はてなキーワード: 黒歴史とは
http://anond.hatelabo.jp/20080814041810
彼女のことはすぐに見つけた。
思えば何事につけても自信のない俺にもある、数少ない得意なことの一つが、彼女を見つけることだった。
人が何かに秀でる時、理由はだいたい二つしかない。
天分か。
あるいは努力か。
この場合の俺は前者ではあり得ない。「ある一人がいつでも自然に目に入った」なんて言ったら、まるで運命の二人みたいじゃないか。
そんなわけはない。俺は後者だった。自然に目に入るなんてことはなかった。
けれど、自然と目は彼女を追っていたから、いつでも彼女を探していたから。教室でも。移動教室の間の廊下でも。遠足の目的地に着いてからの自由時間でも。彼女の家にパンを買いに行っても。俺ん家の前は彼女が通うエレクトーン教室への通り道だった(でも彼女の家と教室の場所を結ぶと、この道はどう考えても遠回りになることが、俺の当時の幸せの一つだった)から、彼女の教室がある日は家の前で素振りをして待ってた。グラウンドで体育をやる時にはなかなかチームが一緒にならなくて大変だった(これがまた、本当に一緒にならない)。彼女を探すだけじゃなくて、自分のカッコいいとこも見せなきゃならないから男は辛い。
目の届くところにいるのなら、好きな人がいるのなら。近くにいる可能性があるのなら。他のものを映す余裕なんて、このただでさえちっぽけな二つの目のどこにもないだろ?
だから確信を持てた。最初は、彼女を見つけた瞬間は信じられなかったけど。でも、どんなにたくさんの人がいたって、どれだけ予想してない時だったとしても、彼女を見つけ出すことだけは外さない自信があったから、あれが彼女だと確信を持つことができた。そうでなければ、俺はその時見つけた子を彼女だとは思わず、見つからない何かを探していたかもしれない。
それでもまだ信じきれなかったのは、今までの人生で一番ブランクを空けて見た今の彼女が、俺の想像とはかけ離れてしまっていたから。
久しぶりに会った親愛なる馬鹿たちも、目にする友人たちも、その多くは五年前から、あるいは八年前から変わっていなかった。
彼女は違った。当時のままではいてくれなかった。
よく言うだろ?
変わらないか。
あるいは、失望するか。
彼女は変わっていた。
なら失望したのか。
違うよ。
きれいになってたよ。すごく。
この(その、でも、あの、でもなく、この、だ)感動は、とても俺には言い表せない。
悔しいことに、ああ、そうだ、よく最近のライトノベルなんかでヒロインを形容する時に、ハナっから「その少女は俺の語彙じゃ表現しきれないほどの美少女だった」とか描写しといて後はイラストに丸投げ、なんて物書きとしてどうかと思ってたけど。
どうしようもないくらい、きれいだった。その時俺が見た彼女を表現するのには、あまりに言葉が足りなすぎる。いいさ、この体験は俺だけのもんだ。誰にだって分けてやるもんか。それでいい。
彼女を見つけたのは式が始まる前。旧い友人と受付を終えた後、会場で空いている座席を探していた時だったから、近付く事はできた。
はずだった。
はずだった、けれど。
逡巡が生まれた。生まれてしまった。
気づくことがあった。あ、と思った。こりゃダメだ、と感じたんだ。
どうしようもなくきれいになった彼女は、どうしようもなく遠かった。
それは彼女の周りの席がもう埋まっていたからかもしれない。それは彼女に至るまでに立ちふさがるであろう人垣かもしれない。段差を上り詰めて、声をかけるだけという行為に留まることへの躊躇だったのかもしれない。それまでにずっと考えていた、話すべきだと思っていた言葉なんて、いざ本人を目の前にした時にはどれほど無力になるものかなんて、わかっていたはずなのに。
足をとどめさせたものは、なんだったんだろう。
それは彼女との純粋な距離、障害、段差、そういった、あまりにつまらなく、くだらなく、馬鹿げていた状況が積み重なっただけのものなのに。不思議と、俺の心臓だった、時間の重みをふっと軽くしてしまった。
近付こうとした。けれど、近付けなかった。はっきりとは、今でもまだわからない。
それでも。まだだ、と思った。
式次第は滞りなく進んだ。中学時代の担任からのビデオレターは、恩師らしい言葉だった。くたびれたポロシャツ姿で、だるそうに喋るのが恩師の喋り方だった。記憶と違わず、首もとの緩んだポロシャツ姿は、授業を受けたことのある元生徒達の笑いを誘った。
「『井の中の蛙、大海を知らず』という諺があります」
簡単な挨拶の後は、国語の教科担任らしく、諺をひとつ、贈ってくれた。
「あまり知られていないのですが、この諺には続きがあります。
