2014-06-22

板挟まれてる

先日、会社の偉い人に呼ばれた。何事かと思っていたら、「あなたは、妊娠希望してるってことだったね? そのことなんだけど」と切り出された。要約すると、上半期は子供をつくるのを待ってもらいたい。ということだった。産休に入るなら、来年からにして、ということ。

私は特別優秀な社員というわけじゃない。けど、まぁ、中堅としては及第点の成績を出してくるので、今の部署メンバーを考えると、抜けられると計画が狂うから、ということなのだろう。

私もサラリーマンだし、偉い人の立場も分かる。そんなことを微妙な年齢の女に言わなきゃならないその立場には同情すら覚える。あなたの娘さんが私と同い年になって、同じ環境にあって、会社の偉い人にそんなこと言われてたら、あなたは父親として激怒するでしょうよ。私も冗談でも親には言えない。

でもなー…。ここで捨てる数ヶ月は私の人生全体に影響を及ぼす可能性があるわけで、承服しかねる。でもその場で考えがまとまらず、発言できなかった。「いやです」とかいう、子供みたいな言葉しかうかんでこなくて。

私は模範的社員じゃないし、昇進したいなんて思ってないので、言われたとおりにする気は全くなくて、申し訳ないけど自然体で行こう、と夫と話して決めた(結果として、偉い人に言われたとおりの展開になる可能性だってあるのだ)。けど、気持ちとしてはスッキリ解決といかない。子供は欲しい。だけど、産休育休を取るに当たって周囲の人々に多大なる迷惑負担をかけてしまうことは心苦しい。せめてちょっとでも迷惑を減らしたいと、影響を最小限に抑えたいと組織の一員として本当に思っている。けど、それを言い出したらそもそも…と、らちが明かない。計画どおりに進めれば必ず成果が得られるっていう類いのものじゃないし。

いずれにせよ、偉い人には、考えをまとめたところで、私の方から面談を願い出なきゃいけないな。

世の中の女性はどうやって乗り越えてるんだろうか。気が重いわ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん