「エコと言いながら買い換えを勧めて廃棄物を増やす」っていうことについては万遍もつっこみが入ってるからいいとして。
それに目をつむったとしても、大問題が残ってる気がする。
エコ換えを勧める理由の一つは、環境負荷の低い製品に変えることで、環境負荷を小さくするっていうもの。
だけどさ、車にしろなんにしろ製品を作る段階で、油を湯水のごとく使って環境に負荷をかけるわけで、
新たな環境負荷が掛かることになる。
ここで2点問題が出てくる。
ひとつは、そのような状況にあるわけだから新製品を長期間使用しないと"元は取れない"。
車は長期間の使用を前提とするモノだけど、そのように宣伝しているのかどうか。
もうひとつは、(意図的に?)新製品作るときの環境負荷について触れずにランニングコストの有利不利だけを語ることは詐欺的行為ではないか。
「即金でマンションを購入すれば月々の支払いが管理費だけになって、アパートの家賃より負担が大幅に減りますよ」
と言って無理矢理マンションの購入を勧めるのと同じように聞こえる。