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はてなキーワード: 人差し指とは

2009-06-07

オナニーとお箸って、似てるよね。

オナニーって、ちゃんと指をホームポジションに合わせて打つ人と、人差し指だけで打ったり、手がダイナミックに横に動いたり(ピアノやってた人に多い気がする)など、自己流で打ってる人がいるけど、

* 自己流の人の言い分

o 今の方法に慣れたので、今更直そうとは思わない

o 今の方法でも何も困らない。入力速度も、決してあなたに劣っているとは思わない。直す必要がない

* ホームポジションな人の説得

o ちゃんと打った方が効率がいい。速いし、疲れにくい

o 慣れるまでは大変かもしれないが、一度慣れると絶対こっちの方がいい

o そもそも、その打ち方で何でそんなに速いんだ……ある意味お前の方が器用だ

o なにより、こちらの方が見た目が美しい。効率とかなんとかよりも、実はこれが一番大事

そして私は、オナニーホームポジションで打つが、箸はうまく持てない。

2009-06-06

タイピングとお箸って、似てるよね。

タイピングって、ちゃんと指をホームポジションに合わせて打つ人と、人差し指だけで打ったり、手がダイナミックに横に動いたり(ピアノやってた人に多い気がする)など、自己流で打ってる人がいるけど、

  • 自己流の人の言い分
    • 今の方法に慣れたので、今更直そうとは思わない
    • 今の方法でも何も困らない。入力速度も、決してあなたに劣っているとは思わない。直す必要がない
  • ホームポジションな人の説得
    • ちゃんと打った方が効率がいい。速いし、疲れにくい
    • 慣れるまでは大変かもしれないが、一度慣れると絶対こっちの方がいい
    • そもそも、その打ち方で何でそんなに速いんだ……ある意味お前の方が器用だ
    • なにより、こちらの方が見た目が美しい。効率とかなんとかよりも、実はこれが一番大事

そして私は、キーボードホームポジションで打つが、箸はうまく持てない。

2009-03-28

4Pした

バスを逃したので車で送ってくれる期待もこめて友人の家へ遊びにいった。

夜中だったんだけど焼肉屋へ。

炭火七輪と、タレが絶妙ということで支店も増やしてるミドルクラス焼肉屋だったんだけれど客は俺ら二人だけ。

いい年した男が話すことって女の話だけ。

友人は車の中から焼肉屋までずっといかにヘルス好きか力説していた。

3日続けてヘルスに行った。

あの女は豊胸手術をしているに違いない。

夜、携帯ヘルスサイトを見ているとオークションポチするように予約を入れ風俗街へ車を走らせること。

ヘルスへ俺が向かうのは彼女(いまは振られていない)がBカップだからしかたがないんだ。

垂れるぐらいの巨乳はたまらない。

パチンコに勝てばヘルスに行ける。パチンコに勝つこと依存症だ。(実際には多重債務借金300万円)

ソープはぶさいくが多い。ピンキャバは暗い。顔見えない。だからヘルスは素晴らしい。

焼肉屋の店員は男だけだったから俺らの話まる聞こえだっただろう。風俗談義聞かしてごめんなさい。

これだけヘルスを連呼されれば俺の頭も洗濯ブレインウオッシュ)されちゃうわけ。

よし風俗へ行こう!....と意気込んだが0時をまわっていてはもう一般の風俗店は営業時間が終わっている。

デリバリーヘルス(以下デリヘルと略)が私たちにはあるではないか。

でも、正直デリヘルにはいい思い出がない。顔見せで選べないから、茶髪デブさんやオタクぽい?子とかしかあたってないし。実際のサービスも雑。早く終わらせたいのがありありでじらしたりなどなく陰茎を口腔内でものすごい速さでストロークされるものだからものすごい速さで射精して、射精してしまえば終わりなわけでもう味わいも何もあったものじゃない。

そこで友達曰く「俺の顔面騎乗のテクをお前に見せたいのだ。女が恥ずかしがって凄い濡れるし声が違う」

ヘルスなんて皆演技じゃねえの?って聞くと「いやそうかもしれないけど...。」とあっさり自分のテクを揺らがせる。

どっちなんだよ!!

そんなこんなで女を二人呼んでお互いのテクを見るってどうだ?のような話にまとまった。俺は友人といえども男の裸や陰茎なぞもみたくないし、あとあれだ勃起した陰茎の大きさに感想述べられるもいやだしね。と、思う一方でそういうやったこともないふしだらな行為に挑戦してみたいという背徳感?のようなのもあった。

結局4Pすることにした。

場所は郊外ラブホテル。中々4p対応してる店がないだろうと思いきや3件ほどかけてみつかった。男二人で先にラブホテル入るんだ。

これは嫌だ。

それで予定の時間を20分ほど過ぎて女の子が到着。

女A 24歳 160cm 中肉中背 顔は普通 下着 黒と紫ツートンのブラとパンツが少しセクシー Bカップ 乳首小さい色白なのでピンク 服装 グレーの上下スカートフレアぽい。ミニだけど下品な短さではない。上もちょい胸開いてるけどかわいい感じの服。

女B 24歳 149cm 太め でも顔はかわいく化粧 下着 あんまおぼえてないけど可愛くはなかった。 Fカップ乳輪でかい 服装 キラ入ったロングスリーブ ローライズジーンズ ベルト白いどっかのブランドロゴ?入ったバックルベルト。

わーうれしい。普通ぽい子だ。

テンションあがってあわあわする俺。

シャワーどうする?別々ではいる?時間少なくならない?じゃ4人で入りますか!!

おいお前(友人)すでに全裸かよ。

俺が服脱ぐの一番恥ずかしがってた。おいおい女の子服脱ぎ始めたよ。

明るくない?と俺。

そうね。暗くしましょう。と女の子

チッと舌打ち。友人。

皆で裸になるのって恥ずかしいね。

それじゃ?服着てお風呂入るの?

さっさと服脱いじゃって。友人の冷ややかな指示。

シャワー4人で浴びる。ほんと興奮。

友人の身体を女B(背小さいほう)が洗い始めた。

俺は背高いほうが洗ってくれる。

キスしていいの?

ん?いいよ。

キスしながら小さめの胸触る。乳首つつく。色白いから胸きれい。乳首は小さめ。

二人とも陰毛短くない?えー剃ってるからね。なに誰かに剃られたの?小さめの下着はくときはみ出るから剃るよー。そうなのか今は。

俺が知らないだけなのか。下着から毛がはみ出ているのもいいと思うんだけどな。

ちらと友達を見ると不満な顔、女Bとも会話していない。見たくも無かったが陰茎も小さいまま。おいおいそれはあからさまではないか。それどころか今自分の身体洗ってくれてる女Bを放っておいて、俺がいちゃついている女Aの胸に手伸ばしてる。

そりゃ女Bに悪いでしょ。

シャワー終わって、お互いどこでするか話し合う。

恥ずかしいからベット風呂でわける?と俺。

友人の非難の目。

ベットで一緒でいいですよ 女AB

えー!?まじですか。

組み合わせをジャンケンで決める。友人はあからさまに女Bが嫌そう。いやいや俺も女Aがいいけどさ。

ジャンケンポン。

俺-女B

友人-女A

ベッドの両端でお互いはじめる。なんもしてないのにアンアンアンと女B。んーあからさまな演技だなあ。けどがんばってるのねー。

こっちで乳首攻められてるときに相手の女の胸を愛撫。あー楽しい

俺は攻められるだけ攻められたので攻守交替。

左手人差し指と薬指でクリトリスをゆっくり、また強弱をつけいじる。クリトリスが大きくなってくるのが分かる。

ん?でもあんまし濡れてきませんね。

今度は左手人差し指を差込み指を鍵型に曲げ、恐らくここかな?ってGスポットを中でノック

だんだん女Bの声大きくなる。

耳が真っ赤に染まってますよ。

隣に他の人もいるのに恥ずかしくないのかな。

さらに指を足す2本で出し入れを早くする。すごい大きな声。枕を手でつかんでた。

痛くない?と聞くけど声にならない声。

なんか友人に負けじと頑張ってしまうのだわ。これは初体験

友人は低い声で卑猥なこと小声で女Aに聞いてた。親父H(sex)だよ。お前。

女Bはイッタみたい。シーツに凄いしみできてた。足がそこに触れると冷たい。

また女Bにフェラを再開してもらう。ちょっと強めに咥えるね。若いからあんましうまくないかも。けどそこがいい。

女Aのバックが見えるよう腰をこっちに向けてもらう。贅肉無くてきれいな身体。あー女Aがいかったかも。

(俺を見て)いろしろーい 女AB。 俺の胸を揉む女B。 横から手を伸ばし俺の乳首をそっと覆いやさしく感触を確かめる 女A。 

どれどれ。真似して俺の胸つかもうとする 友人。男はさわんな!!ほんといやだ。ベッドから転がり逃げる 俺。

ひとしきり4人でキャハキャハやりながえら 女ABのフェラチオ再開。横向いたら友人の顔あるから、横はむかん。懸命に俺の陰茎にかぶりつく女B。

なんか女ABともに俺、友人をほぼ同時にイカす。友人があえぎ声もらす。これは聞きたくない。

1回戦終わってちょいいちゃつきながらお願いしなくても女Bがまた俺の陰茎を手で触り、いじりだす。

しばらくしてまた陰茎ほうばられた。でもくすぐったくて笑いとまらない。

もう、くすぐったいから愛撫だけしてもらいながらお話続けた。

仕事は?事務員です。なんでデリヘルやってんの?遊ぶお金ほしいんです?へー仕事熱心だね。若いときはいっぱい遊ばなきゃね。

どんなとこで遊んでるの?クラブです。クラブって言うのは女の人がついて、ってところではなく...ああ知ってるよ。そっちのクラブでしょ。どこ遊びに行ってるの?○○○です!!

