近未来世界においてすでに当たり前になっている何らかの技術があり、それを一般人よりもずっと高いレベルで使いこなす人が主人公だったり敵キャラになったりする作品がよくある。
例えば攻殻機動隊で言えば、電脳化によって脳とネットワークが直結されている人間が大半の世の中で、義体と呼ばれるサイボーグ技術も普及していて一般人も部分的な義体を使う人は多いし、脳以外全身義体の人もたまにいる。軍人やなんかは特別に強化された義体を使ってスーパーマンのようなパフォーマンスを発揮したりもする。
そんな世界で主人公やその周辺の人々は、高度な電脳戦スキル(ハッキング能力)で他人の電脳に侵入し記憶を覗き見たり体を操作したりするわ、義体も特別製だからバイクで事故っても死なないしビルから飛び降りたりもできちゃうわでもう大活躍なわけですよ。
でもこれってさ、最先端な設備(軍や警察の特殊な部署、悪の組織など)がベースにあって、かつ世界最高クラスのスキルを持った人たちだけが大暴れしているからギリギリOKなわけであって、一般人までみんなそういうことをやりだしたら社会は大変なことになると思うわけですよ。
そんなことになる前に法整備はされてビルの屋上からジャンプしちゃダメってことになるだろうし、侵入されにくい電脳も開発されると思うけどそれでも一部の犯罪者やヤンチャな人々は止められないと思うので、そうなるといったいどうなるのかなーと。
今で言うところのスクリプトキディや、DDoSサービスに金を払って依頼しちゃう人、違法ファイル交換なんかがもっとパワフルになるようなイメージだろうか。
そういう、一般人を制御することができなくなった社会みたいなものを扱った作品ってなんかないのかなー?
それとも制御できなくなるというおれの妄想はあまり実現性が高くない(リアリティが無い)のだろうか。
いろいろ意見を聞きたい
現実世界でも個人が爆弾を作れるようになったりドローンを飛ばして何かしら悪用したりできるようになってきているわけで、特別な立場やスキルのない一般人の暴走が社会に与えられるダメージってのは技術の発展によってだんだん大きくなっていると思うのです。今以上に技術の進んだ近未来世界ではきっともっと大変になっているのではないかなあという気がする。
SF要素を含んだバトルものの作品ってたいてい「個人で社会を破壊できるような技術を悪用する一部の犯罪者やヤンチャな人々VS.最先端の技術を用いて悪人を倒す正義のヒーロー」を描い...
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https://www.youtube.com/watch?v=GhxqIITtTtU