はてなキーワード: ランニングコストとは
ここしばらくの女子力に関する話題を見ていて、一分のスキもなく完璧にセットされて男からの評価を得ることに特化した女性って、文字通り『武装』(これは所謂スイーツ的な人であるか、それともヲタ受けしそうなタイプか、は問わない)してる感じがするよなーってのをとりとめもなく思った(この人なんかレオパルト2っぽいなー、的な。)
そういえば、そういう人と身近に接すると、なんか射爆場で戦車砲の標的にされてるような気分になる。すんげえ速度で機動して、車体がめっちゃ揺れて見えても、砲身は完璧にスタビライジング。一ミリのブレなく、秒速1700mの熱視線で、あなた如きはいつ何時でも赤子の手を捻るみたいに殺せるんだよ、という本気が伝わってきて。
なんていうか、装甲系女子?
てか、俺、死ぬの?みたいな。ええ。死ぬんですけど。精神的に。
もちろん、そう感じるのは、受け手側たる自分の貧しい女性経験・アワレな心象が大いに投影されてるだけなんで、真面目に我が身を振り返ると割と虚しいんだけど、まあそこに両目をつぶってぼーっと見ていると、その手の「女子力」を理解し(意識する・せざるは問わない)使いこなして男どもを蹂躙していく人って、なんか「戦争」っぽいなーと思う。恋は戦争(笑)とか手垢つきまくったワードだなーとか思うけど、特に「宣戦布告」「交戦対象」がなくても、そういう人達からは無言の存在感・プレゼンスみたいなもんが感じられるのだよな。簡単に蔑ろには出来ない何か。そう考えると、女子力というのは一種の武力・暴力・抑止力の類推で考えるとしっくり来るというか、自分の中で妄想がもりあがってくる音が!音が!モリモリと!するわけです!!!
所謂「女子力の高い人」が火力・装甲・機動力の三位一体でどっか遠くの男を蹂躙・突破・包囲殲滅していくのは小気味よいし、面白い。けど、自分の近くでドンパチが始まったり、お隣さんが急激に女子力を高めたりすると、なんかバランスオブパワー的な意味で自分も軍拡を求められる感じの圧力を感じて、すげーやだなー、みたいな。ウチの近所で戦争やらないでください!みたいな。だいたいどう俺を強化しても真正面からレオ2A6みたいな気合入った異性とがっぷり四つに組んで戦うような戦闘力はねーよ!!みたいな。どう頑張ってもソマリア民兵レベル。ブラックホークダウンよりも悲惨なことに!!!みたいな。早く増田を和平に導く政治的枠組みを整えるべくはてな首脳会談開催しろ!!!!はやくしろーッ!間に合わなくなってもしらんぞーッ!!!みたいな。おお!いいじゃないか!!!(何が)
収拾付かなくなってきたんでその話は捨て置くけど、そういう「女子力の高い理想の女」像を冒頭のような「戦車部隊の理想」像っぽいアナロジーとして考えると、そういう理想像が常識みたいに求められるのは、完璧超人になれない多くの女性にとっては、確かに頭が痛い問題だろうなーってこともぼんやり実感出来て楽しい。ボヤいてた増田の人は、そういう『近代的な機械化部隊の存続・維持』に求められるコストが微妙に重荷なんだけど、だからって非武装にはなれねえし、コスタリカとかスイスとか持ち出したりして中立・非武装・軍縮を称揚してる人は何なの?死ぬの?防衛力の議論の歪な状況マジつらいんですけど!自衛官だって人間なんだぞ!!!的な状況に追い込まれてるのかな、という。『女子力の高い女』でいようとすることのランニングコストの高さと、それにまつわる議論の渦中で色々と心をすり減らしているんだね!という理解になり、意味もなく共感した(たぶんただの妄想)。
そんなことを考えていたら、そこはかとなく女子力の話題が楽しくなってきて困るなあと思いました。なんだかきょうも俺の脳内はてなウォーズはさいこうに盛り上がっているぜ、こんもりとな!(CV:堀川りょう)という心境になってきて凄く幸せ。
増田のみんなも、しあわせになろうよ!!!!!!!!!
要はそこだ。
オブジェクト指向で書かないと開発速度が10分の1になったけど、まぁ、よくね?って書いてあった。
で、数年でマシン性能は何倍にもなるが、開発速度は何処まで対抗できるかって事だな。
これが理解できるようなら高校生でも中学生でも携帯持つことを許可する
不思議なんだが、仕事が無くなって契約をやむを得ず解除するっていう理屈はあえて理解するとして、それでも寮を即時追い出す理由って何なんだ?仕事が無くて切るんだから新規雇用するはずもなく、寮の利用者は居ないんだよな。だったらせめて1ヶ月や2ヶ月は住まわせてやっても、企業としては株も下げないし、また景気が良くなって労働需要が発生すればその労働者が良いイメージを持ったまま戻ってきてくれると思うんだけど。あと、報道で話題になってた「寮の退去時に5.6万円の控除があったので手取りは0円だった」というのも胡散臭い。あれどこの会社のことだ?俺が派遣で勤めていたダイキン工業では寮費は確か5000円/月で、退去時に5.6万円ってことはありえなかった。つーか、退去時の負担って感覚的には1か月分の家賃だよ普通は。それが5.6万円ってことは寮費はまさか5.6万円/月ってか? それどこが寮なのよって話。
日本電池も寮費は2万円/月しなかったと思う。あれは本当に寮だったのだろうか。そして、あの労働者が退去時に負担した6万円は、何らかのペナルティ(壁に穴を開けたとか)ではないのかという気がする。
むろん、寮費がこれだけ安いのは会社が幾ばくか負担しているからなのだろうが、それでも最低限のランニングコストさえ負担すれば継続して住めるというオプションを、今回は用意してやっても良かったのではないか。
http://www.asahi.com/national/update/1225/TKY200812250251.html
初めての増田にして、いきなり愚痴混じりの長文になるであろうことを、まずはお詫びしておきたい。
「お前、増田は初めてか?力抜けよ」と流し見ていただけるなら幸いである。
先月、ウチの部署に新入りさんが来た。
前まで勤めていた会社は名の知れた某企業の下にあるシステム開発系らしく、
パソコンをガンガン使う部署としては「少なくとも、パソコンを使うことに抵抗は無さそうですね」「そうだねー」と期待していた。
私の勤務先は自社サーバを主軸とした統合的なサービス提供(つまりはASP業務)を主としており、
性質上、勤務体制は1日3交代のシフト制となり、朝も夜も関係の無い生活リズムになる。
その新入りさんとしては面接の折に、
「前までの経験を活かして、サービス・システム開発の部署に就きたい」
という意思を示していたようだ。
ただ、いきなり開発部署に放り込んでも右も左も分からないので、
まずはサービスの前線ともいえるサーバ運用部署で基本的なシステム内容を把握してもらい、
その後に開発側で腕を揮ってもらいたい、という説得を受けたらしい(という又聞き)。
当人がどこまで納得して内定を受けたのかは知らないが、それは私の預かり知らぬ所なので省略する。
さて、新入りさんの初出社の日。
上に書いた通りシフト勤務の部署だが、彼には1週間ほどは日勤扱いで大まかに業務を見てもらう形となった。
(新入りさん個人の事情もあったのだが、それは割愛)
初日からあれだこれだと教え込んでもパンクするだけなので、「こんなコトをやってるんですよ」という触りを見てもらう程度である。
タイミングとして私がシフトに入っている時で、「じゃあ今日からよろしくお願いしますね」と受け持った。
その、開口一番に聞いてきた一言。
「お給料ってどのくらい出るんですか?」
仕事である以上、誰もが疑問に思うことではある。それは分かる。
周りの人間は見ず知らずばかりで、話の切り出し方に戸惑う気持ちも分かる。
だが、「ここはどういう仕事をされている部署なんですか?」とかで切り出してくるとばかり思っていただけに、
のっけからそれかい!と突っ込みを入れたくなった。
アルバイトで入った子が聞いてくるとかならまだしも、
仮にも前まで会社に勤めていたのなら、むしろ仕事の内容について質問するとかが普通じゃないの?と思ってしまった。
サーバ運用・監視を主業務とする部署であるため、やることは毎日ほぼ同じである。
決まった時間に決まった処理がサーバ上で走ったことを確認し、エラーが出たのなら迅速に対応する。
よってパターン化された作業内容をノートにでも書き留めれば、それをマニュアルとして作業を進めることができる。
(Excelなどに書き留めて印刷するという手もあるが、アナログでもノート片手に作業内容をどんどん書き留めてもらった方が良い。
ドキュメントを書いて印刷するよりも、即利用できるからである)
その日もいつもと同じように処理を進め、彼には横でそれを見てもらい、所々でメモを取ってもらう形を想定していた。
――のだが、その所々で彼はメモを取らなかった。
彼はそこで、「システム的にこれはどういう風に動いているんですか?VB使っているっぽいですけど」といった質問ばかりをしてきた。
良い質問ではある。
将来的に開発部署へ行くことになるかもしれないことを考えれば、先々まで見越しているのだなと評するべきである。
しかしそれは先の話。
あくまで今は、今いる部署での業務内容に集中してもらいたいのだ。
処理がどういう風に回っているか、どういうシステムなのかという掘り下げたレベルの理解は、今の時点では求めていない。
我々の仕事は、開発部署が構築したシステムの下で正しく処理が動いているかを日々監視することにある。
監視する中でトラブルがあれば開発部署に問い合わせ、対応を要請する。
我々は次に動く処理を監視しなければならないので、対応はあちらに任せるのが常である。
システムの詳細まで把握しているに越したことは無いが、正直なところ、そこまで深い話は我々には求められていないのだ。
ましてそれが新人レベルならなおさら、まずはこれから任されるであろう処理の手順をしっかり覚えてほしいのだ。
ということを、彼に説明したところ、返ってきた言葉は、
「要はルーチンワークなんですね」
だった。
今にして思えば、彼のフラグは間違いなくこの時、一本折れたと思う。
1週間ほどの日勤を終え、次の週からは実際にシフトの時間に沿って出勤してもらうことになった。
(私の時はいきなり夜勤からだったが)早朝からのシフトでの研修開始である。
奇しくも担当はまたも私であった。
「朝方は何かと一斉に処理が回るんで混乱してしまうと思いますけど、
ひとまずは一番気を付ける業務から書き留めて覚えていってもらえば良いですから」
と前置きして業務を開始する。
彼には作業の大まかな説明をしてメモを取ってもらい、真っ先に覚えてもらいたいものは実際に進めてみてもらうことにした。
その1時間後、
彼はうつらうつらと寝こけそうになった。
無理もない話であることは分かる。
私が研修を受けていた時だって、正直眠気は相当にあった。
朝5時近くに起きて、7時前には出社して業務に入らなければならないのだから。
「すみません…」としょげ返る彼に対し、「まあ初日ですし、この時間帯はきついですから」と責めはしなかった。
そこから4日間、彼の研修を受け持ったが。
彼は毎日のようにうつらうつらと頭を揺らすこととなる。
彼曰く、「どちらかというと夜型の人間なので…本当にすみません」とのことだった。
寝こけまいと自分の頭をしきりに叩く彼を見て、自責の念を必要以上に背負い込むタイプ(ともすれば自傷癖の強い子)かと直感した。
かといって、じゃあ夜勤のシフトだけでいいよとも言えない。(その分、他のメンバーが早朝起床ばかりになるわけだし)
4日目を終える際に、休みに入る私は、彼に2つ+αのアドバイスをした。
その3日後、休み明けに出勤した私が耳にしたのは、彼に大きな稲妻が落ちたというものだった。
研修4日目を終える際に抱いた危惧は、見事に現実のものとなっていた。
あの翌日、彼は必死に作業手順をメモに残す様子も見せず、先輩が作業する横で眠りこけそうになったのだった。
先輩は激怒し、「ふざけるな、顔洗ってこい!!作業は全部俺がやるから、お前は触るな!!」と一喝したという。
ちなみに4日目の終わりに新人さんへアドバイスを送った後、私はもう一つの布石を打っていた。
その翌日から研修を担当されるその先輩と、私の上司に対して、4日間彼の動向を見ての感想を報告したのだ。
…ハッキリ言ってしまえば、チクりである。余計なお節介というか、一抹の罪悪感は覚えた。
しかし、いずれは業務を受け持ってもらうことになり、
そこでそれまでのように寝こけてしまい業務を落とすようなことになれば、それは彼一人の責任どころではなくなる。
酷な言い方をしてしまえば、「そんな危なっかしい要素を持った人には任せられない」のだ。
ルーチンワークの連続ばかりの部署ではあるが、だからこそ定められたルーチンは確実にこなす必要がある。
いきなりフルボッコにするわけにもいかないが、雇い入れるに値するかを見定める期間である以上は、報告に値すると思ったのだ。
そして報告のついでに、「ガツンと言うと一気に萎んでしまうタイプなので、ある程度は穏便に^^;」と付け加えた。
しかし、新人さんの頭の揺れように、先輩の堪忍袋の緒は切れた。私の布石は粉々になっていた。
早朝からのシフトの研修はひとまず終わり、深夜のシフトの研修が始まった。
サービスを提供している相手先の1日の業務データなどが一斉に集まり、翌朝までに然るべき処理が終わっている必要があるので、
最も監視には気を配らねばならない時間帯である。
「どちらかといえば夜型なので」と断りを入れてきた新人さんは、その言葉通りに朝よりも元気そうに見えた。
ところが、ここで彼のもう一つの悪い癖が出てきた。
メモ取りもそこそこに、「この処理はデータベースに対して云々」「エラーが出た際の対応は云々」と質問を投げかけてくるのである。
先に書いたとおり、そんな所までの理解は今は求めない。
ただでさえ処理すべきデータ量が他のシフトよりも多く、一つのミスのせいで翌日の客先の業務が全部止まりかねないのだ。
よって今は「このディレクトリのこの実行ファイルを動かして、出力されるログで処理が正常に終わっていることを確認・記録する」といった手順さえ確実に覚えてもらえれば、それで良いのだ。
そんなルーチンばかりがどんどん回るので、退屈に思えるかもしれないが、それがココの仕事なのだ。
エラーが出た際の対応だって、今の彼にはできっこない――だからこそ研修担当が付いていて、いざという時に対応を受け持つのだ。
という説明を彼にしたところ、ひとまずは頷いた。
ルーチンばかりでつまらなく思えるかもしれないが、結果としてそこで確実に業務をこなすことで、顧客が安定したサービスを使えるのならば、それを維持することこそが我々の最大の目的なのだと。
そのためにも、難しい話は後でいいから、まずは業務の手順をマスターできるように、万一手順が分からなくなった時のために、手元に持ち運べるマニュアルを作り上げていってほしいと。
しっかりとした会社なら新人教育用のマニュアルを随時用意・更新しておくのだろうが、あいにくとウチはそこまで時間と工数を割けずにいる。
だから新人が入るたびに、とにかく自分用のマニュアルを作り上げていって、それを元に手順を覚えていってほしいということを徹底している。
それが悪しき慣習となっているというツッコミはご勘弁願いたいorz
彼は「手書きでは上手くまとめられないので、Excelで書かせてほしい」と最初のうちに言ってきていた。
そこは個人の自由なので、結果としてモノができあがるならそれでいいと了承していた。
それと並行して、まずは一番初めに覚えてもらいたい業務を繰り返し実践させて、マニュアル無しでも進められるようにしてゆこうとした。
だが、いつまで経っても、どうにも手順がおぼつかない。
Aという業務があって、それを終えるためにa,b,c,dという作業を順にこなす必要がある。
だが、a→b→d→cとなったり、a→b→cで止まったり、時にはa→c→dとなったりした。
都度注意はしているのだが、どうにも改善が見られない。
a→b→dとやってしまって、次の業務Aの機会にはちゃんとa→b→c→dと行うのに、その次の機会にはまた作業が抜け落ちるのだ。
なにぶん、この業務Aはウチの部署の業務でも最重要に入るので、何は無くてもここの作業手順だけは早めにマスターしてもらいたいのだ。
その辺を何度か言って聞かせた、つい先日のこと。
「じゃあ業務Aの処理に入りましょう」といつものように処理を彼に任せて、私は隣で監視しようとした時である。
「手順a、手順bと進めて…次にcが走るのを適当に見ればいいんですよね?」と、彼は口走った。
未だかつて、私は人に対して怒鳴ったことが無い。それどころか叱った試しすらほとんど無い。
怒られるのが嫌いな上、叱られると何も言えなくなるという性格もあると思う。
自分がそんなだから、他人に対して強く出られないのだと思う。
まして先輩から雷を落とされてしょんぼりしたような新人さんに対しては、尚更である。
しかし、この時ばかりは違った。
彼が口走った内容に、耳を疑った。
「適当って何だ!ふざけんな!そんなにルーチンが嫌で退屈なら、もう帰っていいよ」と舌の先まで出かかった。
辛うじて、「今、仕事をする上で致命的なことを言ったのを分かってる?」と言うに留めた。
AAで表せば(#^ω^)
彼も私の声色の微妙な変質に気付いたのか、「すみません…」と応えた。
けれど、私はこの時確信を得た。
「彼は、この仕事がつまらないと感じている」と。
もっと正直な感想を言えば、「彼には無理だろ」とも。
かつて、私は今の所とは別の部署にいた。というよりも、入社した際にそちらの部署に配属された。
配属はされたのだが、自分の持ち得るスキルとはかけ離れた所であった。
だが、当時の上司Aさんや上役たちは私が力量不足であろうことを見越した上で、
「人手不足だし、少しずつ仕事の内容を吸収してスキルアップしてくれるなら、将来的な戦力として鍛えてゆける」
と、普段の業務の合間を縫って私を教育してくれた。
けれど、私の理解不足と勉強不足のせいで、徐々に足を引っ張り始めた。
呑み込みの遅さと、何よりも「適当にこなしていれば給料は出る」という許し難い打算が心の底にあったことが原因である。
そうして、とうとう私は稲妻を食らったのだ。
「このままの状態では、正直、お前はお荷物扱いのままだ。給料泥棒と言われたって仕方ないぞ」
上述のとおり、私は叱られると一気に黙り込む――まさしく、今回の新人さんのように。
自分が悪いことは分かっている、しかしそれを改善しようとする心掛けが今ひとつ持ち切れない。
そんな甘えた心さえも、上司Aさんは完全に見抜いていた。
私はいよいよ、解雇されても仕方ないと塞ぎ込む一歩手前までいった。
会社に来たくないという感情ばかりで、体調にさえ影響するほどに終始、気が滅入っていた。
だが、上司Aさんと取締役Bさん、そして今の部署のリーダーCさんが集まり、私を呼んだ。
B「正直に答えてほしい。今の仕事は、辛い?」
私「………本当に申し訳ありません。白状すれば、教えていただいたことも身に付いているかが分かりません」
B「そうか。傍から見ていても、最近の君は叱られてばかりみたいだったからね」
C「でも、君をこのまま解雇するのは、こちらとしても勿体ないんだ」
私「…いえ、ご迷惑をかける一方ですから」