あとずーっとクラブ談義。楽しい!!

今気が付いたけどタイトルの「4Pした」ってsexしてないし、今回パートナーほぼ固定だったから4pとは言わないか。なんていうのだろう。

デリヘル終わって友人が家まで送ってくれた。仕事がつらい。何時間も大手取引先からキョウダンされた。とめどなく話し続ける。

「もう死にたいんだ。」こわばる顔と言葉とは裏腹に躁でよく動く目。

4Pみたいなことして楽しかったじゃない。生きていれば4Pだって出来る。話したかったらいつでもどんなに長い時間でも話は聞きます。

こんどさ6p(男2女4)をしようよ。

2009-03-19

http://anond.hatelabo.jp/20090319192215

俺も同じように初めてのエッチのときは苦労したわ。彼氏に指を入れてもらって慣らしたらいいと思う。指なら萎えないよ。指だと細いけど、人差し指と中指を両方入れると、同じぐらいの太さになる。彼も興奮するし、元増田も彼の一部が入ってくるわけだから、心理的な抵抗は薄れるでしょ。

2009-02-11

え?足の指って第二関節まであるのが普通なの?

俺は人差し指にしか第二関節がありません。

2009-02-09

ウマすぎるから揚げの作り方

から揚げ最近マイブームだ。

凝り性だから一度ハマると追及したくなるタチなもんで、最近は週1くらいでつくってる。

ちなみに一人暮らし

色々やってみたけどかなりイイ感じのから揚げを作れるようになったからレシピ残しておこうと思う。

まず衣なんだけど、粉だけで揚げるスタンダードなやつと天麩羅みたいに水で溶く中華風とあるよな。

最初は中華風の方がいいんだと思ってた。

↓このへん参考に作ってみた。卵の中に粉を溶かして作るやり方。

卵を溶き、そこに片栗粉を少しずつ加えながら泡だて器などでよく混ぜます。

片栗粉は、衣からねっとりとした細い糸が引くようになるまで加えます。

http://allabout.co.jp/gourmet/cookingmen/closeup/CU20050315A/



まぁ美味しいんだけど、やっぱり何か違うんだよな。

で、結局は粉だけのやり方に落ち着いた。

そして大事なのは下処理。

↓これをやるようになって格段にレベルアップした気がする。

16 名前:ぱくぱく名無しさん :2008/05/27(火) 22:29:26 ID:6yhZJvhIO

肉を切ったら最初に、肉に軽く塩降って20分位放置→肉から出た水分をしっかりペーパーで吸い取ってから味付け…

こうすると臭みが消え、味が格段によくなる。

シェフの父に聞いた。

あとの味つけは適当でもとりあえずこれやると確かに美味いです。

http://alsoku.blog47.fc2.com/blog-entry-256.html




そして揚げ方。これは目からウロコ。

28 ぱくぱく名無しさん05/03/05(土) 01:42:36

鳥の唐揚げは、親指と人差し指でOKしたときの大きさで

揚げ一回目 1分30秒

休ませ 4分

揚げ二回目 40秒

ってのをタイマーかけて律儀に守ってるサ

理科実験みたいのが楽しい

4分計の砂時計買っちゃおうかな?

http://news4vip.livedoor.biz/archives/51250785.html

揚げ一回目 1分30秒
休ませ 4分
揚げ二回目 40秒


↑大事なことなので二回言いましたw

揚げる時の温度は高めのがカリっと揚がって美味い。

見落としがちな肉の大きさも、↑みたいな「OK」のサイズで小さめの方がカリカリ好きな人にはいいと思う。

量も増えるしね。

そんなこんなでレシピです。

材料(1-2人前)


  1. モモ肉を↑のように塩を振り、数分放置
  2. その間ににんにく、しょうがをすりおろし醤油日本酒を混ぜておく。
  3. 肉から水分が滲みだしたらキッチンペーパーで拭いて漬け汁に投入。30分から1時間くらい漬けたら大丈夫
  4. 揚げる直前に衣を付ける。スパイシー好きな人はコショウたっぷり入れたら美味しい。マジヤバイ。
  5. いよいよ揚げ。油の温度は高めに。↑のように揚げ一回目 1分30秒、休ませ 4分、揚げ二回目 40秒(休ませる時間はしっかり4分とりましょう)


と、まぁこんな簡単に絶妙でヤミツキから揚げができるので、料理苦手なお父さんもチャレンジしてみてくださいね。

2009-01-19

関係ないけど思い出したから書くよ

私の恋人は、私の部屋から

小学校教師が小学生を野山で襲って犯して殺して犯して、

手首を切り取って家の冷蔵庫食べ物と一緒に保管し、

その手の人差し指をきりとり、アナルに挿入して日々の業務をこなしている」

というストーリーエロ本を見つけ、尋問してきたことがある。

見つけた過程ですか、私が本棚の整理を頼みました。はい

ちょっとその感覚にびっくりしたけど、エロマンガ読まない人はそうだよなぁと思う。

してほしいことややりたいことばっかり漫画にはないでしょ?

私はワンピース好きだけど、海賊になりたいなんて思ってないし、

ハンターハンター読んで本気で「ハンターになりたい」とも思わない。

なれるかもしれないけど、本気でプラネテス読んで宇宙に行きたいとも思わない。

そういう感じ。

http://anond.hatelabo.jp/20090118111349

彼氏の持ってるエロ漫画見てドン引き・・・。

2009-01-12

http://anond.hatelabo.jp/20090112154923

http://anond.hatelabo.jp/20090112154038

ありがとうございます!

今、試しに人差し指を入れてみたらけっこう

すんなり途中まで入りました!(怖くなったから抜いたけど)

少しずつ慣らしていってから入れたら本番でも痛くないですよね!

今からちょっとずつ練習しておこうと思います。

2009-01-09

M - / が打ちにくい

Emacs には 動的略語展開というものがあって、たとえばこの文書で em まで打って Alt キー 押しながら / を押すと、 em で始まる似た単語を Emacs で開いてる全文書内から探して "Emacs" に変換してくれる。

それはいいんだけど、Alt キーを押しつつ / キーというのが非常に打ちにくい。っていうか、Alt キーを押しつつ他のキー押すとかありえないくらいめんどい

これまではホームポジションってなにそれおいしい状態だったので適当に手をずらして右の人差し指+中指で Alt と / を打ってたんだけど、今年からはホームポジション意識したい。

みんなは左の薬指あたりをぐっと下げて Alt キー押しつつ右手の文字キー押してるのかな?