それは、
『されど、空の青さを知る』
という続きです。
今の皆さんは、まだまだ世間を知らない。知らないことはとても多い。厳しさや、辛いことをこれから知っていくことになるでしょう。
けれど、今の皆さんは、空の青さを知っている。空の青さは、夢とか、希望のことです。
井戸の外に出ることになっても、その空の青さは忘れないでください。それは、失わないでください」
懐かしい声と調子を耳にしたせいもあるかもしれない。式の間は、くり返しくり返し思い出していたせいで、忘れようとしても記憶の根っこに刻み込まれてしまったことを、またくり返し思い出していた。中学時代のこと。
俺の中学は、まぁ、荒れてた。染め上げた髪にキャップをサトシ被りにして、原色Tシャツを中に着込んだ学ランの前は当然のように全開で、下げたズボンの裾を引きずり引きずり、下げた分だけ尻を丸出しにしたファッションの連中が、学年で両手足の数くらい。先生方の車はよくボコボコになっていたし、近場の店に行くと「△△中学の」という目線をこちらに配る店員が離れることはない。万引きし過ぎなんだよあいつら。盗みすぎでゲームショップが潰れたとかいう噂があったけどホントなんだろうか。俺たちの学年の階のトイレの窓ガラスは張り替えるたびに割られるので、遂に通り抜けフープになった。中で煙草を吸う連中がいたので、中が見えた方がいいということもあったのかもしれない。好意的に考えればだけど。
そんなよくある中学校の廊下の突き当たりの壁に寄り掛かって、俺は友人二人としょうもないことを話していた。なんの話をしていたのかは覚えてないけど、あの頃の俺とあいつらが話すことなんて、大体守護月天かパワプロの話だろ。
守護月天かパワプロの話をいつも通りしていたであろう俺たちの前に、のそり、のそりと近寄ってくる三人がいた。ガラの悪い連中の幹部(笑)と、その取り巻きの三人組だった。廊下をたむろして歩くのがルーティンというか、そういうのがかっこいいらしい。構わず話している俺たち三人に、「おい」と幹部が声をかけてきた。
「邪魔、どけよ」
ウチの中学が荒れ始めたのは、どうも俺の学年の一つ上くらいかららしい。三つ上の姉が「ウチの頃は全然荒れてなかったけどね」と言ってたからなんだけど。
で、俺は、その一つ上の学年のガラが悪い人たちには、まぁ、ヘコヘコしてた。小学校の時の野球部の先輩がその中にいたからってのもあるけど、タイイクカイケーなところのある俺には、年長にヘコヘコすることは身体に染み付いていたことでもあったし。
で、問題は、「増田はヘコヘコする野郎だ」と思い込んでる、タメのガラが悪いヤツら。
「邪魔、どけよ」
とか声をかけてくるヤツら。こちらが座っているのは廊下の突き当たりだ。その先に道はないのだから邪魔も何もない。構わず友人二人と話を続ける。
「おい、聞こえてんのか」
仲間に直前までその威力を自慢していたローキックを俺にガッシボカと浴びせてくる。俺をサンドバッグに見立てて、膝を立てて座ってるせいで一蹴りに付き脛腿脇の3Hit! 俺がのっそり立ち上がっても蹴りは続く。
タメに頭を下げる理由はなかったし、部活をやってる人間(俺)と部活をやらずにヤニ吸ってるだけの人間(ガラの悪いタメ)の体力差はいかんともしがたかった。
関係ない部分が長くなった。何が言いたいかというと、式の後にも彼女に会うチャンスがあって、それは中学の学年全体で開かれる同窓会だった。
が、その幹事として取り仕切ってたのが、そういうガラノワルカッタ連中なんだよ。しかも中心はあの日俺がのしちまったヤツじゃねえか。ああ、顔も合わせたくない。登校するたびに上履きの紐が焼かれて短くなってたせいで蝶々結びがうまくなったとか椅子で殴られた後に机を投げ返したとかどんな黒歴史だよ。
今ひとつ行くことに踏ん切りがつかない理由はもう一つあった。
この成人式で二人の友人に、そう、あの日守護月天かパワプロの話をしていた二人の友人に、許されるならば、一方的にだけれどこう呼びたい――二人の親友に、会いたかった。会って、話をしたかった。
けれど、会えなかった。一人は夢のために国を離れた。もう一人は、あまりにも俺が馬鹿だったせいで、離れていった。
俺から離れていった友人に、許しを請いたかった。でも、友人は来なかった。心残りだった。来て欲しかった。許してくれなくてもいい、話す機会を与えて欲しかった。それがたとえ自己満足だと自覚していても。
友人は来なかった。残ったのは単純な選択だった。
同窓会に行くことのプラスは、彼女と話す機会を得られるかもしれないこと。
同窓会に行かないことのプラスは、あいつらと会わなくて済むこと。そしてそれが、自分への言い訳になること。
