はてなキーワード: ケニアとは
何人かtwitter初心者の知り合いから要望があったのでまとめてみた。
とはいうものの、自身が普段ネットに接続していない人間(メールは1日数回チェックのみ。必要時のみネット見るかんじ)なので、通常の使い方とは大分異なると思うが。
これはネットで探せばいくつもあると思う。twitter初心者向け記事。
http://blog.ecstudio.jp/ec_studio_blog/100315how-to-tweet.html
twitterをコミュニケーションツールとするならば、プロフィールは超重要。顔の見えるコミュニケーションができる
ちなみに、プロフィールよりもっと大きかったりするのが画像だったりするのだが 笑
特にコミュニケーションする場合、相手の発言を引用してコメントする(非公式RT)が公式サイト経由だと面倒くさい。
代表的なクライアントは下あたりか。
とりあえず、自分の仕事やプライベートで興味のある単語を検索してみる。「提案営業」でも「フェアトレード」でも「桜花賞」でも「○○市○○町(家や職場等の地名)」でも何でも。
で、気になる発言があったらとりあえず引用してコメントしてみる。「へぇ」とか「同感」とかそんなレベルでいい。それだけでも会話の輪に入れる。
仕事がらみや政治や社会問題系のトピックは結構アツい議論しているので、興味あれば勉強にもなる。
そんな会話を重ねていくと、自然に気の合う人と会えて、フォローする/されることも起きる、と思われる。
これはまだ個人的にもやり方が確立されていない。twitterノイズが多い気がするので。
個人的に使えるかと思うのは、ものすごいピンポイントな情報源(農村のコミュニティ活性やってるケニア人とか、イラン在住の日本人とか、日本の限界集落でアートな地域活性やってる人とか…)
あとは、ある業界やコミュニティでの先端走っている人や、ハブな人、メディア関係の人ですかね。
個人的にやっている使い方。自分が思いついたことをすぐ忘れるクチなので、とりあえず考えたこと・思ったことを備忘録として書きためている。で、週末あたりにそれらを見直し、思考の整理みたいなことを行っている。
このあたりはまさに、下の記事がくわしいかと。
http://medt00lz.s59.xrea.com/blog/archives/2007/12/twitter.html
NY行ってきました。
NYで学んだこと
・上海同様、NYでも中国人はうさんくさい、まじうさんくさい。
・ビルの高さがリアルに西新宿とか六本木とかと比べ物にならない。
・受験英語しかできなくても、言いたいことぐらい通じるし、いってることぐらいは意外にわかる
えっと、みなさんがNY行く時は、
タクシー乗ったら、運転手に話しかけると楽しいです。タクシー安いし。
NYのタクシーの運転手は、入国してすぐやる人が多い職業らしく、
英語も通じない運転手とかもまれにいる。まじで
日本の運転手は、道とか渋滞情報とか詳しいけど、向こうのは本当になにもしらない。
駅の名前も名所の場所も知らないから、こっちが「~番街の~丁目」って感じで、名所の住所を調べて、それを運転手に伝えないと、どうもわからないみたい。
で、運転手さんは、みんな寂しいのか、こっちがバンバン話しかけると向こうもヘタクソな英語で
けっこう自分のこととか話してくれます。
しかもNYでは、黄色いタクシーならぼったくられる心配ないから安心。
俺はケニア人に、日本はリッチな国で、ビザいらないから羨ましいってめっちゃ言われた。
あとはブロードウェイ!
俺はマンマ・ミーアとWICKED見ました。まあ英語早すぎてよくわからんが歌がいいね。歌が。
ジャズバーは、まじ有名なバンドが出てくるところをネットなり地球の歩き方なりで調べましょー!