2008-12-13

[][]キスをしながら片手でブラはずし・・・

4 名前名無しさんズームイン![] 投稿日:2008/12/13(土) 00:27:52.62 ID:5wylZD2R

出来なかったらキスした後両手で抱きしめて首にキスしながら外すと楽だよ

5 名前名無しさんズームイン![] 投稿日:2008/12/13(土) 00:30:12.77 ID:EUz6XGfa

中指で抑え…親指と人差し指指パッチンするかの如く…

15 名前名無しさんズームイン![] 投稿日:2008/12/13(土) 01:34:27.20 ID:CMEfxBnX

余裕。人差し指を上から入れてホック持ち上げて、中指と親指を擦るようにホックスライドさせんだよ。

DT松ちゃんTVで言ってたから試してみたら普通に出来た。

25 名前名無しさんズームイン![] 投稿日:2008/12/13(土) 01:50:57.42 ID:2qobDyny

先にシャワー浴びてこいよ

2008-10-04

W61Sは糞だった

※これは俺の体験談であって、別にうんこを出したSONYうんこまみれのW61S使用者を誹謗中傷するものではない。

もともとW42Sを使ってたんだけど、色がはげてきたし電池パックのフタがはまらないくらいに電池パックふくらんでるし、ときどき画面が付かなくなるしで、同じスライド式で同じメーカーW61S機種変更してみた。

さっそく使ってみると、ボタン部分がとても窮屈。あ・か・さのボタンを押そうとするとツメがスライド部分にあたってうざい。W42Sに比べてスライドされる幅がせまく、W42Sだと手のひらから携帯を握って文字を打つことができたが、W61Sだと手のひらで握ることはできずに人差し指の付け根においてほかの指で支えるような感じになってしまう。これによってら・わ・#を押すのが大変。

電源を入れてから待ちうけが表示されるまでの時間が異常に長い。W42Sだと5秒??7秒くらいだった。W61Sだと40秒??50秒くらいかかる。しかも電源を入れるためにボタン押し続けなければいけない時間も妙に長い。普通は3??5秒だろうが、W61Sは5??10秒くらいだ。電源が付かなくなったか不安になる人も多いだろう。

放置しておくと画面の光が消える。多くのスライド式の場合、スライドさせると画面の光をつけることができる。W42Sだとスライドさせたとたんに光がつくが、W61Sだとスライドさせて光がつくまでに少し時間がかかる。メールボタン押してからメールのメニューが出るまでにも0.5秒くらいかかる。もちろんメールを開くときも。そして送信エラーが多い。

では、W61Sの目玉機能であるカメラを使ってみようか。と思ったんだが、カメラを起動するまでの時間も長い。5秒??7秒くらいはかかる。カメラを開いたらメニューが多すぎて何をどうすればいいのか素人の俺にはわからない。説明書には専門用語がたくさん。本当に「携帯電話機能つきカメラ」と言うにふさわしく、携帯をさわったことのない大人がはじめて携帯にさわったときのような、そんな感覚だった。とりあえず近くのものをくっきりとりたいときの設定と、遠くのものをはっきりとるときの設定とを教えて欲しい。

さて、ぼやけているがなんとか写真をとることができた。じゃあこれを待ちうけにしようじゃないか、と思い待ちうけから「↓」を押すと「サブメニュー」が起動。W42Sのときには待ちうけにショートカット等を表示させていなかったから記憶に薄かったが、そういう機能もあったんだっけか。まぁ使わないからオフにしようとメニュー→設定からサブメニューのOFFを探す。ここで驚いたのが、→を押すと先に進んで、←を押すと前の画面に戻るのが普通だと思っていたがW61Sでは「戻る」と「進む」専用のボタンが用意されていたということだ(ネットを閲覧するときも←で戻ることはできなかった)。んでもって「ON/OFF」の設定画面がかなり下層にあったことにも驚いた。そんなにONのままにさせたいのか、と。同じように、待ちうけから↑を押すとカレンダーが開くのが普通だと思っていたけど、W61Sではニュースみたいなのが開く(OFFにしてもカレンダーは開かなかった)のには正直ちびった。

普段よく使う画面を開くまでにいくつものボタンを押さなければいけないのがほんとうにしんどい。押さなければいけない数が増えるだけでもしんどいのに、それぞれのボタン押したときに画面が切り替わる前に2??3秒かかるから、これはひどい

さて、メニューからフォルダを開き、そこからさっきとった画像を開こうとすると「処理中」って画面が出てきて画像が開かれるまでにこれまた3秒くらいかかる。画像が表示されている画面からフォルダに戻ろうとしてもまた3秒くらい。ほかの画像を見るときも3秒、待ち受けに設定するときには5秒、待ちうけに戻るときにも3秒かかる。

今すぐに機種変したいのだが、店員の熱心なセールスによってフルサポートコース(2年間継続で同じ機種を利用することを前提とするならばもともと4万いくらのW62Sが35400円になるってやつ)を利用してしまった。2年間以内に機種変したらフルサポートコース違反ということで10000円くらいとられる。