秤にかけたら簡単だった、とは、なかなかいかない。
それでも、俺は行くことができた。その時には前に書いたもののタイトルの元ネタhttp://kittttttan.web.fc2.com/ez/light/died.htmも頭に浮かんではいた。それはとてもとても魅力的だった。ああ、ホント、それもいいよな……。
でも、行った。
ただ、行ってさえみれば、楽しいものだった。受付はあれらの中でも関係の薄いヤツがやっていたし、最初のルネッサンスさえ済ませてしまえば、後は気の合う連中と話をしていられた。昔から不思議と頭のおかしな……良いのが周りにいたもんだから、そいつらとこの歳になって話をしてみるとまた違った面白さがあった。
でも、意識はそこにほとんどなかった。
視界の端にちらちらと映る白。彼女はいた。来ていた。会場の中の端で見知った顔ぶれと花を咲かせていた。こちらの場所は、その反対側の端で入口とトイレにほど近いところだった。友人の肩越しに「ああ、いるなぁ」なんて思う自分をこうして思い返すと、やってることが一緒にいた頃と全く変わってない。人間、そう簡単に成長しないもんだ……。
そういうのもいいかもしれない。嫌いじゃない。だけど、ここに来たのはそうじゃない。そんなことで満足するためじゃない。
彼女が席を立ったのに合わせて、用を足すことを周りに告げ、立ち上がった。
「久しぶり」
一瞬目を一回り大きくしてから、柔らかい顔を作った――そういう感情が移り変わる過程がはっきり分かるところも好きなところの一つだった――彼女は挨拶を返してくれた。
「久しぶりだね」
鈴の鳴るような……あぁ、まぁ、いいや。久しぶりに聞くことになった俺の大好きな声は、どんな音楽よりも声優よりも優しく綺麗に俺の耳に響いた。すごいな。ああ、すごいよ。好きな人って、本当にすごいよ。
それぞれの席に戻りながら、短く言葉を交わす。俺のことわかる? わかるよ。増田こそどうなの。覚えてるから声かけたんだよ。そうだよね。そうだよ。どの辺りにいたの。……ここ。ああ、馬鹿、なんで俺の席はこんなに近いんだ。そもそもこんな離れたところに座るんじゃねぇよ。いや、来た時にはここしか空いてなかったんだっけ。なんで他の皆はあんなに早く来て席を取ってるんだ。うん……違うな……俺がうだうだしてたせいか……。
二言三言のやり取りの後、それじゃ、と別れた。まぁ、最初はこんなもんか。というか、それでもう、満足しかけていた。どんだけ好きなんだよ、俺。
それから二度、彼女は席を立った。さすがにその度同時に顔を合わせていたらおかしいので、「たまたま同時に席を立った」風を装うことができたのは最初の一回だけだった。彼女が席を立った二度の機会はうまく活かせなかった。慣れたヤツなら、こういう時にもっとうまく立ち回れるんだろうな……。だらだら酒とパサパサしたサンドイッチやらサラダやらに箸を伸ばす。なのはは常識だからとしきりに薦めてくる誰でも名前を知っているような大学に行った友人の話に適当に突っ込む。おまえCLAMPに一生付いていくって言ってなかったっけか。ツバサってまだ完結してないのかな。横ではこれまた誰でも名前を知っ(ryの医学部と理学部がぱんつじゃないから恥ずかしくないらしいアニメが首都圏でホットだとか新房の記号論だとかに熱くなっていた。TrueTearsを今晩コメンタリーすることに決まったようだった。それはちょっと……いや、正直参加したい……。で、お前はどうなんだと問われて、いくつか好きな作品を挙げた。作品を口にだしながら、ふと思うことがあった。前々から感じていたことではあったけど。
Astral。秒速5センチ。グレンラガン。御影作品。大好きなある作家さんの作品(本当に好きな、いや、大事なものって、決して誰かにそのことを言ったりしないものだよな)。挙げた時には言わなかったものもあるけど、そういうもの。終わってしまっている物語。
俺たちが関係のないことを話していても、時間は変わらず同じ間隔で歩を進める。ただ、人にとっては同じ間隔に感じられないなんてことは科学者が証明するまでもなく当然のことだった。彼女と同じ空間にいるだけで、時間はあまりに早く過ぎすぎる。彼女がいる。視界に彼女が収まっているだけで、どんなに楽しいゲームをしている時より、どんなに面白い本を読んでいる時より、どんなに書きたかった記事を書いている時より、時計はあっという間にぐるぐると音が聞こえそうなほどに早く回る。時折視線が重なって、手を振るでもなく、合図をするでもなく、笑顔を送るでもなく、ただ、そのそれだけの一瞬の交叉がたまらなく、どうしようもなく愛おしく感じられた。
