君がどういう立場で文章と向き合っている人間か分からない。プロかアマチュアかワナビかも知らないが、真面目に憤っているみたいなので、まぁ取り敢えず整理してみようか。
居酒屋で飲み交わしたら、面倒臭いタイプだ。あなたが文章に関わるプロもしくはプロ予備軍なら、2つの意味で深刻なので、珈琲でも片手に落ち着いて考えるべきだ。
つまるところ元エントリで登場する「本当のバイラル」や「実力」や「力量」ってのは、
「増田の考える本当のバイラル」「増田の考える実力」「増田の考える力量」であって、それは世間一般で求められる表現とズレているんだな。残念ながら。
そんな悶々とした憤りを表現しようにも、「1. 文章構成が下手」なので、ちゃんと読者に伝わってないね。残念ながら。
あなたが文章で表現する者たりえるなら、解決方法は一般的に3つしかない。
「批評家になる」「自分の満足する表現で、世間と勝負する」「不毛だと感じる場所から去る」である。
少なくとも、元記事のような「増田文学が不毛である事を下手クソな文章で嘆く」のは、誰にも影響を与えない愚痴の上、批評の問題提起としても浅い。それこそ不毛だと思うね。
こんな不毛な記事にレスをした僕の文章も、まあ不毛なんだろうけれど。なぜ書いちゃったかというと、かつて自分が抱えていた感情に似たものを覚えたからだ。
もし君が文章のプロを目指すなら、社会だの流行だのバイラルだの互助会など、そんな些末な事を屈服させ吹き飛ばすような、そんな文章で勝負するしかあるまい。
それしか心のわだかまりから抜ける方法はないだろう。多くのワナビはそれに挑み、敗れる。しかし、真の表現者であるなら、不毛な流行に憤りを感じるなら、そうせざるえないだろう。
君が次に何を書くのかなんて、知ったことじゃあないけどね。
がんばれよ。