あー糞っ

2008-09-10

【追記あり】草食男子と付き合って4回目のデート図書館

http://anond.hatelabo.jp/20080909021526

27歳で、4年ぶりに彼氏が出来た。まだ1ヶ月も経っていない。

年下の彼氏は一見は草食系…。

草食男子…と書きながらも、実は全然そうでは無いと実感してきた今日この頃

私達がまだ付き合う前に、私が彼に有川浩の【阪急電車】という本を勧めた事があった。

昨日はNHKトップランナー有川浩ゲストだった。

私は事前にチェックしていたのだけど、彼は夜勤に行く前にわざわざ電話を掛けてきて教えてくれた。

まぁ、彼は私の声が聞きたいと、夜勤の時はよく電話をくれるのだけど。

トップランナーを見終わった後に、夜勤仕事中の彼に番組感想メールで送ったら、

夜勤が明けて疲れているだろうに朝8時過ぎに彼から電話が掛かってきた。

「有川作品をもっと読んでみたいから、図書館に付き合って」と。

仕事終わりで疲れてるだろうに大丈夫かな…と心配しつつも、図書館に付き合う事にした。

会って、彼の顔を見たら、やっぱ少し疲れてたし、眠そうだった。

朝イチの図書館はまばらで、高齢者の方が多かった。

彼氏は運良く【ラブコメ今昔】と【クジラの彼】と【レインツリーの国】を借りる事が出来た。

私は本を読むのは割りと好きで、彼が本を借りる手続きをしている間に色々な書棚を見ていた。

ここの図書館大学図書館並みに書棚が高く、蔵書の数も物凄く多い。

私はいつの間にか殆んど人の寄り付かない哲学のコーナーに来ていた。

大学時代哲学を専攻していたので、懐かしい哲学者の名前がいくつもあった。

今はもう名前ぐらいしか覚えていないけど。

それにしても凄い数だと感心しながら、首を上げて書棚を見上げていると、

手続きを済ませた彼が、「そこに居たんだ」と後ろからギューッと抱き締めてきた。

『ちょ…、こんなとこでヤバいって。誰か人来たらどーすんの…』と

私が言ってるにも拘わらず、後ろから今度は胸を揉んできた。

「誰も朝からこんなコーナーに来ないよ」と言いつつ、

調子に乗って、私の右耳を舐めだし、左の乳首をキューッと摘まんできた。

何か朝から刺激が強すぎるというか、正直、気持ち良すぎて、

どんなに声を殺しても『あっあっあっあっ』と勝手に声が出てしまう。

彼が「俺の指咥えてて…」と言い、彼の右手の人差し指、中指、薬指を口に咥えさせられた。

それでもやっぱり声が出てしまう。

「声可愛い…その声、可愛い…」と耳元で囁いてくる。

彼の息もはぁはぁ…と荒くなってくる。

何だか私の方もかなり興奮してしまって、彼の方に向き直り、

『チューしよ?凄いチューしたいよぉ…』と言うと

「チューしたいの?うーん、どうしようかな…」と焦らされた…。

『嫌だ…チューしたいよぉ…凄いしたいよぉ…』と言うと彼が物凄い勢いで、私の唇にむしゃぶりついてきた。

ほんと腰砕けになりそうなくらいに気持ちの良いキスだった。

彼は今日夜勤なので、帰って寝ないといけないのに、興奮して眠れないかも…とか言ってた。

まさか草食男子に焦らされるとは。

最初の内は、私の方が彼の事を私のカラダに溺れさせたいと思っていたのに

彼のねっとりとした愛撫が気持ち良過ぎて、私の方が溺れそうになってる。

エッチな事はしまくってるけど、まだセックスはした事が無い。

ディープキスしまくってるけど、まだ裸で抱き合った事は無い。

追記

http://anond.hatelabo.jp/20080911024323

2008-09-03

【追記あり】草食男子との付き合って2回目の車中でのキス

http://anond.hatelabo.jp/20080830185135

前回から一週間後の出来事です。

昨日、一週間ぶりに年下の彼氏と会った。

当方27歳。

彼氏が出来るのは実に4年ぶり。

付き合い始めてから2回目の会瀬。

ドライブデートの後に車をカップル御用達の某海峡が一望出来る海岸付近のロータリーに停めてしばしお喋り。

途中で私が、後部座席に移動した方がもっと近付けるから移動しようと提案。

移動して、ほけーっと座っていたら、

彼氏が「手を繋ごう」と絡めてきた。

それからまたお喋り。

彼が「キスしたい?」と聞いてきたので、

『えーどうしよっかなー』と私。

今日は私からははっきりとしたモーションはかけないと決めていたから。

すると彼が「あーでも今日春巻きと唐揚げ食べてきたからニンニク臭いかも(笑)」と。

私はもう我慢出来なくて、『別にそんなの良い』と言い、キスする事に。

今回は最初から何も言わずにディープキスだった。

ニンニクの臭いは無かった。

何だかねっとりしたキスで、終わった後に私が『もっと…』とおねだり。

またねっとりしたキス

キスが長過ぎて私の方がギブアップしてしまった。

彼にぎゅーっとしがみついて、

『長過ぎてしんどい!』と抗議すると、彼は笑って謝ってくれた。

それから私は彼に膝枕をしてもらった。

目の前に彼の腕があったので、ペロペロと舐めてみる。

意外に気持ち良さそうな反応をしてくれたので、

今度は手の指を親指から人差し指、中指と順番に口にくわえて舐めてみると、

思いの外気持ち良かったらしい。

「あぁ・・・あぁ・・・凄い・・・」と彼が声を漏らす。


何だか私の方も気持ちが高ぶってきたので、

彼氏に『ねぇ、おっぱい舐めて欲しい』って初めてお願いしてみた。

私は後部座席に倒れ気味に座らされて、上着をめくって、彼氏おっぱいをおずおずと見せた。

草食男子で、がっついているように見えない彼が

私の乳首を一心不乱に愛撫してくれている様子を

私は『ん・・・ん・・・』と最初の内は声を我慢しながら見ていた。

彼は舌先で私の乳首をレロレロと舐めたり、吸ったり、いっぱい舐めてくれた。

私が『ねぇ、甘噛みして欲しい』と頼むと、乳首を軽く噛んでくれた。

それからも一心不乱に彼は私の乳首をレロレロと舐めてくれた。

それが気持ち良くて、

おっぱい舐められるの気持ちいよぉ。おっぱい舐められるの気持ちいよぉ』と

うわごとのように繰り返しながら、はぁはぁしていた。

何か物凄く気持ちが良かったので、彼にも気持ち良くなって欲しくて、

『ねぇ、ココ舐める』と言いながら、彼のおちんちんGパンの上からさわさわしたら、

彼が「良いよ」と言い、おちんちんGパンから出した。

彼のおちんちんは思ったよりも大きかった。

私にとったら4年ぶりのフェラで、自信が無かったので、

『上手に出来なかったらごめんね』と謝ってから、彼のおちんちんを口に咥えた。

口に咥えて舌を動かしつつも、私は彼のおちんちんに添えた右手を上下に動かした。

彼のおちんちんがビクンと動いたような気がした。

私がそれに夢中になってると、彼が私のカラダをまさぐってきた。

口が疲れてきたので一旦休憩。

休憩中に彼が「さっきは出そうでヤバかった」というので、

私が『口の中に出して良いよ』と言ったら、

彼は「え、そんなのいいよ!」と言ったけど、

『良いの!』と私は言い、再び彼のおちんちんフェラ

ちょっとガマン汁が出てるのが分かった。

あと少しで射精するかな…という時に彼が『●●ちゃんって一人エッチするの?』って聞いてきたから、

途中で止めてやった(笑)

また寸止め

もっといっぱい焦らしてやるー!絶対最後まではなかなかやらせないもんね。

前回もそうだったけど、2人でエッチな事をした後はいつも車の窓ガラスが物凄く曇ってる。

何か盛りのついた猿みたいだけど、彼といっぱいエッチな事がしたくて堪らない。

いっぱい気持ち良い事して喘ぎたい。

私のカラダに溺れさせたい。

今だって本当はしたい。


その後。

http://anond.hatelabo.jp/20080909021526

2008-07-21

一般人パソコン

某所で非常勤講師をやっている者です。

専門学校なので相手は高校生卒業した人が中心なんですが、2割ぐらいは主婦というか、年配の方もいらっしゃります。

教えている内容はパソコンの基本的なことと、WordとかExcelの使い方で

「今更こんなこと教える必要あるんだろうか?」

と思うような内容。さすがにそれだけでは申し訳ないような気がするので、

これからの時代に必要とされそうなネットリテラシー的なことも教えています。(SSL通信を確認しようね、とか)

で、そういう非常勤講師をやっていて気づいたのだけれど、割と多くの人は未だに

インターネットって何?」

という認識である、ということ。いや、それ以前に

パソコンって何?」

という認識の人が割といるという現実。年配の人とかに限らず、若い人でも多い。

タッチタイピングどころかマウスですら使えない。ダブルクリックドラッグなんて全然できない。

「基本なので、しっかり覚えてください」

「AIUEOの場所だけを覚えてください。それだけでほとんどの文字は打てるようになります」

とお願いしても、授業中は頑張るがそれっきり。次の授業では綺麗さっぱり忘れて人差し指タイピング

ゲームとかインターネットを教えて、

ネット無料でできる(学校の)環境は恵まれてますよ!」

とか言っても全然興味を示さない。そもそも、PCなんて授業で使ってるだけで普段の生活では見たくもないらしい。

だから使わないし、いつまで経っても覚えられない。まぁ、それでも全然普段の生活には困ってないんだろうけど。

半数以上の人は、そういう面白い情報を教えてあげると喜んで飛びついてくれる。Twitterとか教えたら喜んでやると思う。

現にWordで図形の描き方を教えるだけでアンパンマンやらミッキーやらを喜んで作る。

友達と見せ合って非常に楽しんでいる。

でも、一部の人は何をどう頑張っても無理な気がする。

何か、人生に対する興味がPCとは無関係な空間にあるよう。

年賀状の作り方(といってもWordの用紙をハガキにするぐらいなのだが)を教えても、

授業で提出を求められているから作るのであって、年賀状を書くのにPCを使うなんて考えられないらしい。

そもそも、パソコンなんて言ってみれば配電盤の中身とか、車のエンジンルームのようなもので、

専門家が上手くやってくれればそれでよくて、自分たちが何かをする所じゃない、という認識なのだろう。

昔から個人的な意見として政治世界はもっとインターネットを有効活用すべきだ、と思っていたが、

こういう現実を目の当たりにして、それは全くの間違いだと気付いた。

インターネットを通して見える世界っていうのは、本当に偏った世界なんだ、と。

犬と猫の意見を集める時に、犬の意見だけを集めているような、

そもそも根本的に偏った世界なんじゃないだろうか、と。

2008-07-18

僕が考えた『ハリー・ポッター

五歳になるうちの娘が自分の左足の親指と人差し指の間に注射器の針を刺して薬物を注入していたので私がそれは何だと尋ねたら一言「シャブ」と答えた。私は思わず窓の外のベランダに行って宙を仰いだところ、隣の家の七歳になる息子が敷布団に乗って空を飛んでいた。

「空を飛べるなんて凄いじゃないか」と私は言った。

「ふざけんなクソ親父ぶっ殺すぞ」とその子は言った。

部屋に戻ると娘はすっかりぶっ飛んでいて誰もいない空間に笑いながら話しかけていた。確かに私はリストラされて失業保険で暮らしている身だ。しかしここまで自分や人様の子供に舐められていていいのか。私は猛然と部屋の片隅に置かれていた金属バットを手に取りさっきのガキにヤキを入れるべくベランダに飛び出した。空を飛んだことはないが七歳に出来ることなら三十三歳になる私にだって出来ないことはないだろう。

「このクソガキがぁ!!」

と言ってベランダから飛び出そうとしたらその七歳のクソガキは相変わらず浮いている布団の上で大量に発生したカラスに取り巻かれて半泣きになっていた。私はこの一件を都知事に報告すべく電報を打つ用意をした。

電報を打ち終わり再びベランダへと飛び出す。するとクソガキを取り巻いていたカラスの内の一羽がこちら目掛けて飛んできたので私は思わず手にしていた金属バットで暇な時に新宿バッティングセンターで右バッターボックスで時速70kmの球を打つようにジャストミートしてしまった。飛んでいったカラスがクソガキを直撃したので布団からガキが落ちていく。他のカラスは動揺してどこかへ飛んでいってしまった。布団だけがふわふわと浮いていたがやがてそれもまた落ちていく。すると空中に羽衣を纏った金髪の女神が登場した。

「あなたが落とした子供はこの白人の可愛らしい女の子ですか?」

するとその女神の背後からさっきのカラスが飛んでくる。復讐のつもりだったのかもしれないが女神が眼前に現れたせいでそのまま女神を直撃してしまった。どうやら嘴が女神の肛門に刺さったらしく目の前で悶え始める。するとドアホンが鳴った。玄関に出る。