B「そうだね、でも今のウチは人手不足だから。新卒で入った君を、このまま捨てるのは本当に勿体ない」
B「幸いに君は、パソコンは少なからず使える。この部署の仕事はハイレベルで君の手には負えなかったかもしれないけれど、
他の部署でなら君の最低限のスキルは役に立つかもしれない」
A「だから、これが最大限の妥協だ。来週からCさんの部署に移って、一から仕事を覚え直せ」
C「覚えなきゃいけない仕事は全然違う。でもそのくらいの方が君のためになるだろうし、気持ちを切り替えられると思うから」
B「後は君の気持ちとやる気次第。…まだ、頑張れる?」
恥ずかしいので今の部署では一度も明かしていないが、この年で鼻を啜りながら臆面もなく泣いた。
自らのあまりの情けなさと、こんな自分なのに何とか持ち直してくれることを願って拾い上げてくれた上司たちの気遣いに。
あれから数年が経って、こんな私も新人さんに物を教える立場になった。
リーダーシップなんてものはどちらかと言うとお断りしたい方で、誰かの下でバタバタと動き回った方が性に合っている…
という責任逃れの甘さは、相変わらず持ったままだ。
でもその分、自分がすべきこと、自分に任されたことはきっちりとこなすという自覚と責任は得ているつもりだ。
ルーチンワークばかりの勤務内容だろうが、自分が確実に作業をこなし、次のシフト要員へ引き継ぐことで、会社というシステムの歯車の一つが正確に回る。
それにより客先もサービスを安定して使えるというのなら、それは十分にやりがいのある仕事なのだと思っている。
休暇らしい休暇なんて不定期なものになってはいるが、それでも休みたい時にはきちんと休暇を与えられるし、自分の好きなことをできる。
彼がなぜ、ウチの会社を選んだのかは知らないし、聞かない。
「親に迷惑はかけられないから」と、実家を離れてわざわざ一人暮らしを始めたのだという。
交代制の勤務で親御さんの負担が大きくなるのを避けるというのなら立派な話だ。
これまでのやり取りから、
「実は前の会社でも折り合いが悪くて辞めさせられて、親御さんからも出ていけと言われたんじゃ…」
という邪推を得てしまっているのだが、それを質すつもりもない。
経緯はさておき、会社としては日々の業務を着実にこなしてさえくれれば、問題は無いのだから。
前の部署では何の役にも立たなかった私が、今の部署でのルーチンをこなしているように。
…個人的にはもう少し愛想よく応対してくれればと思うのだが、そこは会社に慣れてくれば解れてくるものと思いたい^^;
私一人で彼を変えられるとは思っていない。
変える手助けはしないといけないだろうが、最終的には彼の意志に任せるしかない。
ただ、上司や先輩に注意されたり叱られたりばかりの彼の姿は、かつての自分によく重なる。
かつて上司が私を何とか育てようとあれこれ模索した気苦労が、今になって分かる。
私の人生経験なんて上司からすればまだまだ青いし甘いものだろうが、
そんなものでも新人さんの育成(というよりは潰れないための配慮)の一助になればと信じて、もうしばらくは辛抱強く導いてゆきたい。
今でこそ言葉の端々に「こんなルーチンワーク…」という感情の見え隠れする彼が、数ヵ月後にはTPOを弁えてかっちりと仕事をこなしてくれるようになることを願って。
うわ、初増田でこの長さとかあり得ないだろ。
乱文、失礼しました。
はてブ、トラックバックで多くのお叱りや助言をいただいていたようで、恐縮です。
書き終わったらどこか清々した気持ちで眠っていたのですが、起きてふと記事を見直してみた反響があったことにびっくりしました。
「匿名なんだし」と高をくくって書いたのに、こんなに反応があるものなのかと。
2ちゃんねるとかでもROM専なので、ネット界隈での反響の速さと大きさに改めて恐れ慄いております。
一部、言い訳めいた追記というか返答をしたいと思います。
お叱りの方がどちらかというと多かったので、「気に病みすぎないように、感情的にならないように」と言い聞かせつつ。
答えになっていないことの方が多いかと思いますが、そこはご容赦をいただきたいです。
電子化したマニュアル、および印刷したマニュアルは新人さんには渡していっています。
ある物を全部渡して、「じゃあこれに目を通しておいて」と放り投げるのはさすがにブラック過ぎるので、その日の研修の内容と進み具合に応じてですが。
かつ、それだけで分かりにくい箇所もあるだろうから、実際に運用を経験してゆくなかで手元にノートを用意していってくれればいいですよと伝えてあります。
ただし、全ての業務でマニュアルが用意してあるかというとそうではない…というところが、「ああ、ウチは一般的にはブラック扱いか」と猛省すべき点その1ですね。
私が配属となった頃から顧客が増してきて業務内容も増えてきたので、
「マニュアルの整備は急いで進めないとまずいねー」と部署内・部署間で大急ぎで進めてはきているのですが、100%にはまだ達していないというのが現状です。
「人力に頼るサーバ運用ってどうよ?wwwww」とは弊社内での冗談の常套句だったりします。冗談で済んでいるうちが花か(;^ω^)
あと、「定常作業なんだから全自動化できるだろうよ?」というツッコミがいくつかありましたので、それについても。
大抵の作業はバッチやタスク処理なので、人間側はその処理の正常/異常を確実に監視すれば良いわけです。
ただ業務内容上、エラーやトラブルが発生した際の対応は、人力でやらなくてはならないのです。
相手先への連絡などはその代表例ですね。
そこら辺まで全部オートでやれれば人件費的にも工数的にも楽ができるのですが、会社としての規模がネックになり、環境作りで全員がデスマーチに陥るのでw
イニシャルコストとかランニングコストとかの話になるのでしょうが、既に回ってしまっているものである以上、難しいのが現状でして(;^ω^)
さすがに技術者・開発者志向の強いと言われるはてなか、鋭いご指摘ばかりで:(;゛゜'ω゜'):となるばかりです。
中でも↓にはギクリとさせられるものが。
どんな処理が走ってるかもわからずに、順番に処理が走るのを見てればいいってことを、
彼は「適当に」と表現したんだろ。
彼に興味を持ってほしかったら、中でどんな処理が走っててどんなロジックで正常/異常の判断をしてるか説明してあげればいいんだよ。
それとも説明できるほどあなたも中身知らないんじゃ?って思われてると思う。
白状します、増田はシステム開発やプログラム方面にはとんと疎いですorz
