訳じゃないけど)

そこで、実際に外に出ると緊張しまくりで、劣等感とあらゆるものへの自信の無さから人目を気にしてしまう...

それまででも自分は、対人恐怖症とかHSPとか社会不安障害とかうつ病とか色んな病気を探したし、ひきこもりになった原因も人間関係が嫌になったからというものだったので、余計に考えた。

でもなんだかんだで、個人的にはみんな似たようなものだと思う。病名をつけるだけで結局逃げてるだけな気がした。

とりあえず外に出て少しずつ慣れてきたら、バイトに応募してみる。

最終的にはカラオケ店や居酒屋で働いてみたいけど、今の見た目と態度では絶対に受かりそうにない。

3年後までに経験したい。

まずはハードルの低いバイトから探していこうと思う。

貯金もある程度しておかないとやばいし、DVDプレイヤー買って早くVシネマとか観たい。

あと、結局甘えっぱなしな所も改善したい。

...父さん母さん、本当にごめん。

もう少しだけ迷惑をかけさせてください。

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