電報は確かに受け取ったよ」

それは都知事だった。対応の早さにも驚いたがもっと驚いたのは下半身が丸裸だったことだ。

「おっと失礼。急ぎ過ぎたようだ。しかし戻る暇はない」

そう言い放つと手にしていた機関銃で宙を舞っていたカラスを次々と打ち落とす。女神だけを残してカラスを全部落としてしまったのは流石は都知事だ。よく見ると都知事下半身勃起していた。どうやら女神の痴態が影響を与えたらしい。と、そこにぶっ飛んでいた私の娘がやってきて都知事の肛門に人差し指浣腸をした。都知事は「オマンコオマンコバンバンジー!!」と叫んでそのままベランダから落ちていった。その際に射精したらしく、都知事の精液を指で掬い取って匂うとそれはトリュフの匂いがした。

2008-07-15

陰毛の毟りあいについて

http://anond.hatelabo.jp/20080714060957

男子を女子に置き換えて考えて見れば、露出が多くてムラムラするのも着替えや裸を見たがるのも容易に想像はつく。でも、

男子の間で流行っている陰毛の毟りあいを何とかして欲しい。

これだけがひっかかる。陰毛を毟り合う遊びが流行っていたなんて話は自分の体験としても人づてでも聞いたことがない。

それともあれか?腐女子ってのは男が陰毛を毟り合う様子を想像して興奮できるのか?どんなファンタジー思考回路だよ。

というわけでこれを女に置き換えて考えてみる。

他には誰もいない部室にいる二人の少女。二人は同じ部に所属する先輩と後輩である。以下、年長者は姉、年少者は妹と呼ぶ。

「ねぇ」

「なんです、お姉さま?」

「私、あなたの陰毛が欲しいのだけれど」

「えっ」

「いいでしょう?一本だけ。いつも手元に置いておきたいのよ」

お姉さまがどうしてもっていうのなら・・・でも、やっぱり」

「恥ずかしい?」

「だって」

「すぐに済ませてしまうから、ねっ?スカートを上げて頂戴」

有無を言わさぬ姉の気迫に、妹は自分で自分のスカートをたくし上げる格好に

姉、しゃがんでスカートの下を覗き込む

「かわいい下着ね」

「見てないで早くしてください!」

「怒らないでよ、褒めているのに」

「う、うれしくなんかありませんっ」

妹、顔を赤らめる

「しょうがないわねぇ」

姉が下着に指を滑り込ませると、妹は痛みを想像して目をつむる

「や、優しくしてくださいね」

「わかっているわよ」

「っ!」

姉、立ち上がると人差し指に絡みついた黒い毛を愛おしそうにほどく

「い、痛くしないっていったじゃないですかー」

「ごめんなさいね、でも爪を立てて抜いたらせっかくの毛が痛んでしまうでしょう?」

姉、白いシルクハンカチを取り出して痛みで涙が出た妹の目元をぬぐう

ありがとう、大切にするわ」

姉、そういうと毟った陰毛を広げたハンカチに乗せ、たたんで制服のポケットにしまう

「あの、一つお願いしてもいいですか?」

「なにかしら」

「私にも・・・お姉さまの毛・・・欲しいです・・・」

窓から差し込む夕日だけが二人を見ている

・・・ファーストガンダム小説版でもセイラさんの陰毛がどうとか言ってたし、陰毛って案外ありかもしれませんね!

オチはない。

2008-02-29

誕生日

暦の上ではひとつの節目。ほら、と指折り数えるように季節は過ぎ行く。夏と秋の間には確かにのっぺりと横たわるものがあり、それが僕らの気づかない進度で歩を進めた。徐々に徐々に森羅万象、そこかしこにその歩みの影を落としていった。僕らは気づかなかった。何故なら海はまだ青く、膝までつかった水温が迫りくるものが到来する時が遥か遠く先であることを語った。

 際限なく無限増殖する細胞のような入道雲は今にも落ちてきそうな程低く、僕らの町と空との間には気持ちの優しい屈強な巨人がその四肢でもって落ちてくるものを支えていたに違いない。それほど空の不透明度は低く、ときおり聞こえる巨人の唸り声や大地を擦って踵からつま先へと重心を移動するときの運びまで僕には雑音なくクリアに染みた。巨人が身を呈して守るこの町には軍事基地があり、そのお膝元では軍人の天下となっている。昔からの住人である人々には笑顔を顔に張りつける以外には生きぬく術がなかった。長い長い歴史の中で培われた護身術のひとつである。

  今しがた西の方から飛行機が飛び立った。

 「あ、また飛行機

 僕は銛を片手に堤防の岩肌が突き出した場所に腰掛けた少女の方を見て、呟くように言った。強い日差しの下でもなお黒い印象的に短い髪を風が撫でた。分け目なく乱れた前髪を手で払うようにしてから、彼女はその褐色に焼けた肌を惜しげもなく露出させたキャミソールに点々とついた水飛沫のあとを人差し指で追った。波礁のかけらが今また振りかかる。

 「珍しいね。何かあったのかな?ここんとこ見なかったのにね」

 有無は膝丈のジーンズをロールアップしたパンツから出した足をぶらぶらとさせ、パンツのポケットからメンソールの煙草の箱を出して包みのセロファンを開けて言った。

 「有無。タバコやめろって」と僕は即座に咎める。

 「またぁ。ほんと親みたいなこと言うね、コムは。いいじゃない別に。何がどうなるものでもなし」

 フリップトップの箱を開けて、銀紙を取り去る。ぎゅうぎゅうに詰った20本のうち1本を抜き取り、首から提げたヘンプライター入れから百円ライターを出して火をつけて有無は笑った。

 「コムじゃねぇよ。虚無。間違えんな

 僕は口を尖らせて言った。

 「知ってる?籠みたいなの被った人が時代劇とかに出てくるじゃない、アレ虚無僧』って言うんだよ。あんたと一緒。おかたいのよ、あんた僧侶だから」

 有無はけらけらと笑っていた。僕は口がたたないのでいつもこうやって最後には有無にオチをつけられてしまう。僕は僧侶ではないのだけど、有無の言うように「おかたい」のかも知れない。確かにうまいことを言うかも知れないがそれでも駄目なものは駄目だと思う。僕はそれ以上は取り合わず、水の中を覗くレンズで水中の魚の動きを追った。前かがみになり静かに刺激しないように獲物の動きを観察した。ふくらはぎの半分ほどの深さしかないこんな浅瀬でも魚はいるのだ。僕は彼らに悟られぬよう体を空気中の成分と同化させねばならない、水上で構えた銛の影だって彼らには察知出来るからだ。自分を狙う者の殺気を読めぬようではとてもじゃないけど自然界では生きてゆけない。僕はそういったことを父から習った。僕の銛が水中に落とされる。

 「オオッシャ!」

 僕は思わず拳を天に突き出し、歓声をあげた。銛の先には体をよじる反復運動を繰り返す魚がまだ息を絶えずにいた。その大きさは「大物」とは言いがたいが、とりあえずは僕がしとめた。僕は有無の顔を見る。

 「すごいじゃない。上達したのね」

 彼女は少し感心したような表情で、フィルターの近くまで吸った煙草を指に挟んだまま言った。短く切った髪を耳にかけて露出した耳には銀色ピアス太陽の陽光を眩しく反射させた。

 「その煙草、ポイ捨てすんなよ」

 僕は目を細めて、ぴしゃりと言った。

 家の玄関の引き戸を音を立てて開け、僕は「ただいま」と言っていつものように帰宅した。玄関先に婆ちゃんが駆けてきて、

 「あらあら、おかえり」と迎えてくれた。

 僕は獲れた魚が入ったびくを見せ、反応を伺う。婆ちゃんはやはり父には適わない、と言う。だけれど、僕だってそのうち父のように立派に成れるに違いあるまいと思うのだ。晩御飯の食卓にあがった自分の魚を想像して僕はにまりとした。

 「虚無、町に行って叔父さんのところに見せてくれば」

 婆ちゃんの提案に僕は「そりゃ名案だ」と同意して僕は自転車の籠に魚の入ったびくを載せて跨った。ゆっくりとこぎ出し、加速して町へ向かう坂道を駆け下りてゆく。頬にあたる風が普段の熱風とはうって変わって心地良いものになっていた。僕は心を躍らせて、叔父の賞賛の言葉と大きな手のひらが頭の上にのせられるのを想像してまたもにやりとした顔つきで自転車をこいだ。僕の着ていた白いTシャツはもう脇のあたりが大きな染みになる程汗を吸収し、ショートパンツは海の匂いが香った。汗でも海水でもいずれにせよ塩くさいのだが、僕の着るものがどれも余所行きではなくとも僕はそんなことは気にとめない。僕は頓着しない。