大まかなロジックについては増田も研修時に習い(まずは処理監視の手順を徹底的に教え込まれましたが)、後は実際に運用をひたすらこなしてゆくことで把握した経緯があります。
こういう会社が理系で無ければならないというわけではないでしょうが、増田本人は極めて文系の人間ですね。
「プログラム文も読んでみると良くできてるなぁ」と思い、自己研鑽のために勉強も進めてはいますが。
「そんなんにサーバ運用任せるとか無いわwwww」「お前らが悪いんじゃないか!」というお叱りはごもっともです。
増田のその程度のスキル内容などを見越した上で、元上司Aさんたちは最大限の妥協案を提示してくれたのだとは今でも思っています。
「プログラム方面では伸びないだろうから、せめて既存のプログラムの運用監視でなら行けるだろう」と。
最後の文で指摘されていますが、たぶん新人さん本人からもそう見られるだろうなぁとは、研修の序盤で予想していました。
実際彼にも「ごめんね、そっちは正直なところ開発部署に任せている現状だから、自分からは事細かに説明できない」と言ってあります。
同時に部署のリーダーも、「システム的に疑問に思う所があるのなら、こっちの基礎を覚えてから、改めて開発側に質問してみるといい」と言っていました。
「何だ、この先輩ダメじゃん」と言いたげな彼の視線は痛かったですけれどもw
で、そんな増田のいる会社は、人手不足を何とか解消すべく口八丁手八丁で彼を言い包めたのでした。
冷静になってみれば、まさにブラックの定型みたいなところなんだなと。
社員の年齢層が比較的近く、バタバタしながらも和気あいあいとしているから増田は好きなのですが…と思っているあたりが社畜ということかw
性格や言動の端々に人を小馬鹿にするような、それでいて自分をとことん卑下するようなきらいのある新人さんですので、
部署としてもどうやって育ててゆくか・接してゆくかはまだまだ模索の段階です。
IT業界が人的・組織的にどういうものかよくわからないけれど、
増田はチームで適性をみられて、今の職場に来たわけだよね。結果的に良かったじゃん。
増田もチームにチクるんじゃなくて、相談してその新人の育成案を考えてみたら?
あんまり善意がないのはわかるけれど、そうやってネガティブな面を根回しをするだけじゃ、人をつぶすことになるよ。
「あいつはこういうときは元気だから、こういう言い方がいいのかもしれない」
「開発に直結するような言い方がいいのかな?」
「あまりほめすぎると調子付くから、こういうほめ方にとどめておこう」
「こういうことをしたら、次はガツンと怒っちゃってください。それが彼のためですので」
貴重な助言だなと思いました、同時に猛省すべきだとも。
「どうにも彼の言動が気に入らない」と辟易しているのか、と顧みました。
皆が皆、自分と同じわけではないのだから、それを踏まえた上で接し方・育て方を考えねばならないですね。
増田は歯車として今の部署で働くことに何ら不満が無い(何だ、自分はMなのかww)のですが、彼はそうなることを望んでいるわけではない。
ならばそんな彼にどう接してあげるべきか、どう教えるべきか。上の後半4つのセリフは、今まさに部署間で飛び交っています。
引っかかっているのは、「彼は別にシステム開発を希望してきたのではなく、地元で働ければどこでも良いと思っているらしい」という話。
彼自身がそう口走ったらしいのですが……そうなるとまた少し話が変わってくるような気がします。
「だったらつべこべ言わずにくぁwせdrftgyふじこ!!!」と部署総出でツッコむことにならないのを祈るばかり。
ここまでで根付きかけてしまっている「気に入らない」という感情をひとまずリセットし、
少しずつでもお互いのためになること(彼の希望する、活かせる部署への異動も含めて)を進めてゆけるよう、ポジティブに考えてみたいところです。
書いている間にもはてブがどんどん増えていることに、一種の恐怖を覚えてきましたw
ちょwwwww人気エントリーで出るとかあり得んwwwwwwwwひっそり愚痴らせてくれればそれで良かったのですがwwww
あまり長居するのも何ですので、いくつかのトラックバック・ブコメに答えつつ、ひとまず締めとしたいと思います。
「追記だけでもう1エントリー書いた方が早いだろ」とは後の祭り。
分かっていますwww
「歯車・社畜でも俺は頑張ってる」という自己陶酔が皆無とは言いません(それを誇りと呼ぶかどうかは自他の見方の違いでしょう)。
いたら、ここまで鬱憤は溜め込んでいないし、増田にも来ていないお(´;ω;`)
まだ二十半ばを折り返したばっかりなのですが(´;ω;`)
そう呼ばれることを覚悟しないといけない時期か……人生早いなあ。
年賀状シーズンということでそろそろ家庭用インクジェットプリンタ商戦が始まることと思うが、出版業界で働く私がアドバイスを一言。
「キヤノンはやめとけ」
ご存知の通り日本に二つの超大手印刷会社があるが、今年までカタログ印刷やら電子部品の提供・採用で、その二社はキヤノン寄りとエプソン寄りにかなり綺麗に分かれていた。
ところが今年に入って「品質上の理由」と「機械的安定性の問題」と「ランニングコストが割高」ということで、インクジェットプリンタやレーザープリンタやカラーコピーの導入・更新で、キヤノンを一気に切り捨ててしまい、その影響か中小印刷社もキヤノンからコニカミノルタ・エプソン・ゼロックス・hpといったあたりにシフトしつつある。これだけ嫌われるのも珍しいというかこの信用のなくしっぷりは見事だなと。プロユースを失うのは今後徐々に効いてくるだろう。
Web系は動けばよいで、セキュリティー忘れて、大問題になった、例が過去どれだけあるかを説明しないといけないのは、とっても手間だよね。
あと、Web系でもベンチマークは必要。マシン2台と1台の差はあまりないかもしれないけど、200台と100台の差は結構あるし。
電気代や、サーバーラック代、メンテナンス費用、などのランニングコストに効いてくる。
ロードバランサーも高い物を検討しないといけなくなってくる。
システムから見れば、Web系でもベンチマークをしてトータルソリューションのコストダウンすることは非常に重要。
というのを説明しないと行けないのは、とっても手間だよね。
わかります。
ハンバーガーの弱小チェーン(ロッテリア)で働いた経験からすれば、現在のハンバーガーチェーンにおいて、
