2016-04-24

流行に向き合う、表現者

増田文学の不毛さ

君がどういう立場文章と向き合っている人間か分からない。プロアマチュアワナビかも知らないが、真面目に憤っているみたいなので、まぁ取り敢えず整理してみようか。

 

記事は以下の2つのテーマと、その結論にわけられる。

  1. 増田文学が嫌いである話
    1. 実体験を偽装したフィクションが多く、姑息に感じられる。
    2. 安易レトリックが、姑息に感じられる。
  2. バイラルとの向き合い方の話
    1. 話題になる=文章の力量がある」ではない。
    2. “本当にウケる文章”をやりたいなら、“本当の文章の実力”で勝負すべきだと思っている。

 

う〜ん、根深い。何が根深いって、君の自意識が、こじれてる。

居酒屋で飲み交わしたら、面倒臭いタイプだ。あなた文章に関わるプロもしくはプロ予備軍なら、2つの意味で深刻なので、珈琲でも片手に落ち着いて考えるべきだ。

  1. 文章構成が下手。(1)と(2)の論点を適確に整理して書くべき。ごちゃごちゃに書いている為、文章の焦点が定まらず、散漫な記事になっている。
  2. 流行に対する視点感情世間ズレしている。ネットにおいて売れる文章を嘆いても仕方が無い。それは世の流れだし、憤るくらいなら自己が満足する表現で勝つ他ない。それが、流行に対して創作者が取れる唯一の方法から

 

つまるところ元エントリで登場する「本当のバイラル」や「実力」や「力量」ってのは、

増田の考える本当のバイラル」「増田の考える実力」「増田考える力量」であって、それは世間一般で求められる表現とズレているんだな。残念ながら。

そんな悶々とした憤りを表現しようにも、「1. 文章構成が下手」なので、ちゃんと読者に伝わってないね。残念ながら。

 

あなた文章表現する者たりえるなら、解決方法一般的に3つしかない。

批評家になる」「自分の満足する表現で、世間勝負する」「不毛だと感じる場所から去る」である

少なくとも、元記事のような「増田文学不毛である事を下手クソな文章で嘆く」のは、誰にも影響を与えない愚痴の上、批評問題提起としても浅い。それこそ不毛だと思うね。

流行愚痴を言うようになったら、おしまい一歩前だ。

 

こんな不毛記事レスをした僕の文章も、まあ不毛なんだろうけれど。なぜ書いちゃったかというと、かつて自分が抱えていた感情に似たものを覚えたからだ。

もし君が文章プロを目指すなら、社会だの流行だのバイラルだの互助会など、そんな些末な事を屈服させ吹き飛ばすような、そんな文章勝負するしかあるまい。

それしか心のわだかまりから抜ける方法はないだろう。多くのワナビはそれに挑み、敗れる。しかし、真の表現者であるなら、不毛流行に憤りを感じるなら、そうせざるえないだろう。

 

君が次に何を書くのかなんて、知ったことじゃあないけどね。

がんばれよ。

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