 町の中心部にある叔父さんの経営する釣具店へ向けて、僕はひたすら自転車をこいだ。

 栄えた大きな通りは夕ともなれば軍人で溢れる。彼らはそこで日々鬱憤を晴らすように酒を飲み、ときには暴力を振るう。そんな空気の中を僕は進んだ。

 規模は小さいが売春買春が行われる繁華街一角で見慣れぬ光景発見した。大概、一目でそれと分かる言ってみれば時代錯誤な「売春婦」風の女の人の立ち姿が見うけられるのだが、そのとき僕が見たのは僕と同世代か少し年上ぐらいのあきらかに条例違反であろう年代の女の子の姿である。僕は目を疑ったが真相など確かめる気もなかった。

 叔父の釣具店の扉を押すと、「波浪」と客に声を掛ける調子で叔父が言い、

 「おう、虚無か。どうした?」

 と僕と気づいた叔父は言い直した。

 「魚獲れるようになったよ」と僕は答える。やはり期待に違わず叔父は誉めてくれた。

 「すごいじゃねぇか。たいしたもんだよ、誰にも教わらずなぁ。銛じゃぁオレも教えられないし。どうだ?この際、針と糸に宗旨変えしねぇか?そしたらオレがみっちり鍛えてやるぞ」

 叔父はいつもそう言う。どうにも僕を釣り中間にしたいらしい。

 「それじゃぁ、食べられないじゃないの」

 と言って共に笑った。

 叔母さんの出してくれたオレンジジュースお菓子を食べながら、叔父さんと話した。

 「そういえば、諭くんどうしてるの?オレ昔良く遊んで貰ったよね、銛も上手かった」

 「あいつぁ、ダメだ」

 急に叔父の顔が険しくなり、僕は余計なことを尋ねた気分になった。叔父は続ける。

 「もう、虚無も大人だ。話してもいいだろう。いいか、虚無。おまえはしっかりしてるしそれに頭も良い。おまえだから話すんだぞ」

 「うん」と僕は異様な雰囲気に半ば飲まれながら頷いた。

 「諭。あいつはなぁ、チンピラだ。軍人の腰ぎんちゃくに成り下がって、ろくでもないことばかりしとる。麻薬の売人とかと組んでおるらしい。最近地元の子らを軍人に紹介する橋渡しのようなことをやっていると聞いた。要はな、売春の斡旋だ。分かるか?あいつだきゃぁ、クズだ」

 「ねぇ、叔父さん。じゃぁもしかして『桜番地』にいた僕と同じぐらいの年の子って…」

 僕は恐る恐る尋ねる。

 「あぁ、そうだ。昔は『桜番地』はきちんとした風俗街だったけど、今じゃぁ何だ、援助交際っていうのか?すっかり芯まで腐りきっちまったよ、この町も」

 叔父が煙草に火をつけたところで叔母が話に入る。

 「お父さん、やめなさいな。虚無ちゃんにこんな話。この子はまだ中学生なんだから。そうだ!虚無ちゃん、ご飯食べてく?」

 「何を言ってる。虚無はな、そこらのガキとは出来が違うぞ。そこらへんちゃぁんと分かっとる。な?虚無」

 僕は収拾をつけられなくなったので、「家で食べる」と言って店を出た。しかし、僕はさっき聞いた叔父の話で頭が一杯だった。僕がこんなにも動揺するのは集団の中に恐らく有無らしき姿を発見してしまったからに他ならない。まさかとは思う。ただ、どうしたらいいかは分からない。

 僕は家路に着いた。

 いつも魚を狙う場所があって、そこは観光客がくるようなところではなく地形も厳しく地元の子でもおおよそ僕ぐらいしか来ないプライベートな場所であった。今が夏休みだろうとそうでなかろうと、僕はそこで海につかった。 とろけそうな陽気の中有無はけだるそうに切り立った岩の上に立ち、僕を見下ろしている。彼女は紺色のキャミソールを着ていて肩にかかった部分から黒い下着のストラップがはみ出ているのが見えた。僕も彼女の立つところまで岩をよじ登る。爪や指先、そういった箇所が痛んだ。有無はやはり面倒臭そうに煙草を吸っていた。

 「今年は客足悪いんだってさ」

 彼女は自分の家が営む民宿の話をする。僕の家も観光客相手の商売を多少なりともしているので、そこらへんの話は良く耳にする。今年に限らず年々客足が減ってきているらしい。僕の住む町はそういったことに依った収入が不可欠な町なのだ。切り立った岩のすぐ下の水の中では僕が父から譲り受けた銛が天に向かって真っ直ぐに生えている。それは水没している部分がゆらゆらと正体不明に揺れて、眩しい光りを水面に放った。

 「喉乾かない?買ってこようか?」

 僕は振り返って有無の顔を見て言った。

 「ん」

 自分の財布を放り、咥え煙草のまま返事とも言えない返事で答えた。煙草を離した唇から白く風に棚引く煙を吹いて「奢る。あたし炭酸ね」と付け加えた。

 ガードレールなどない取りあえず舗装された道路を歩き、生活雑貨から何から売っている商店の前の自動販売機の前に立ち有無の二つ折りの財布を開いてお金を取り出そうとする。銀行カードや何かの会員証やらが差してあるスペースに異物感を感じて僕はそれを取り出した。僕は思わず絶句して立ち尽くす。コンドーム男性避妊具である。丁寧に連なったふたつのそれを慌てて元の場所にしまい、小銭が入るポケット部分から手早く出したお金ジュースを2本買った。有無のいる場所へ戻る最中、ずっと考えていたのだけど僕は僕の妄想を頭から払いのけることが出来はしなかった。

 缶を彼女に手渡すとき、偶然とは言いかねるが彼女の服と下着の中に眠るふたつの丘陵のゆるやかなカーブが見えて僕は激しく興奮してしまう。多分原因はさっき財布の中で見た、「性的な行為を行うときの確信」みたいなもので僕のその妄想を確かに現実の場所へ引きづりだすのだ。有無がいくら前かがみの体勢をしていたとしたってそれを覗くのは偶然でなく僕が見たかったからに相違ない。

 夏は終わりにさしかかっているようで終わりは一向に見えやしない。まだまだ雲はその力を誇示するかのごとく胸を張って広がりを見せる。空は低く。巨人はさわやかな笑みを浮かべ。

 僕は思い切って尋ねた。

 「なぁ、おまえ、やったの?」

 僕はこれ以上具体的には言えなかった。空気は全ての空間と繋がっていると僕は思っていたのだけど、それは違った。人と人を繋ぐ関係性の濃密によって区切られていたのだ。そして、僕は空気がこれ程硬く固まるものだなんて知らなかった。伝う汗さえも流れ落ちない程度時間が流れた。

 「見たんだ?」

 と言って有無は目を閉じて立ちあがった。そしてゆっくりとこちらを向き、太陽に背を向け逆光の中褐色の肌が通常よりもそのトーンを落とすのを僕は見た。明度も彩度もが一段落ちる。そして瞼を開いて微笑んで言った。

 「そうだよ。セックスしたよ」

  僕ははっきりと滑舌良く発音したその単語と服と下着の中から覗いたふくらみを脳裏に描いて、まるで猿のように際限なく永久機関のように終わりなくオナニーした。マスターベーション自慰行為と言い代えても良い。そう、十年一日のごとく来る日も来る日も布団の中でそればかりしていた。最低の男であった。他にするべきことも見つかりはしなかった。想像が加速してブレーキが利かず、有無は僕の想定した架空の世界の架空の部屋で日を追うごとに一枚ずつ脱いでゆき、日を追うごとに僕のどんな無理な要求にも応えるようになった。そしてある日の夕方一切立ち寄らなくなった海へ行き、計り知れなく大きい太陽ですらすっぽりと難なく包んでゆく水平線を見て自分が一体何者かを己に問うた。

 朝起きると適当な袋の中に水着タオルそういったものを積め込んで、海へ出かけた。銛は持たず、ただ体ひとつで海を泳ぐ。海水中の塩分が浮力を生み僕の体をまるで拒絶するかのように押し上げ水面に浮かせた。僕が潜ることを嫌がっているようでもあった。体中に蔓延した不健康な老廃物を全て排出する腹づもりで、体の奥深く何処かで息を潜める病巣の中核を探し当てねばならない。そうでもしないと僕は存在異議を失うのだ。夜毎陰茎をしごくだけの「もの」であって堪るものか。自分だけが知る海岸線でなく、公衆遊泳場に来ていた。時期もピークではないので割と地元若者が多いようである。そういった経緯で日がな泳いだ。