死ぬならこの時だった。紛れもなく、この時だった。男って本当に馬鹿だよな。好きな女の子が、どんなものにも代えがたいんだよ。
時間は変わらず同じ間隔で歩を進める。その会が始まって終わるまでの2時間という時間は、これまでと同じように地球が12分の1回転する間だったのだろうけど。
それだけの時間が経って。会場から、人が吐き出される。俺は入口で、彼女を待った。
彼女が出てきたのは、本当に最後の方だった。声はあっけないほど普通に出たと思う。
「なぁ、○○」
「うん」
「写真撮ろう」
「うん」
俺の携帯をその場で一緒に待っていてくれた友人に託す。おい、ちゃんと撮れよ。頼むからちゃんと撮ってくれよ。それ、俺の宝物になるんだからな。一生ものになるんだからな。
隣で彼女が笑う。そのあまりに近い笑顔を見て、思いが、気持ちが溢れそうになった。なあ、○○。俺、お前に告白したよな。お前はもう忘れてるかもしれないけど。知ってるか。俺、まだお前のこと好きなんだぜ。笑っちゃうよな。馬鹿みたいだよな。告白したの小学校だぞ、小学校。中学校も一緒だったのにな。それなのに今、お前の横でドキドキしてるんだよ。嬉しいよ。つらいよ。幸せだよ。胸が苦しくて苦しくてたまらないよ。笑っちゃうよな。本当に馬鹿みたいだよな。でも、それでいいんだ。いいんだよ。
彼女の肩は俺よりも低くて、俺の二の腕と彼女の肩が一番近く、少しだけ触れるような間隔。お互いに近い腕で作るピースサインは中指同士がほんの少し重なるように。知らない名前の香水が僅かに漂ってきてて。互いの方へと傾けられた小首は、この上ない至福で。
友人の声と一際強い光を伴って、俺の携帯に、俺の人生で最も幸せな瞬間が、永遠に切り取られた。
「ねぇ、私のでもお願い」
「あいよー」
彼女もカメラを俺の友人に渡す。ごめん。嬉しかった。なんか知らんかったけど嬉しかった。それってつまり、俺の写真、彼女がこれから持ってくれる、ってことだろ? いいんだよ、どんなに小さかろうとキモかろうと。嬉しいんだからさ。
なんだこれフィルム巻いてないじゃん、とフィルムを巻き始める友人を尻目に、彼女が話しかけてくる。
「ねぇ、今、何やってるの」
「田舎で大学生やってるよ。卒業文集に書いたこと、相変わらず学校の先生目指してる」
「え? ××先生?」
「そうそう、俺大好きだったからさ」
「知ってるよ。私も好きだったし、実は今も年賀状やり取りしてるんだ」
「え、本当?」
ちょっと嫉妬。
「ほんとほんと」
聞かれたから、聞き返しただけだったけど。
「○○はさ」
「○○は、まだ、 を目指してるの?」
間があった。
「やだ、知ってたの」
「聞いたんだよ、お母さんから」
よく実家のパン屋行ってたし。
「で、どうなの」
「えっとね」「撮るよー」
気づけば、もう友人が今にもシャッターを切ろうとしていた。
「○○」
「ほら、笑顔」
パシャッ。
「ありがと」「あいよー」
「○○」
つまらないかもしれないけど、これが話の続き。俺のすべて。そう、これはきっと、終わってしまっていた物語。
どうしようもないほど俺は彼女のことが好きで、聞きたかったことも、どんなに重ねた想いも、伝わればと思った願いも、彼女がそこに、確かにいてくれることを実感した時には、大した意味を持たなくなった。
ありがとうと言って、俺は死んだ。たぶん、死んだ。彼女と自分のために生きようとした俺が死んで、すべてなくして、死んだような俺が、さよならと言って、これからを生きていく。すべてを失って、なにもかもなくしたのなら。0がたった0.1を為すだけでも十分じゃないか。それならこんな俺でも、少しでも、わずかばかりでも、彼女が生きるこの世界を綺麗にしたくて、それだけでも――十分じゃないか。ただそれだけのために生きる人間がいることを許されるぐらいには、きっと世界はまだ広い。
ひょっとしたら、俺が彼女以外の誰かを好きになることもあるのかもしれない。ないのかもしれない。自分が終わってしまったと思っていても、生きるのなら、今いる井戸よりも深い穴の中に落ちてしまうこともあるんだろう。そこから抜け出そうともがくかもしれない。それは無駄なあがきかもしれないし、あと少しのところでまた下に落ちてしまうかもしれない。這い上がったところを突き落とされるかもしれない。その穴から井戸から出てこられたとしても、また同じような暗闇に落ち込んでしまうことがあるのかもしれない。
それでも、空の青さを知った俺は、そうして穴に落ちたとしても、何度でもまた起き上がって、汚くなっても、生きていく。
それさえあるのなら。
たった一枚の写真を、胸に抱いて。
http://www.youtube.com/watch?v=2RPGcncoHC0