調理業務に対するバイトが放逐されて機械化されることはないと思う。
ただ、牛丼屋や、その他まったく新しい販売形態として、トータルオートメーション化した食品業が成り立つ可能性はある。
ハンバーガー製造がオートメーション化しない理由は、現在の業界の状況と関係する。
まず、機械化生産と、人間生産のメリット・デメリットをみてみよう。
機械は、品質レベルが一定、大量生産可能、ランニングコストが安いなどのメリットがあるけど、
初期投資が大きい、必要とされる土地が大きい、新製品への対応が難しいなどのデメリットがある。
対して人間は、ランニングコストが高いし、どんなにマニュアル化しても品質レベルが一定にならないし、
大量生産も難しい。しかしながら、初期投資は少ないし、場所をとらない、変化への対応が容易というメリットがある。
このメリット・デメリットをファーストフード業界に適応してみると、どちらが有効か。
小規模事業者が主体のフランチャイズという業種をとっている以上、そう大きな初期投資はできない。
駅前やデパートのような人口密集地に積極出店していることを考えると、これも必要な土地が少ない
毎月のように新製品を投入しているところをみても、変化に対応しやすい人間生産が有利。
このように、現状のファーストフードを見る限り、機械より人間のほうがメリットが多い。
また、プレーンハンバーガーだけを作成する機械を長期にわたって使うという方法もあるかも。
その場合は、自動販売機のような感じになるかも知れない。
「エコと言いながら買い換えを勧めて廃棄物を増やす」っていうことについては万遍もつっこみが入ってるからいいとして。
それに目をつむったとしても、大問題が残ってる気がする。
エコ換えを勧める理由の一つは、環境負荷の低い製品に変えることで、環境負荷を小さくするっていうもの。
だけどさ、車にしろなんにしろ製品を作る段階で、油を湯水のごとく使って環境に負荷をかけるわけで、
新たな環境負荷が掛かることになる。
ここで2点問題が出てくる。
ひとつは、そのような状況にあるわけだから新製品を長期間使用しないと"元は取れない"。
車は長期間の使用を前提とするモノだけど、そのように宣伝しているのかどうか。
もうひとつは、(意図的に?)新製品作るときの環境負荷について触れずにランニングコストの有利不利だけを語ることは詐欺的行為ではないか。
「即金でマンションを購入すれば月々の支払いが管理費だけになって、アパートの家賃より負担が大幅に減りますよ」
と言って無理矢理マンションの購入を勧めるのと同じように聞こえる。
iPhoneを購入した時の最低月額料金は7,280円である(機種代別)。
安い!という声をネット上でよく見かけるが、とても安いようには思えない。
これはホワイトプランであるから、他キャリアへの通話料はそのまま加算される。
また、保証などのオプションプランに入ることも考えると、機種代も含めるとすぐに1万円オーバーとなるであろう。
まあ単月ならいいのだが、ソフトバンクは2年間の分割払いが基本だから、24ヶ月間この1万円を支払い続けなければならない。
ちなみに現時点では7,280円以下の料金プランはない。
これは、例えば「購入してみたけど、自分には使えないや!」という場合や、「するかと思ってたけどネットしない」などという場合も、24ヶ月7,280円を支払い続けないといけない。
つまり7,280円以下の月額料金にすることができないのだ。
もちろん解約や機種変更するという方法もあるが、機種代金の残金を割引なしで支払わないといけない。
8GBモデルをすぐに解約すると69,120円、16GBだと80,640円だ。
まだ保証(保険)については発表になってないので推測だが、購入してすぐ落として全損した、という場合もかなりの金額を払わないといけない可能性もある。
しかもiPhone専用USIMを採用するということなので、他のソフトバンク端末をとりあえず使う、などということもできない。
このあたりをよく考えてみると、iPhoneを契約するのはかなりリスクが高い。
ネットでは安いと言ってる人が多いが、ちゃんと考えているのだろうか?
他社も含めパケット定額の相場からすれば高くはないが、他社では、もっと安いプランへ変更できるなど逃げ道があることが多いのではないか。
iPhoneの販売権を獲得するためにかかったコストを回収する必要があることは理解できる。
そのあたりの落としどころが、今回の「パケット定額フル」なんだろう。
しかしライトユーザーがこのリスクの高いiPhoneを契約するとは思えない。
まあiPhoneでライトユーザーは狙ってないのかもしれないが、世の中ヘビーユーザーよりライトユーザーの方が普通は多い訳で、無視はできないだろう。
ではソフトバンクはどうすればよいか。
ライトユーザー向けに、パケットし放題(PCサイトダイレクト)を選択肢に加えるのはどうだろう。
1,029円スタート、上限9,800円のパケット定額である。
最低金額が安いし、使いすぎたとしても上限もあるので安心・納得できる。
ユーザーとしてもパケット定額フルの5,985円を毎月越えるようであれば、そちらを選択するだろう。
またパケット定額フル必須で躊躇している他社ユーザーや2台目狙いの客も取り込めるのではないだろうか。
ソフトバンクとしてもある程度収益が見込め、またライトユーザー獲得にも役立つと思うのだが、いかがだろうか。
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あーパケット定額フルが高すぎて、貧乏リーマンにはとても無理。
機種代が高いのはしょうがないと思うが、ランニングコストが高すぎ。
2年で24万も払えるか。
家族ふたりで5千円台(以下の時もあるぞ)なのにひとりで1万とか絶対無理。
みんなそんなにケータイ代払ってるのかね。
消費が落ち込む訳だ。
Touch買えばいいんだよ。
32GBでも59.800円だぜ。
どうせめったにケータイでネットなんてしないからTouchでいい。
GPSなんていらねー。車にナビ付いてるから。
仕事の関係でソフトバンク以外契約できないから、iPhoneがソフトバンクから出ると聞いたとき小躍りしたのに、こんなことならドコモから出ればよかった。
・・・追記・・・
バカとはひどいじゃないか!
しかもスターいっぱいつけやがって・・・。
その通り、うらやましいんだよ!文句あるか!