俺はイリディウムってところ行きました。
黒人多いし、入るときは緊張した。。。
基本、黒人がノリノリなので、こっちも黒人の文化学習として、騒ぐのがよい。
で、タイムズスクエアにあるハードロックカフェは文化学習的におもしろい。
アメリカの不良っぽい子がたまってて、トイレでナンパ待ちとかしてる。
なんでアメリカの不良っぽい女の子ってこんなにかわいいんだろって思うほどかわいい。
不良の騒ぎ方とかも間近で見れて、おすすめっす。
たしか、日本のハードロックカフェって六本木とか上野とか大阪の本町にあるよね。
結構雰囲気が違うと思うぞ。おすすめ。
(ただしここはメニューに値段書いてないから怖い)
あと、日本食屋では、韓国人とか中国人とかがハチマキ巻いて寿司握ってて、普通にカルチャーショックだった。
名札に「Lee」とか書いてあって、え?ってなったけど、普通に寿司はおいしい。
あと、なぜかコリアンタウンの焼肉屋で寿司食えるところが多すぎておもしろかった。
基本、NYは、外国の割に普通にご飯美味しいので、舌が鋭く腹の弱いあなたも大丈夫です。
日系の店は超少ないけど、中国系とか韓国系のスーパーとかにいくと、
けっこう日本のものが買えるので。
そしてなぜか日系の店でも日本語通じないからアジア人っぽいやつに「これいくら?」とか言ったら恥ずかしいからね!w
公園行ったら野生のリスいるし。無線LANただのところ多いし。
メトロポリタンとかMOMA行ったら世界史の便覧で見たことある作品とかあるし。
ハーレムとか雰囲気まじ怖いし。
ほかにもなにかと楽しい国だったので、
在学中にもっかいぐらい行きたいですね。まじで。
以上、はじめての美国でした。
セメンヤ、両性具有と判明=陸上女子性別疑惑-豪紙
【シドニー時事】11日付のオーストラリア紙シドニー・モーニング・ヘラルドは、男性ではないかとの疑惑が浮上していた陸上の世界選手権ベルリン大会女子800メートル優勝のキャスター・セメンヤ(18)=南アフリカ=について、医学的検査の結果、男性と女性の生殖器を持つ両性具有であることが分かったと報じた。
同紙によると、男性的な体つきが指摘されていたセメンヤには卵巣がなく、男性ホルモンのテストステロンを大量に分泌する精巣が体内にあることが医学的報告で示されたという。同選手は先月のベルリン大会の後、血液や染色体のほか婦人科の検査を受けていた。国際陸連(IAAF)は対応を検討した上で結果を発表したい意向とみられるという。
IAAFのスポークスマンは「これは薬物使用といった意図的な不正の問題ではなく、医学上の問題だ」としている。同紙は、セメンヤは同大会での金メダルを剥奪(はくだつ)されることはないものの、2位だったケニアのジェネス・ジェプコスゲイに別に金メダルが与えられる可能性があると伝えている。 (2009/09/11-12:31)
まあ、生まれたときにあるべきものが無い状態で「男の子かも」と疑う人はおらんだろうな。当人も知らずに女性として育てられたんじゃなかろうか。
米国合衆国憲法は、大統領になれる資格を「米国内で産まれた者」と規定している。
オバマはハワイ生まれを主張する。しかしハワイのどの病院にも出席証明をだしたところがなく、また情報開示を要求すると、オバマ大統領弁護団がプライバシーの侵害を楯にして妨害する。オバマは、この弁護士チームに百万ドル以上を支払って防戦に努めている。
オバマ大統領はケニアに生まれたと証言する人が多い。父親はケニヤ人、2番目の父親(義父)はインドネシア人、だからオバマの名前はバラク・フセイン・オバマとイスラムの名前が入っている。
以下、「全米公正財団」によれば、実にこれだけの書類が不整備であるという。
● 出生証明
● パナホウ学校の記録
● ノエラニ幼稚園ならびに小学校の在籍記録(外国人はパスポート提示の必要があるから)
● 両親の結婚ライセンス、離婚書類ならびに母親の再婚ライセンス。
とりわけオキシデンタル大学において、オバマは「外国人」として奨学生の資格を得ていた可能性が高いので重要である。
かれがアフリカで出生した書類が明らかになれば、オバマは大統領の資格を失う。これらの証明書を要求すると、弁護士が一丸となって公開を妨害し、アメリカ国民の知る権利を奪う。