 僕はこれ以前にだって自慰行為をしていた。考えていた。ずっと。何故僕はこうまでみっともなくならなければいけなかったのか。何故僕はかさぶたを掻き毟るように。何故。何故。そういったことを呟きながら水中から回答の眠った宝箱を探す、見渡す。遊泳中のカップルの片割れで目的も持たずにふらふらと漂い泳ぐ女が平泳ぎの恰好で股の間の小さな布で隠された部分を晒すのを長い間ずっと潜り続けて凝視していた自分を発見したとき、僕は同時に答えをも発見した。なんのことはない。これが僕だったんだ。塩水で目を擦った。

 僕は大人になるまでこの自分自身の下半身的問題を平和的に解決出来ない。要するに女を買えない、ということだ。しかしながら僕は望みもしたが勿論憎みもした。有無が買われるという現実を、この両目ではっきりと見ておかなければならなかった。より深く自分を呪う為に。

  町へ降りると、金曜だけあって人は多い。都会の盛り場と比べたら本当にちっぽけなものだ。色町『桜番地』へ近づくにつれ、ぎょろぎょろとした目つきであたりを見まわす。ここの色町は変わっている。それらしい店を全部一角に集めただけで、表の通りから丸見えの場所で平然とさも普通のことのように売り・買いが成される。同時に良くある繁華街でもあるから、例えば僕や同級生やなんかが居ても特に誰も咎めない。

 僕は諭くんを見つけた。面影が残っていたのですぐに分かった。その後について歩くのは有無と同級生の友達であった。僕の予想は出来れば外れて欲しかった。全員知った顔で、それもクラスの中でも特に大人びていて顔だちが美しく整った者ばかりだった。そして有無は群を抜いている。

 僕は叔父さんの家にお使いに行く名目で町に来ていた、そして恐らく彼女らも似たような嘘を並べて来たことであろう。預かってきたトマトを握りつぶした。

 何てこった。あいつらか。

 僕は自転車の籠の中のトマト軍人の足元に投げつけた。そして僕自身、我を失い何事か夢中で叫んだ。自分ですら果たして何を言っているのか分からない。僕は右手の中指を立て、

 「間座墓!」

 と叫んだ。軍人は首だけで振り返り、それから僕の方へ歩みを寄せる。僕よりも40センチ身長が高い彼の眼光は既に「子供のしたこと」を笑って許すような雰囲気ではなかった。軍人はその上等な皮のブーツで僕のももの付け根をポケットに手を突っ込んだままで蹴った。大人の力の衝撃がその箇所から電流のように地面に抜け、さながらアースの役割でも果たしたかのように僕の左足は焼け焦げて落ちた。立っていられなくなり、地面に倒れ込むとすぐ目の前に皮製の靴のつま先がある。目をつぶる暇もなく鼻から大量の血が流れ出して、息が出来なくなった。口の中が熱くて、鼻水と血が混ざってマーブル模様を織り成しその不自然な美しいコントラストを眺めた。涙で視界が利かなくなると、今度はわき腹に針で刺されるような衝撃が訪れた。正体不明の嗚咽を漏らす僕を助けようなどという者は現れるはずもなく、結局は僕が何者であるかを問われるだけだった。彼の顔は笑っていた。

 「坂!…国家!」

 僕は片足を押さえ膝を付いた姿勢まで体を起こし再び中指を立てた。彼はそれまで顔の表情は笑った形を作って努めていたがその瞬間には完全に笑顔もおちゃらけた態度もなくなった。ポケットから出した拳で僕を思いきり殴りつけた。僕は誰だ?彼は最早軍人として僕を殴らない。そして笑わない。ならば、立ちあがろうとする僕は一体何者だ?今さっきまで軍人であった男は問う。オレは誰だと。オレは一生陰部を擦り続ける醜い生き物か?そんな男か?退いて生きるか?

 僕はふいに笑いがこみ上げた。

 「オレは海の男だ」

 僕は声に出して言った。

 彼は飽きたという身振りで友人らしき軍人を連れて、帰っていった。だらりとぶら下がった動かない腕はファイティングポーズのつもりだった。

 叔父さんの家で目が覚めた。叔父さんは安堵した表情で

 「あぁ、良かった。このまま目を開けないんじゃないかと思ったよ。しかし、すげぇ顔だなぁ」

 と僕に話し掛ける。叔父さんの説明によると僕は気を失い、そして軍人が帰っていった後で見ていた人達がここまで運んでくれたということらしい。有無がどうなったか知りたかったけれど、そんなことは勿論訊けはしなかった。叔母さんが出してくれたお粥を食べようとして口の中に入れたらすごい衝撃が走って、僕は思わず宙に浮く。

叔父さんも叔母さんも笑って言った。

 「虚無の親父さん、未曾有さんもケンカはしたけどさすがに奴らにケンカふっかけるなんざ聞いたことねぇや」

 「そうよ。もうちょっと相手を考えなさい。殺されてたかも知れないのよ」

 やはり叔母さんは泣き、僕はあとで家族にみっちりと怒られた。

 だけれど、僕は自分が何者かを取り戻した。

 以前にも増して僕は亡き父のように立派な漁師になろうと強く思う。鋭く切り立った岩壁を背に、汐が引いて膝丈程もなくなった外界から隔絶された知られぬ海で僕は銛を片手に空を見上げた。いつまでも空は夏の様相を呈していて水面に落ちた人影で僕は背後の岩の上に有無がいることを察知する。

 「そこだ!」

 僕は小指の爪ほどの大きさの小石を放ちながらそう言った。

 「久しぶりじゃない」と小石のことには触れずに進める。思わず冗談めかした自分が恥ずかしくなるほど冷静に。

 「そうだな」

 僕も冷静に。

 「虚無、少し変わった?」

 「そうかな」

 「何してんの?」

 「銛の練習。オレはやっぱり漁師になるよ」

 「そう」

 そんな会話を交わした。有無はメンソールの煙草に火をつけて煙を吐き出すと同時に顔を上げた。僕は相変わらず銛で水の中の地面を形をなぞるように落ちつきなく突ついていた。彼女は指に煙草を挟んだまま、切り立った岩のわずかな取っ掛かりを慎重に滑るように降りた。僕の隣に腰を下ろし尻をつけて砂浜に座る。僕も砂の上に座るが水着が濡れていた為に濡れた砂が尻の形にくっきりとついた。あまりスムーズ言葉が出ない。

 「有無は?何になるの?」

 僕は沈黙の堰を切るように話し掛ける。

 「分からない。あんたのお嫁さんにでもして貰おうかな」

 僕が驚いた顔をしていると「冗談よ」と言った。

 二人で動きのない海を見ていた。海鳥が遠くの島へ飛んでゆく。すると、有無は立ちあがり

 「気持ち良さそうね。あたしも入ろ」

 とそのままの姿で駆けて波を掻き分けてその身を浸した。僕があっけにとられ制止する暇もないまま彼女はずぶぬれの恰好で海からあがってきた。

 「やっぱ服着たままだと辛いね」

 僕の目は彼女の透けた服から浮き出た秘密しか入らず、完全に思考は停止し例えば気の利いたセリフのひとつも出てこないままとめどなく湧いてくる唾で急激に乾いていく喉を潤していた。髪をかきあげる仕草をした後、有無は

 「虚無はセックスしたいの?」

 と訊いた。

 僕は「オレはセックスしたいよ」と答えた。

 僕は煮え切らない情欲を抱えて悶々としたままの紳士に分かれを告げた。僕は快楽を貪る者だが、決してそれのみには存在しない。彼女に抱いた幻想彼女に抱いたいかがわしい妄想、己に都合の良い空想、そういったものを1箇所にまとめて全部破棄した。それから僕は有無と交わった。

  鋭く切り立った岩影で、外界から情報がシャット・アウトされた知られぬ砂の上で、落ちかけた太陽に焼かれ背中を水飛沫に濡らし僕は一際大きな声を出して果てた。

 僕も有無も裸だった。彼女のお腹の上にはまだ生々しく行為の証が記されたままである。濡れた有無の服は薄いタンクトップですらまだ乾かず先ほどと全く変わらない。時間の経過も感じられない。脱ぎ散らかされた衣類の位置もそのままだ。

 「気持ち良かった?」

 と一番最後に有無は乾いた服をそそくさと着ながら訊いた。

 自転車海岸線を走っていると、東の方角へ飛行機が飛んでいった。僕が数えただけでももうさっきから一体何台の飛行機が飛び立っただろうか。気体がもの凄い速さで小さくなっていくのを見届けてから、再び自転車に跨りエデンに似た外界から隔絶された場所へ向かう。遠目に有無の姿を発見して片手でハンドルを握りながら大きく手を振った。彼女も体全体を使って信号を僕に返す。

