2015-12-10

近未来SF作品さらにもう少し先の世界犯罪事情が気になる

近未来世界においてすでに当たり前になっている何らかの技術があり、それを一般人よりもずっと高いレベルで使いこなす人が主人公だったり敵キャラになったりする作品がよくある。

例えば攻殻機動隊で言えば、電脳化によって脳とネットワークが直結されている人間が大半の世の中で、義体と呼ばれるサイボーグ技術も普及していて一般人部分的義体を使う人は多いし、脳以外全身義体の人もたまにいる。軍人やなんかは特別に強化された義体を使ってスーパーマンのようなパフォーマンスを発揮したりもする。

そんな世界主人公やその周辺の人々は、高度な電脳スキル(ハッキング能力)で他人電脳に侵入し記憶を覗き見たり体を操作したりするわ、義体特別製だからバイク事故っても死なないしビルから飛び降りたりもできちゃうわでもう大活躍なわけですよ。

でもこれってさ、最先端設備(軍や警察特殊部署悪の組織など)がベースにあって、かつ世界最高クラススキルを持った人たちだけが大暴れしているかギリギリOKなわけであって、一般人までみんなそういうことをやりだしたら社会は大変なことになると思うわけですよ。

そんなことになる前に法整備はされてビル屋上からジャンプしちゃダメってことになるだろうし、侵入されにくい電脳も開発されると思うけどそれでも一部の犯罪者やヤンチャな人々は止められないと思うので、そうなるといったいどうなるのかなーと。

今で言うところのスクリプトキディや、DDoSサービスに金を払って依頼しちゃう人、違法ファイル交換なんかがもっとパワフルになるようなイメージだろうか。

そういう、一般人制御することができなくなった社会みたいなものを扱った作品ってなんかないのかなー?

それとも制御できなくなるというおれの妄想はあまり実現性が高くない(リアリティが無い)のだろうか。

いろいろ意見を聞きたい

現実世界でも個人が爆弾を作れるようになったりドローン飛ばして何かしら悪用したりできるようになってきているわけで、特別立場スキルのない一般人暴走社会に与えられるダメージってのは技術の発展によってだんだん大きくなっていると思うのです。今以上に技術の進んだ近未来世界ではきっともっと大変になっているのではないかなあという気がする。

  • SF要素を含んだバトルものの作品ってたいてい「個人で社会を破壊できるような技術を悪用する一部の犯罪者やヤンチャな人々VS.最先端の技術を用いて悪人を倒す正義のヒーロー」を描い...

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    • 第一に一般人に行き渡る前に政府が規制するハメになる。 たぶん業界団体とかが「一般市民が最新技術を行使することは憲法に定められた権利だ!」とか言ってロビー活動をして ある程...

  • 例えば攻殻機動隊で言えば、2902光学迷彩は限られた組織しか使えないわけで、 高度な技術が発達した分だけ、その技術を誰が使えるのか制限する社会基盤も発達すると考えるのが自然な...

  • 現実の社会に置き換えてみればわかるが、テクノロジーってのは一晩でいきなり全人類に行き渡るわけじゃないのよ たとえば最近の話題では「ドローン」があるが、あれもまだまだ高価...

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