フリクション滅ぶべし。
それはともかく、長い消しゴムの付いたシャーペンでペン先収納できるものを探している、できれば金属チャック。以下その理由。
私はシャーペンの後ろに付いている消しゴムはばんばん使う主義。屋外でメモを取る事が多くて、消しゴムなんて持って行ってられなかったからだ。そのとき持って行ったペンが『KERRY』とか『ジェットストリーム4&1』みたいな1000円超えのペンだったとしても容赦せずに後ろのゴムで消していった。
でもやっぱり後ろの消しゴムは小さいし消しにくいと思っていたら、本屋で見つけたのが
見た目はなるほどタフそうな黒いボディで芯のバリエーションも0.5、0.7、0.9とタフすぎてそんはない感じの品揃えだ、何よりこいつの特徴は後ろに付いている長い繰り出し式の消しゴムだ。これだ!このシャーペンなら屋外でメモを取り放題だ、と思った私は早速購入し(350円)、作業服に挿して作業場に持って行った。『TUFF』の消しゴムはさすがに単品の消しゴムと比べるとそれほど消しやすい方ではなかったが、メモ取りには必要十分で、わたしは『TUFF』を3年くらい愛用していた。しかし、いつかは必ず『TUFF』を手放す日が来るだろうという予感を強く持っていた、『TUFF』には大きな欠点があったからだ。
それは「ペンの真ん中からスポスポ抜ける構造なので、クリップ部を持ってペン差しから引き抜いたら上半分だけが抜けて、中のシャー芯を外にぶちまけそうになることがある」という欠点。正直買って数日で気付いてた、実際にぶちまける事は無かったのでだましだまし使ってたが、それくらい長い消しゴムは魅力的だった。
『TUFF』と別れるきっかけは私の身の上の方で起こった、職種が代わって今まで一年中作業服で良かったのが、Yシャツを着ないといけなくなったのだ。さすがに冬の12、1、2月ぐらいは上着を着るが、それ以外はYシャツ一枚の職場だ、でもメモは取るのでシャーペンをポケットに挿して持ち歩く。そうなると『TUFF』の新たな欠点として持ち上がってくるのがペン先、固定式のガードパイプだ。製図用ほどではないが3mmはある。これがシャツのポケットを突き破りそうなのだ。私は『TUFF』と別れる決心をした。
ちょっとネット調べて、「長い繰り出し式消しゴム」と「ペン先収納」の機能をもつこれを購入してみた、近所の文房具屋では売っておらず、説明しても最近じゃ『フィットカーブ』というとハサミの事だとしか思われないので通販で購入、届いた感想はう~む。
見た目がいかにも子どもの学用品だ、タフさが欲しい。あと分解して分かったが、300円クラスのシャーペンにもかかわらずシャー芯を押さえるチャックがプラ製なのだ、タフさがないよタフさが。機能的には足りているが一端保留で引き出しの中へ。
・『トンボ スピノ』
文房具屋の見切り品コーナーで見つけた、本来200円だが100で購入。「長い消しゴム」「ペン先収納」は備えている。が、ノックがサイドノック、ペン側面にあるボタンを親指とかで押すタイプな上に、透明プラの安い見た目、プラチャックときて、あんたMONO消しのトンボだろ?と思うぐらい消えない消しゴムであきらめた。見切り品だったので消しゴムが劣化してたのかも知れない。限りなくゴミ箱に近いペン立て行き。
新発売だったので買った、350円。「長い繰り出し式の消しゴム(やや細い)」は付いているが、ペン先は収納しない、むしろ『TUFF』より長い4mmの固定ガードパイプだ、なぜ買った。MONO消しゴム風味のカラーリングだったので消しゴムの性能を期待したのだが、それほどでもなかった、普通。棒状MONO消しの『MONO ONE』とも互換性なし、おまけに通常ノックが出来ず、本体を振るか多機能ボールペンみたいにクリップ部をノックして芯を出すという仕様、使えん。まあ分かってて買ったからね、引き出し行き。
正確にはコンビニで買った無印良品の『六角シャーペン』だが、まあ同じ物だ、300円。「長い繰り出し式消しゴム(細い)」は付いているがペン先収納は無し、でも以外と気に入っていて代打で使っている、ポケットには挿さないけど。普通のシャーペンのふりして、ガードパイプの根本がプラ部品で、それがどうやらシャー芯の滑り止めにもなっているらしいという変な構造、机の上に。
そんなわけで私の新しい相棒は今だ見つからず、ポケットには結局『KERRY』が刺さっている、キャップ式だからね。変え消しゴムもワンセット買ったし。しかしいつかは見つかると思っている
1.「消し味の良い長い繰り出し式消しゴム」
3.「Yシャツに挿しても恥ずかしくない見た目」
5.「頑丈さ」
これらの機能がそろったシャーペンが…ネットの集合知でどうにかなりませんかね?
(まだ試してない物)