続きを書くつもりはなかったけれど、本文のような価値観を立たせたことと、「続き書け」と言って下さった方(id:tegi、id:yarukimedesu、id:gohki、id:chnpk、敬称略)や、文章自体に好意的な感情を向けて下さったと私が一方的にでも感じた方(id:mike_n、id:Lhankor_Mhy、id:neko73、id:hati-bit_punk、id:shAso、id:m-bird、id:hotch_botch、id:napsucks、id:makeplex、id:tyru、id:mimimu8、id:ukabu、id:MarHear、id:mae-9、id:yas-toro、敬称略)がいらっしゃったので、何、一人の人間のちっぽけな物語なぞ、あってもなくてもよかろうもん、と開き直って、ちまちまと書き進めました。そうか、半年経つのか。
idコールは気楽に使ってもいい(スルーされるのが当然くらいな勢い)みたいなので、少しでも何かを気にかけてくださっていたと私が勝手に感じた方にはidコールをお送りしました。どうぞスルーしてください。でも、あなたたちがかけてくださった言葉やタグで、私が嬉しく感じたことを、この場で伝えさせてください。
もはやジブリの黒歴史となってしまったゲド戦記(映画)。映画のゲド戦記の主人公のアレンは、どう見ても、少年犯罪の凶悪化を念頭に作られている。(原作は違うらしい)で、同じように、少年犯罪の凶悪化を念頭に作られている代表的なキャラが、エヴァンゲリオンの碇シンジ。一方は黒歴史、もう一方はアニメ界に歴史を作った大ヒット。何が違ったのだろうか。
まぁ、ぶっちゃけて言えば、ストーリーや時代を考えると何もかも違うから比較のしようがない、という意見ももっともなのだけど・・・あえていえば、ゲド戦記のアレンは「全く共感できない主人公」であるのに対し、エヴァンゲリオンの碇シンジは、「そこそこ共感できる主人公」なのだ。なぜって、アレンは、作品の冒頭で父殺しを行った上、その理由が映画の中でとうとう説明されないまま話が終わる。一方の碇シンジは、性格的な問題は多少あるものの、ちゃんと殺人行為に激しく抵抗する。同じようなキャラに見えて、やっていることが全く違うのだ。
結局、主人公に全く共感できない話というのは、受けないのだと思う。ゲド戦記は、アレンの父殺しの設定を入れなければ、まだ、救いがあったかも知れないのに、と思えてならない。
ついったーはじめて1ヶ月とちょっと。
フォローする勇気が出ない!出にくい!と、ずーっと思ってきたんですが、
ようやくその理由がわかった。(今までわかっていなかったのかっていう…)
自分が他人同士の馴れ合いに入りずらい。(他の人もそんなもんなのかな?という疑問点はある)
(自分にとって見ず知らずの人同士が)どーしようもない雑談で和気藹々とチャットしているところに、いきなり「はじめまして」って入る感じっていうのかな。うまく言えていない気がする。
2chみたいに、スレッドがあって1つの話題を中心にぶれつつ、キャッチボールするなら入っていけるんだけど、
なんかの雑談している中にいきなり入っていくことが自分は出来ない…。そのせいで学生時代は自分にとって黒歴史になっているんだけどねw
そう考えると、もしかしたら学校の友達付き合いのノリで、自分には向いていないのかなぁ。と思う。
書きやすいから、メモというか独り言感覚でこれからも続けていくんだろうけどw
というのをはてダとこっちでどっちに上げようか迷って、こっちにしてしまった。
はてダにのせてもだれも見ないからねぇw(書いたからには見て欲しい気がするもん!
はてブを見てみて意外と同じ意見の反応があってよかった。(反応みるために自分のはてブに入れたし!)
http://anond.hatelabo.jp/20090211135311
が、がんばってフォローするよ!
http://anond.hatelabo.jp/20090209204136
ここは、ついったーよりも2chに近い気がする(名前を隠しているせいでそう思うのかな?)
あと、文章が垂れ流しになっているからそう思うのかも、ついったーでいうと、ここに書き込む人を全員フォローしている状態?
ついったーだと、垂れ流すための文章を自分で探さないといけないんだよね…
http://anond.hatelabo.jp/20090211162032
あとはやっぱりフォロー、ふぁぼった?だけなのかなう
どうでもいいけど、用語とその前の文章は逆の方が読みやすかったかも…。
パッチとか出す金出せるほど売れてないような気がしますがどうなんでしょう?