この考え方もどうかと思うよ。
だって日本人自身っていったって国債を購入した人=国民全員じゃーない。
儲かる人は国債を買った人や法人だけど、損する人はそれを負担する国民全員だ。
それは一律に日本人と談じていい性質ものじゃないとおもうがな。
それを言うなら納税者だって一律に日本人と断じていいものでもない。
税金は日本人が平等に負担してるものじゃなくて大企業や金持ちが多めに負担してるわけで。
インフレとかで借金の実質負担を減らせば、税負担の収入はないが資産を多くもつ人が損する。それを防ぐためには増税しないといけない。
要するに財政再建先送りするほうが収入少なく資産の多い老人(とその子孫)が損しやすく資産のない人が得するわけ。子供たちのために増税で財政再建しようとか言うのは大間違い。
それにね、国債を単純な貸し借りで考えるのもどうかなとおもうんだ。
貸してるという考え方がよくないよ。
金利をつけて返すことを前提に政府が国債を「売ってる」わけじゃない。
みんな政府を信用して国債を買うわけだけど、この信用は「買っていただいた国債は利子をつけて弁済しますよ」ちゅう契約のもとに成り立っているわけじゃない。
だから「誰に」貸した借りたという話しはさほど重用じゃなくって売った以上、国債は償還する必要があるわけ。
国債償還というのが具体的にどういう状態にすることかを考えないと。
たとえば、国債を一億円もってる人に償還する場合普通は預金に一億円振り込むことになるが、その場合銀行が国債を代わりに持つことになるだけで国債残高を減らす必要性はまったくない。じゃあ現金で返した場合はどうなるかというとこれは日本銀行が一億円分の国債を持つことになる。預金というのは民間銀行にとっては借金であり、現金というのは中央銀行にとっての借金。そして銀行は負債だけを持つことはなくて必ず資産もおなじだけ持ってバランスさせる。
結局国債償還しても貸し手が変わるだけであって残高を減らす必要性はない。
本当はさ、お金を前借りしてまで先行投資することにより、将来にもっと稼げるようになろう!というのが投資じゃない。
これは悪くない。いいこと。いい事なんだけど……。
投資先をしくじると負担以外の何者でもないとおもうんだ。
この10年日本が投資してきたものは、道路とか箱ものとか補助金とかなわけですよ。
これがそのまま価値を生み出してくれればよかった。問題なかった!
でも、道路をつくったおかげで経済効果がでてそれだけ国民の生活を豊かになっにしたかといったら、そうじゃないんだよね。
逆にいらんものをつくったせいで将来にわたって、そのたいして経済的価値がないものをメンテナンスしつづけなくてはいけないという、ランニングコストの増大を招いたちゃった。あちゃーーっていう感じ。
これは使い道の問題であって財源の調達方法の問題じゃないでしょ。
財政赤字を問題視する人は歳入の問題と歳出を混同しすぎだと思う。
所得税や消費税財源にして不要なインフラ整備してもランニングコストは発生するでしょ。
利払いももう税金じゃ賄いきれないからがんがん国債出しているけど、そういうのも含めて国債発行してまで集めたお金の使われ方そのものが将来日本を担う子供達のためになってるとは思えないんだよね。
この10年でさ、10年後に日本が先進国であるために国際社会に立ち向かえる産業をちゃんと育成できてる?
そこにどれだけ国策としてお金落としたのよ。
いまお金落としているところって10、20年後社会にでてくる子供達の食い扶持になる産業?
ほんと負担だけ押し付けてない?大丈夫??
デフレでも財政再建して失業や倒産増やしてたら育つ産業も育たなくなって将来の子供は困るだろうね。
国債を償還することを前提にしたらインフレにせざるをえないよね。
そうすると資産の目減りは避けられない。
ローンを組んでいればインフレはラッキーだけど、既に日本はあるていど成熟した国。
年率10%成長なんていうのは無いから80年代のような賃金上昇は無理。
結果国民はものすごく困窮することになる。
インフレのほうが失業率は下がりやすいし、企業の投資もやりやすいので生活水準や生産性はあがりやすい。
80年代のよう座成長が無理だとしてもデフレを続ければさらにひどいことになる。
実際2000年前後のデフレ真っ盛りの時期と今じゃ明らかに今のほうが失業率や求人倍率マシになってるし。
賃金上がりにくいのはたぶん失業率下がりきってないから。数%のインフレにしたら失業率は2%台になって賃金が本格的に上がってくだろうと思うんだけど。
今やって少しでも減らしておかないと将来偉いことになる。((すでにこのタイミングを逸した気もしなくもないけど。))
だから国債は返さなくてもいいなんてバカなことはいって欲しくないな。
国債発行額を増やしつづけても日本がいけるってなら、そういうシナリオ書いてくれよ。
無理に国債残高減らそうとするほうがえらいことになる。これは橋本や小泉で経験済みのこと。
上に書いたように社会全体では常に円の現金預金を持ってるだれかが日本国債の貸し手になるからデフォルトは杞憂。
貨幣を使った売り買いというのは社会全体とのモノや労働力の貸し借り。
国債を返すというのは貸し手を別の人に変えるだけのこと。
国債を返してほしいならさっさと金をつかってほしいものでも買えということ。
現金や預金で持てば間接的に貸すことになって銀行とかに利息ピンはねされるだけ。
国債を減らし続けたらやってけないが、予算の無駄遣い減らしながらどんどん国債依存度上げて減税すればやってけるんじゃないかなと。
横レス。
この考え方もどうかと思うよ。
だって日本人自身っていったって国債を購入した人=国民全員じゃーない。
儲かる人は国債を買った人や法人だけど、損する人はそれを負担する国民全員だ。
それは一律に日本人と談じていい性質ものじゃないとおもうがな。
それにね、国債を単純な貸し借りで考えるのもどうかなとおもうんだ。
貸してるという考え方がよくないよ。
金利をつけて返すことを前提に政府が国債を「売ってる」わけじゃない。
みんな政府を信用して国債を買うわけだけど、この信用は「買っていただいた国債は利子をつけて弁済しますよ」ちゅう契約のもとに成り立っているわけじゃない。
だから「誰に」貸した借りたという話しはさほど重用じゃなくって売った以上、国債は償還する必要があるわけ。
日本人が日本人に借りてるんだから大丈夫だとかそんな論点ではないわけよ。
だから必ず返す必要がある。
右から借りて左に返すんでもいいから返さなくちゃね。
だけどね、今の日本はその返済のための金利も集めた税金では賄えない状態にまで悪化してしちゃってるの。
利払いのために国債を発行しなきゃいけないわけ。
利払いのために国債発行なんてばからしいよね?
でも現実は税収が50兆ぐらいの国なのに国債費が20兆円あるわけよ。
国債の利払いが20兆円。
利息分を支払うだけで20兆円。
わかる?この状況。
本当はさ、お金を前借りしてまで先行投資することにより、将来にもっと稼げるようになろう!というのが投資じゃない。
これは悪くない。いいこと。いい事なんだけど……。
投資先をしくじると負担以外の何者でもないとおもうんだ。
この10年日本が投資してきたものは、道路とか箱ものとか補助金とかなわけですよ。
これがそのまま価値を生み出してくれればよかった。問題なかった!
