2017-07-05

「怒りのロードショー」第10話が気持ち悪すぎる

http://comic-walker.com/viewer/?tw=2&dlcl=ja&cid=KDCW_EB00000020010009_68

世界村山くんを一方的に拒絶して終わるこの回

読んだ時吐き気を催した

作者は何を思ってこんな回描こうと思ったんだ???

村山くんはかねてから映画クソオタクあるあるキャラとして意図的な「疎まれ役」の立場であったが、こういう人間も一つの見方として許容される漫画なんだと思っていた

少なくとも俺はそう思っていた

村山はクソ野郎だが一本筋が通っている。彼は彼なりの美学や信じてる物があるんだというそういう部分には割りと好感を持っていた。

現にこの10話でも彼はそれを貫き通した。良く分かってない取り巻きメガネに対して「何言ってんだバカ 作品テーマメッセージ必要だろ」と言い切る彼は普通にかっこよかった

しか主人公含む他の誰もが「お前だけはねーわ」と全否定しにかかる

村山くんはそりゃ誰からも好かれるような人間では無いだろう

しか言動の節々からシェリフと本当は友達になって映画を語り合いたいんだと、読み手にはそう感じていたし、割りとそれまでの描写だってシェリフにとっては悪友ポジションみたいな描かれ方してたと思うんだ

でも第10話では、シェリフにとっては村山くんの事など何一つ友人とは認知していないという描かれ方をしていた

あんまりだ。


そしてクラス全員から存在を拒絶される上に暴力まで振るわれる。

シェリフには「自業自得だ」的な事言われるけどそこまでされなきゃいけないほどだったの?オーバーキルにも程がなくねえ?


何なんだろう

これってこの回の内容そのものに何かメッセージ性があったって事なの?

メタルギアソリッドVのヒューイの件みたいな「1984」のような全体主義風刺するような意味が隠されてたって事?

それともこの回自体なにかの映画になぞらえたパロディみたいな事なの?

まさか作者の純粋まっすぐな「セーギ感」で、「クズ野郎を懲らしめてやったぜwwスカっとするだろ読者???????」みたいな安直な考えで描かれたとは思いたくない。

こんな漫画スカッとしたと感じる奴とはマジで関わり合いになりたくない。

気持ち悪すぎるもの

「怒りのロードショー」始まったばかりの頃は普通に好きでした。

でも回を追うごとに「村山虐め」が露骨になりだして若干の気味悪さを感じた中でのこの10話、もう無理です。

映画には色んな見方があっていい、けど村山テメーはダメだ」というのがこの漫画結論なら僕はもうこの漫画生理的気持ち悪すぎるのでこれ以上読むことは無いですし単行本も買いません。

さようなら

  • 村山くん、最後まで折れてないじゃん。 なんでおまえのほうが折れちゃうの。 もともと容赦ない作品じゃん。 ジャージャービンクスのやつとか、まさみの姉とかさ、 つかどっちかとい...

  • はじめて読んだけど元々そういう不条理とか暴力のための暴力とかガロ的な漫画なんじゃないの 本当はドロドロした格闘漫画的なもの描きたいけど力量がないからたまたまこういういび...

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