いやー、すごいわ。PS3版出てねぇ!!プギャーなんていってた人たちがほほえましくなるぐらいすごい内容。
まぁ、PS3版が万が一出るにしても、UT3エンジンが不得意とするPS3がどこまで実現できるかは不明ですが。
とりあえず衝撃だったので適当に思ったことを書いてみた。
皆さんどう思います?ってほとんどの人にはどうでもいいかww
顰蹙を買う既存の360ユーザと、これから売るPCユーザ(およびPS3ユーザ)、どちらを優先するかを考えれば無理もない話だと思うが。
ラスレムの販売本数、国内13万本だっけ?確かに少ないとは言えない数字だけど、ほぼ一ヶ月後にPS3で発売された同ジャンルの白騎士物語が40万本突破して、いずれ出るであろうベスト版(安くなったやつ)を含めればハーフミリオンがほぼ確定状態だもんな。数字が答えを出しちゃってる。おまけに今年はFF13も出るんだろ?GT5も今年中に出るという噂もあるそうだし。そりゃメーカー的には「やっぱ360ではダメっすわ」という流れになるのは不可避だわ。
まさかGT5Pを超えるものが現れようとは考えもしなかった。
オンラインカーライフシミュレータを冠しておきながら発売直前でオンラインサーバ立ち上げを延期し、
事前に語っていた機能がほとんど実装されない酷い状態だったとはいえ、グラフィックはキレイだったし
価格も、内容に見合うかどうかはともかく、それなりに自重してた。
既に絶賛投売り中とはいえフルプライスで初日に買ってしまった被害者もかなりいる。
それを横目にPCで完全版発売。半年弱で完全版発売。
まぁ、コンシューマの厳しいメモリ制限で泣く泣く削った機能や課した制限もあったはずだし、
制限のゆるいPCで「コレが俺たちのやりたかったことなんだ!」と表現することで
世間の反応を見たいのかもしれない。
追加機能は360版プレイヤーの苦情をきちんと解消してあり、もはや別ゲーと言っても過言ではない内容。
コレは360版のプレイヤーなら誰もが一度は考えたはずの機能。
360版ではリーダー格の見栄えのいいキャラクタは最大6人までしか戦闘メンバーに入れることが出来ず
もちろん、一般兵がいることで軍隊っぽさはでるし、一般兵に仕込んである数々のネタも面白かったが
サブクエストなどで登場するリーダー格のキャラクタを思う存分使うことは出来ず、頭を悩ませた人が
ほとんどだろう。
事前に公開されていた情報では当然のように360版の紹介記事に記載されていたものの製品版ではなぜか
削除された機能。
武器は作るまでかっこいいかどうかわからず、作ってみてガッカリという人も結構いるはず。
コレは比較的どうでもいいが、口パクが英語を元に作られているようなので、日本語音声と口パクのズレに
ブチキレていた人なんかは待ち望んだ機能?
「戦闘が長くてダルい」、「無駄に長い攻撃モーションがウザい」などボロクソにけなされてた部分に
ばっさりメスを入れた格好。
まぁ、すごいね。よく言えばユーザーの意見を正しく反映してる。
悪く言えばこのくらい最初からやっとけ。コンシューマ故の制限もあってのことだろうけどさ。
パッチとか出す金出せるほど売れてないような気がしますがどうなんでしょう?
いやー、すごいわ。PS3版出てねぇ!!プギャーなんていってた人たちがほほえましくなるぐらいすごい内容。
まぁ、PS3版が万が一出るにしても、UT3エンジンが不得意とするPS3がどこまで実現できるかは不明ですが。
とりあえず衝撃だったので適当に思ったことを書いてみた。
皆さんどう思います?ってほとんどの人にはどうでもいいかww
黒歴史仲間ですね。多分自分も、大学時代だけじゃなく生まれてこのかたずっと暗黒のような気がします。友達は少ないです。慕ってくれる友人には本当に感謝してるけど、これだけ自分の交友関係が狭いと、やっぱりこの世で自分は不要な存在なんだなぁとひしひしと感じます。
それでもお子さん、ご家族がいらっしゃるんですね。すごい。
たった一人でも、よき理解者を見つけられたら素敵だなぁといつも憧れてます。お子さんのために、奥さんのためにぜひしっかり生きてください(えらそうですみません)。
苦しみを抱えて、皆生きてるんですかね。ふぅ。
今日はっきりと自覚した。
大学入学を機に田舎から上京してきて、まぁ色々あって適応できなくて1・2年の時はほとんどひきこもりに近い生活を送っていた。3・4年になって若干若者らしい遊びなどに繰り出したものの、致命的な出遅れは全然挽回できるはずもなくそのまま大学生活を終えて社会人に。
大学時代が黒歴史になってしまっていて、社会人で知り合った人たちから大学時代の話が出ると途端にぎこちなくなってしまう。自分が自分の大学生活のどこを取り出してしゃべってもそれは本当につまらない価値のないことなんだという意識にとらわれてしまって、穴があれば入って隠れたい!くらいの心境になる。当然うまく会話ができずすごく不穏な空気が漂ってしまう。
もうこの劣等意識を克服することはできないだろう。そんな機会がなかろう。ついでにもう社会人でも友人ができないかも(あくまでも仕事仲間であれば作れるだろうけど)。つまりもうオワタ。人生オワタ。家に帰ってきてくりぃむのラジオ(ポッドキャスト)聞いてたらすごくほっとした。ミスチルのアルバムを借りてきてHANABIを聴いたらすごく癒された。簿記の勉強をしたら満足感を得られた。
もういい。このまま、自分はひとりぼっちの人生を歩んでいくしかないですね。孤独感を捨てるべし。殻の中の生活こそが安穏としているまさに至福の世界なんだ。と。
