不思議なんだが、仕事が無くなって契約をやむを得ず解除するっていう理屈はあえて理解するとして、それでも寮を即時追い出す理由って何なんだ?仕事が無くて切るんだから新規雇用するはずもなく、寮の利用者は居ないんだよな。だったらせめて1ヶ月や2ヶ月は住まわせてやっても、企業としては株も下げないし、また景気が良くなって労働需要が発生すればその労働者が良いイメージを持ったまま戻ってきてくれると思うんだけど。あと、報道で話題になってた「寮の退去時に5.6万円の控除があったので手取りは0円だった」というのも胡散臭い。あれどこの会社のことだ?俺が派遣で勤めていたダイキン工業では寮費は確か5000円/月で、退去時に5.6万円ってことはありえなかった。つーか、退去時の負担って感覚的には1か月分の家賃だよ普通は。それが5.6万円ってことは寮費はまさか5.6万円/月ってか? それどこが寮なのよって話。
日本電池も寮費は2万円/月しなかったと思う。あれは本当に寮だったのだろうか。そして、あの労働者が退去時に負担した6万円は、何らかのペナルティ(壁に穴を開けたとか)ではないのかという気がする。
むろん、寮費がこれだけ安いのは会社が幾ばくか負担しているからなのだろうが、それでも最低限のランニングコストさえ負担すれば継続して住めるというオプションを、今回は用意してやっても良かったのではないか。
http://www.asahi.com/national/update/1225/TKY200812250251.html