 「あ、また飛行機

 有無は上空を見上げて言う。

 「オレも見たよ。来るときだけですごい数の飛行機見たなぁ」

 「あたしも。何かあるのかなぁ。演習とか?」

 僕は「さぁ、どうだろうね」と言い終わらないうちに、すぐ隣に座る有無の乳房を背面越しに触ろうとした。彼女は僕の手をまるで蝿や蚊をはたくような感じで叩いた。僕が彼女に会うのが待ち遠しかったのはいわずもがななのだけど。有無は

 「あの時だけだよ。そんなねぇ、都合良くホイホイやらせるわけないでしょうが」

 と手厳しく言った。僕はしつこく懇願したが、彼女が要求を飲むことは無かった。岩場に立てかけた銛が太陽の光りを反射して光線を生み出す。僕や有無に浴びせ掛けられた兆しの元を探し、空を見上げた。往き付く先は夏を完全に体現しその大きな両手で包み込むような入道雲。空を支える巨人はやはりその笑みを絶やさずやがて秋が来るまで微笑み続けるのだろう。

 「まったく、言わなくちゃ分からないの?」

 有無は胸の高さの水面に左手を入れて、水の中で僕の手を握り引き寄せた。帆を張った舟のように水面に浮かんだ僕の体もその小さな力で彼女の体にぶつかる形で引き寄せられる。お互いに向き合い体の前面を押しつけるように抱き合った。彼女は僕の股間を水中で触る。空は高く広大で、僕たちは身を寄せ合い抗わずそこに含まれた。東の空からまた飛行機が飛んで来て、僕たちの上空を過ぎ去るのを見ていた。

 僕たちは飛行機の来た方角の空を見る。空では入道雲とは違う、けれど、ひときわ大きな球体のような雲が風船が膨らむ様を連想させた。心なしか荘厳で見ているものを魅了する何処かで見たことのある形の雲だった。ずっと、ずっと遠くまで、僕は僕の父も祖父もが愛したこの海の果てまで思いを飛ばす。

 「わぁ、見て。綺麗」

 と有無は水中から出した手をかざし、遥か遠くの海で立ち昇る雲を指差した。

2007-12-18

かまの安全な持ち方

テレビを見ていると、

農業をやってる知り合いが

「あの持ち方はだめだ。親指を切ってしまう。」

とつぶやいていた。

テレビ登場人物は稲を逆手で持ち、かまで切る。

もしそのとき、親指が立っていれば、かまは親指を切ってしまうのだそうだ。

だから稲は順手で持つべきだと言っていた。

しかし、順手で持つのは何か具合が悪い。

なんというか、つかみにくい。

私の場合、親指と人差し指がある種のコンパスの役割を果たしており、

順手だと稲の向きを安定させずらいのだ。

単なる慣れの問題なのかもしれないが。

2007-10-30

特定派遣日記 no.6

例によって現在派遣されている身なのだが、その契約先の社員が今月一杯で退社するとのことだ。

そもそも現在の自分の状況

A社 常駐先

B社 契約

A社からB社は業務委託で、B社が客先常駐を行っている

で、自分はC社の社員なのだが、B社と特定派遣契約して、A社の現場に行っているという訳

なんでIT業界ってこんなのあるんだろとか不思議に思う

そんな訳で、今回辞めるのはB社の社員

席が近かったのでよく話していた人だったのだが

しかし、辞めるのが正解なんだろうなぁとも思う。

こんな下流のを続けていたら、いつの間にか人生オワタ\(^o^)/ってなりかねない

その人の場合、年齢も年齢だったし

でもこの現場、もっと年上と思われるor近い歳と思われる人が何人かいるんだよな…

本当にどうなんだろう…

あの人たちくらいの年齢だと普通マネジメント方面にシフトしてるだろ…

いや、一生技術者ってのも素晴らしいと思う

しかし、ここにいるのは技術者ではない。

作業員というやつだ。

こんなの続けてらんねーよってのが本音だ。

しかも皆モチベーションが低い。

何とか勉強してここを抜け出そうって気持ちが全然ないんだよな。

その辞めていった人もそうだったが。

B社もB社で、もっと他の現場探してモチベーション低くなってる人たちとか出しちゃって、新人をこの現場にいれればいいのに…

と思うんだが、そうしない

不思議という他ない

だから現場人間モチベーションが上がらないし


超個人的にムカつくのが、B社の人間タイピングもまともに出来ないのが多すぎなんだよね。

お前らの指は何本なんだYO!?

って思ってしまうんだよな

人差し指と中指しか使えないみたいな

普通に打てば全然手のポジション変えなくてもすむようなものでも移動しちゃうんだよね、彼らは…

2007-08-12

http://anond.hatelabo.jp/20070811233757

寿司をひっくり返すようにしてネタを下にして人差し指と中指で支え、舌の上にネタが来るように口に運ぶのが正しい食べ方といわれています。この掴み方は、醤油に漬けるときシャリを崩さないので見た目にも美しく食べることが出来るのです。

http://www.sushiwalking.com/manner/index.html

これって志賀直哉の『小僧の神様』に出てきたな。あれを読んで以来鮨はネタを下にして口に入れてる。

2007-08-11

http://anond.hatelabo.jp/20070811010549

都内の古くからやってる看板店にいってみそー

寿司をハシなんかでつまみやがって・・! てやんでぇ! べらぼうめ!出て行きやがれ!!

っていわれるよ!!

と、言うことはないけど、いいお店でカウンターで食うときにハシで食ってると

教えてくれるおやっさんもいるとおもうよ。何度か見聞きしたことがあるな。

すし屋さんはフレンドリーな爺さんが大将なことがおおいからね。

そんなラーメン屋さんみたい下品な指摘はないとおもうけど。

で、聞いたことないの?

落語お題目になってるぐらい古くからの慣わしだよ。東京の方の慣わしだからかな。

もしかしたらこっちの方だけの習慣なのかもしれないね。

江戸前落語をきくとよく枕話しとかででてくるけどな・・・

ちょっと探してみた。

http://www.sushiwalking.com/manner/index.html

寿司をひっくり返すようにしてネタを下にして人差し指と中指で支え、舌の上にネタが来るように口に運ぶのが正しい食べ方といわれています。この掴み方は、醤油に漬けるときシャリを崩さないので見た目にも美しく食べることが出来るのです。


もともと寿司は庶民のくいものだから、手でつまんで、表の荒縄で手をちょちょいと拭いてくのがならわしさ!

いつからか高級食になっちまったが、もともとは屋台食。

もしかしたらたこ焼きが高級食になる日もくるかもね。

たこ焼きは箸で食うもんじゃなくて楊枝で食うもんだよ!!

えーなにそれー!?

楊枝って歯をシーシーするものでしょ?文明人なんだから箸つかおうよ!


http://kotonoha.cc/no/31232

そんな風にやりとりされる日がくるのだ!

2007-07-12

なあきいてくれよ。

今日仕事中ずっと、じじいをぶっ殺す妄想してた。

人差し指とかや割り箸とかでも、ヒトの目玉に5センチばかし突っ込んだら目って潰れるよな。

おれ、28歳の男。筋肉はあるほう。だから人間の耳ぐらい引きちぎれるだろ。

仕事中ずっと、知らないじじいをそうやって千切って潰して殺すことばっかり、頭の中をぐるぐるしてた。

理由はまあ、下の記事にあるようなうらぶれたじいさんが、会社で俺に怒鳴り込んできて、しばらくねちねち絡まれて、おれはずっと頭さげてたことだ。

http://d.hatena.ne.jp/Mr_Rancelot/20070512/p1

もう5年もここにいるんだけど、こういう事件ははじめて。職場みんなとはそれなりにうまくやってきた。

一部ATフィールド張ってるけどそんなの普通だよな。今日のじじいに遭遇するのは初。

頭の中が暴力妄想でいっぱい。こんなときはどうする、増田。どうやって腹の虫をおさめる?

2007-07-11

所謂「水かき」の部分

親指と人差し指の間の付け根の部分を切ってしまった。

どうやったらすみやかに治せるというのだろうか、こんなとこ。

2007-06-15

http://anond.hatelabo.jp/20070615004957

余裕でほじる

むしろ俺は皆どの指でほじってるか気になる

ちなみに俺は人差し指

おかげで鼻の穴が広がってしまった

2007-06-04

[]

??まず左手で親指と人差し指で丸を作り、オーケーサインを作ります。

??その手をひっくり返して、手のひら側から丸を左目で覗き込むようにして、残りの指を頬にあてがいます

??超竜軍団長 竜騎将バラン推参

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