http://anond.hatelabo.jp/20090120003918です。色々なご意見や忠告、ありがとうございます。
まず、科学、技術、宗教、哲学、思想がごっちゃになっていることについては、本当にすいません。勉強してきます。
それと、私の視点がとても狭いものだったと言うことに改めて気づかされました。
コメントや紹介された記事から、もう少し自分の考えを整理したいと思います。
(改めて、と言うのはこのエントリーを書いているときに自分でも「?」だったからです。)
あといくつか言い訳など。
「極端に言えば・・・」の部分は、恥ずかしい話ですが「俺うまいこと言ったwww」的な何かを感じ取ってしまい、そのまま載せてしまいました。
すいませんでした。極端どころか間違(ry
自分が言いたかったのは、いいことだけじゃなくて犠牲にしたものたくさんあったんじゃないか、ってことです。
(それも反省すべきところの多い考え方ですが)ネットの下りは、はい、黒歴史がまた1ページ。
私自身は工学系で、科学的なものの考え方(反証可能性とか、多くの人と認識を共有できるかとか)は有用だと思います。
と言うか、それが出来ないと飯を食っていけません。食えていけるのか不安です。
話は変わりますが、文章を書くのも他人に分かってもらわないとダメなわけで、勉強して他の人の理解に近づけるって事は大事だと実感しました。
最後になりましたが、こんな低レベルで昔から何回も書かれているネタにコメントしてくださってありがとうございました。
「!!」と気づかされるコメントや、紹介された記事は、私にとって宝の山です。
これからまた、他の人が似たようなエントリを書いたときにも、どうか暖かくコメントしてあげてください。
直接的に恥をかかず、おいしいところ(良コメントや記事紹介)だけを得られるのがいいことなのかどうかは分かりませんが、
もう少し増田でやっていこうと思います。
まだ完全に喪女にはなりきっていなかった中学生の頃、クラスで人気の男子と席が隣同士になり、その子がFF8のクリアファイルを持っていたのがきっかけでちょっと話すようになった。
別にそこまで仲がいい訳ではなかったんだけど周囲から見ると割と仲良く見えたようで、しかもその仲のいい相手がこの冴えない私だもんだから、一部の「オシャレ女子」に反感を買ってしまった。
休み時間中その男子がいない時に、机の回りに3人ほどズラっと並び、「ねぇ、増田さんさぁ、増男君と仲いいの?」と聞かれた。
「え?いや、別にそんなには…」
「なんかさぁ、最近、よく話してるよね」
「ていうか調子乗りすぎてない?増田さんって増男君の事好きなの?」
「別に好きじゃないけど…(この頃クラウド命だった)」
「でもさあ、間違っても増男君は増田さんのこととか好きじゃないから、勘違いしないでよね」
「ちょっと話してもらったからってさー。増男君迷惑してるよ?」
このとき私は
(すげぇ…少女漫画のテンプレのようなことをされている…)と半ば感動していた。
マジでこんな漫画みたいなことあるんだ…と。しかも、それがおよそ恋愛とは程遠い位置の顔をした自分になされている…!こういうのって普通可愛いけど女子には嫌われちゃうの☆みたいな子がなるもんじゃないの?悲劇のヒロインの立場私でいいんすか?逆に私は認められたのか?ていうか、こんな漫画みたいなことが現実に起きるなら、クラウドみたいな男もその辺にいるんじゃないの?……とかよくわからない事を思っていた。
そう考えていたらなんだか嬉しくなってきて、
「あ…うんなんかわかんないけどゴメンね」とニヤニヤしながら言った。
そうしたらそのニヤつきがキモかったのか軽く引かれ、
「いや、わかったんならいいけどォー……」
「増男君にはもう話しかけないでね!」
と決め台詞を残して行った。
よく言えば素直、悪く言えばアホだった私は「そうか。もう話しかけちゃだめだ!」と思い、増男君が「FF8の下敷きもゲットしたー」と嬉しそうに話してきたのに対して「ゴメン私もうFFは……ドラクエ派になったから……」といかにも辛そうに言った。
増男君は「えっ。あんなにクラウドクラウド言ってたのに、もういいの?」と言った。今思うと、黒歴史すぎて泣きたい。そんなにクラウドクラウド言ってたのかよ……私……ひぃいいいいいい
それ以来余り話さなくなり、席も代わり、気付くと増男君は例のオシャレ女子たちに囲まれていた。
私はというと席が替わったことで偶然オタ要素の持ち主である女子たちと席が近くなり、彼女らと順当にオタ女への道を歩み始めていた。「好きな人いる?」というと普通にキャラクターの名前があがってくるような世界にいた。
そんな感じで完全に関わることがなくなり、廊下ですれ違っても当然のように一言も話さなくなった。
高校も違うところへ進学して完全に縁が切れた。私は東京の大学へ行ったため、道ですれ違うみたいな可能性も皆無になった(彼が東京へ行っていなければの話だが)。
そうしたら何故か今年突然に、年賀状が来た。
「お久しぶりです。増田さんは今もまだドラクエ派?俺は今年PSPを買っちゃいました」というような事が書いてあった。
多分彼はオシャレ女子に囲まれ順調にモテ男となったんだろうと思っていたのでいまだにゲームやってるっぽいのが意外だった。といっても今時DSやPSPくらい若者ならオタじゃなくても持ってるだろうし、どうなのかわからないけど。私は完全にオタ&喪女と化した。男子と関わったのは増男君時がピークという喪女ぶり。
……でまあ、だから何ってわけじゃないんだけど、妙にびっくりして、思い出とともに増田に書き込んでみた。些細過ぎる驚き。ところでこれはお返しの年賀状を送るべきなんだろうか?