でも、道路をつくったおかげで経済効果がでてそれだけ国民の生活を豊かになっにしたかといったら、そうじゃないんだよね。
逆にいらんものをつくったせいで将来にわたって、そのたいして経済的価値がないものをメンテナンスしつづけなくてはいけないという、ランニングコストの増大を招いたちゃった。あちゃーーっていう感じ。
信号機設置しまくって維持費だけあがって、既得権益者を肥やしただけみたいな。
国民の生産性の向上に寄与しない浪費は将来の負担以外のなにものでもないとおもうわけよ。
そりゃあれば便利かもしれないけど、公益性と効果対費用はちゃんと考慮しなきゃ。
結果論かもしれないけどね。
毎年利払いだけで20兆になるほどお金つかっておいて、この日本の状況はないだろうと。
もっといいことできたんじゃないかって思うわけよ。
利払いももう税金じゃ賄いきれないからがんがん国債出しているけど、そういうのも含めて国債発行してまで集めたお金の使われ方そのものが将来日本を担う子供達のためになってるとは思えないんだよね。
この10年でさ、10年後に日本が先進国であるために国際社会に立ち向かえる産業をちゃんと育成できてる?
そこにどれだけ国策としてお金落としたのよ。
いまお金落としているところって10、20年後社会にでてくる子供達の食い扶持になる産業?
ほんと負担だけ押し付けてない?大丈夫??
はあぁ・・・。ため息でちゃうよ。
国債を償還することを前提にしたらインフレにせざるをえないよね。
そうすると資産の目減りは避けられない。
ローンを組んでいればインフレはラッキーだけど、既に日本はあるていど成熟した国。
年率10%成長なんていうのは無いから80年代のような賃金上昇は無理。
結果国民はものすごく困窮することになる。
だからできるだけ国債発行額はさげて少なくしていかないと。
今やって少しでも減らしておかないと将来偉いことになる。((すでにこのタイミングを逸した気もしなくもないけど。))
だから国債は返さなくてもいいなんてバカなことはいって欲しくないな。
国債発行額を増やしつづけても日本がいけるってなら、そういうシナリオ書いてくれよ。
残念ながら自分の想像力では中国並みの成長をとげながらインフレを受け入れるか、デフォルトするかぐらいしか思いつかないわ。
10年で給与所得が倍になるような前提で話せるほど楽天家じゃないもんよ。
参考までに。
これ今年可決された予算案な。日本人で大人ならこの国がどうなってるのかはみておいたほうがいいきがする。
現実的に。
仮に破産する、ということを考えます。種銭を借りた方との関係は破綻しますが、貸したほうにも責任があります。借金の連帯保証が家族に行っている場合も同じです、ある程度一緒に負ってもらう他ないでしょう(背負うくらいなら子供に生命保険をかけて自殺してほしい、と望む家族はあまりいないと思います)。
破産してもプログラミングの能力は取られないわけで、その腕を買ってもらうかわりに住む場所を借りる算段を誰かにつけてもらう、というトレードが成立すれば、万一の場合にも死ぬ必要はありません。多重債務に陥って帝愛グループの為に地下で自分の優位性を活かせない奴隷労働をする必要もないのです。
結構家屋というのは余っている(住む人間が顔見知りで、資産価値を毀損しないと判断でき、またいろいろな不便さに文句を言わなければ、ランニングコストの負担だけで貸してもいいという物件は、不動産屋には決して出てこないけど実はたくさんあるし、本当に役に立っているなら仕事場に住むことだって許容されます)ものだし、本当に困窮した人間を見捨てるのは(特に自分たちにとって役に立つなら)簡単な話ではありません。
最後に役に立つのは自分の能力とそれに対する周囲の信頼です(それこそが人生の意味といってもそう間違いではないでしょう)。お金ではありません。お金を貸してくれた人への義務を果たすよりも、あなたを信頼している仲間たちに尽くすほうがよほど大切なことです。その優先順位を前提にして、いっしょうけんめい仕事をしてください。うまくいけば八方丸くおさまります。
それと借金の返済は条件交渉の余地があります。全額一括返済ができそうになくても、ある程度返済できれば関係を破綻させる必要はないかもしれません。
いや本当。万年筆って高い・おっさん臭い・手入れが面倒ってイメージがあったんだけど、無印で千円だったんで試しに買ってみたら、これが良すぎ。
まず、書くのが楽しい。紙にサラサラって滑らせるだけで、それっぽく上手に書ける。横書きでアルファベット筆記体をたくさん書く人はやめられないと思うよ。日本語を書くときもちょっとプチ文豪気分が味わえる。ちょっとした伝統ってのを手軽に味わえるね。こりゃ万年筆にハマる人がいるのもわかるわ。まあ、本当に高いやつはもっとすごい書き味してるけど、値段のわりに無印のはいい。
それからインクが黒くて読みやすい。けっこうベットリつくんで、書いてすぐ触ったりすると手が汚れるくらい。乾くと色が変わってとても読みやすくなる。インクを詰め替えて使えるから、ランニングコストも安い(このインクカートリッジもヨーロッパで主流のやつだから、モンブランのやつとか入れて遊べる)。
デザインもいい。モンブランとかアウロラとか悪くないし欲しいけど、なんつうかどうしてもいかにも成金なイメージがあって抵抗がある(ただし、パーカーは別)。蒔絵万年筆なんて最悪の部類だよ。あれはヤクザの持ち物。でも無印のはアルミの単なる棒で、そういうイメージがないのがいい。ミニマリズムの極致。まあ長時間握ってると指が痛くなるけど、おっさん万年筆を持ち歩くよりはマシ。
そして、何よりも一番大切なのは「安い」ってこと。千円ですよ。万年筆として破格の安さだと思う。これぐらい安いと、なくしたり盗られたりするのを恐れずに外に持ち歩いて使える。便利。やっぱり文房具は使ってナンボですよ。おいらは定番のモレスキン、ではなくて、無印の黒手帳と一緒に持ってメモとったりスケッチ描いたり一句ひねったりしてる。紙はやっぱり便利だなあ。
まあ安いと言っても、おいら「極黒」インク&コンバータとか買ったりしてるんですでに万年筆本体よりも金を使ってるんだよね。これは万年筆道楽に走る人がいるのもわかるなあ。足を突っ込んだらきりがない。まあ、千円だし、だまされたと思って買ってみたらいいよ。それじゃ。