過去のトラバ先やトラバしてもらった増田が消えてる割合が多いんだが。
自分は、当たり障りの無いエントリなので、黒歴史にはなるが消さない。
[追記]
http://anond.hatelabo.jp/20090105183515
なるほど。って、もう消えたのか!
http://anond.hatelabo.jp/20090105184543
http://anond.hatelabo.jp/20090105184904 も同じ人かな。
自分も似た感じ。
一度でも公開すれば、どこかでリソースになってるかもしれんと思う。
キャラ作ったりする立場から一言だけでも書かせてもらうとすれば、
処女と非処女はそんなに簡単に決められないってこと。この前もナヨっぽい主人公多いよなーって話を見かけたけどさ
たとえば十代ヒロインは18よりも若いなら非処女ではまずい。この建前はわかるはず
倫理観や常識から外れないように年齢や容姿を考えていくから簡単にっていうのは難しいんだ
彼氏・彼女がいるとかまではいいんだけどね。スイーツのあり方にはちょっとどうかなって思うよ
ほとんどの場合は明言しないけど「たぶん、知らないんだろうなー」くらいににおわせておきたい
逆に二十歳過ぎだと今度は処女にしておくとまずい場合といい場合がある。こっちは状況に応じて使い分け
処女厨の感情は別として、十代主人公たちがすでに経験済みっていうのはいいイメージを与えない場合がある
スイーツはこの逆だけれど、普通は処女童貞にして性体験は書き連ねないのが普通でしょ
後、恋愛経験者の話はあまり面白くならない。初心者が何も知らないことにてんやわんやくらいがちょうどいい
ありえない話なんだから読みたいわけでどこにでもあるような話は読みたくないでしょ
ここから個人的な感想
そういうわけでエロ・萌え主体の作品に主要な女性キャラのうち何人かは非処女、
という作品がもっと増えたほうがいいのではという気はします。
どろどろの肉体関係だらけの話は昼ドラとおじさん漫画とポルノでいいわけだけどオタ系でそれだったらイロモノという感じが
タイトル通り。
結局、増田民は「とにかくモテたくて、とにかくヤリたい」んだろ?
一々話が不毛すぎる。
どんなに意見を主張しようと、ヤリたい君の感情論が暴走してるだけではスマートではない。
かくいう俺も学校や親に植えつけられた「性=タブー」という価値観で雁字搦めに囚われたままの童貞だが、
近頃の増田の暴走っぷりはもう見てられない。痛い。心が痛い。黒歴史的な意味で。
頭を冷やせ。冷静に対処しろ。
お前らの周りの人間を見てみろ。
いきなりセックスだ、なんだと言うから頭が悪くなる。
まずは周りのやつらとつるんでみろ。男女問わずいい関係が築ける仲間を作れ。
それだけでちょっとだけ人生は楽しくなる。
それでも黒思考が騒ぎ出したら、
賢者たれ。そのために右手はあるんだろ?
もし、セックスの機会があったら、その時は、アレだ。ラッキーだ。
それくらいに思って仲間とバカやってみろよ。
http://www.asahiguma.com/univ_list/index.html
大したことの無い大学ばっかりですね!
しかも小論文。
数少ない行く価値のある大学で課せられる小論文対策に一番読んじゃいけないのが朝日新聞です。
受験生がマスコミ論調で書いた小論ほど痛々しいものは世の中に存在しません。
黒歴史です。
専門で学んだわけでもないのに、さも訳知り顔で書かれるブン投げ論は採点側から見たら最低です。
それはもう「彼女との初デート、ただし親同伴」くらいの最低さです。
そしてそんな痛々しい受験生を生み出す源がテレビや新聞の論調です。
さも訳知り顔で批判と否定ばかりを繰り返している(かのように見える)マスコミです。
特に受験生の見る朝の番組なんかニュースをうわっつらだけ流しているので、
物事の本質を理解しようと考える習慣が間違いなく足りない。
採点側は「考えている過程」を一番見たいと思っているのです。(たぶん)
Yesであろうが、Noであろうが、
データが示されていようが示されていなかろうが、
マスコミの受け売りを読みたければ、それこそオリジナルの天声人語を眺めていればいいのです。
受験生はその辺をちゃんと理解したほうがいい。
同じことがシュウカツ生にも言える。
ハタから見てると痛々しすぎる。
所詮、通過点に過ぎんのだから、
もっと自分のやりたいようにやってみていいと思うんだぜ。おじさんは。