実はこの件は、大統領を狙うシュワルツェネッガー・カリフォルニア州知事(米国生まれではない)による合衆国憲法改正論議にも関係してくるのだが、ともかくも、全米公正財団(テキサス州)は、情報開示運動を呼びかけ、とくに全州の司法長官宛にFAXによる要請運動を展開している。
通勤の途中に成城石井があるので、ときどき海外のビールを買って帰る。
ビール発祥の地(?)に簡単に勝てるはずがない。
フランスやベルギー、オランダのビールに負けるのもまあよしとしよう。
でもなぜタイやベトナム、果てはケニアのビールにまで負けてしまうのか。
華やかじゃない。
すごく大量生産的な味なのだ。にがいだけ、というか。
日本のビールを飲んでいると渋柿を食べているような気になってくる。
逆に、日本に輸入されてくるような海外のビールには、苦いと思うものがほとんどない。
甘く軽やかなビールが多い。
「ビールは苦いもの」と思って敬遠している人は海外のビールを飲んでみるとよい。
その味の広がりに驚くと思う。
素材の新鮮さがまったく違う。
まるで直前にとってきた材料から作ったみたいに新鮮ですがすがしい。
特にアフリカへの武器輸出が激増、反対にロシアの武器輸出は大幅減。
武器輸出ビジネスは中国の得意芸。紛争地への武器輸出は国連で禁止されている筈だが、そんなこと構ったことではない。
中国最大の国有武器輸出企業は「南方集団」(CSIGC)で、第一四半期の武器輸出は57億ドル、前年同期比で8・4%の増大を示した。
詳しい武器体系の中味は分からないが、軍用車両や発電機などがあげられているという(ジェイムズタウン財団発行『チャイナ・ブリーフ』、09年5月27日号)。
中国南方集団はじつは国務院直営企業で、98年におよそ64社の軍事産業と13の武器開発研究所を統合するかたちで整理統合された。
日本にあてはめれば、首相官邸が軍事産業企業を直営し、外国に首相が営業に出かけて大量の注文をとってくるという政治軍事一体ビジネス。あからさまに中国的な会社だ。
国営企業とはいえ、CSIGCそのものは11・6%の株式を保有し、残り50%は「北方集団」(NORINCO)と「北方工業フィナンス」(NORFICO)が持つ。
さて同報告に拠れば、アフリカ紛争地域への武器輸出が圧倒的に増大しており、中国は替わりに石油、ガス、レア・メタル、ならびにケニアとは漁業権を交換している、という。ザンビアは武器と引き替えに銅鉱山開発権を与えた。
とかいうwebサービスを誰か作ってくれないものかなあ。
【問題切り分けシステム kiriwa.ke】
(ちなみにkeはケニアのドメイン。取れるかどうかは知らない)
<サービスの方向性(1)>
・世の中で個人が直面する問題について、質問紙方式で原因を切り分けられるデータベース
例)
システム:ようこそ! あなたの問題は何ですか? キーワードを入力して検索してみましょう。
システム:PCはパソコンですね。動かないとはどういうことですか?下の一覧からあてはまるものを選んでください。
・スイッチを入れても電源ランプが点灯しない
・電源は点灯するが、ファンの駆動音が聞こえない
・電源は点灯し、ファンも駆動するが、画面が黒いまま
・・・
・マウスを動かしてもポインタが動かないし、キーを押しても画面が変化しない
……まあこれくらいならトラブルシューティングとして実装されてるわけで、独自性はない。次。
<サービスの方向性(2)>
・世の中の論争に関して、「何が問題なのか」の情報を蓄積することで、論点の切り分けを行う。
例)
ユーザー1:揺れると危ない
ユーザー2:におい
ユーザー3:場所をとる
紅茶だとおもうよ。
ニルギリとかキャンディでもいい。
でも、ダージリンやキームンみたいなのはあわない。ウバもあわないとおもう。
好みなんで人それぞれだけどミルクの種類を選ぶよりは茶葉の種類を選ぶほうが味が全然違う。
たとえばミルクでも低脂肪なものとか低温殺菌のものとかをつかうと味が全然違うけど、
その違いは紅茶の葉っぱほどではない。
ミルクがあう茶葉はある。
ミルクを入れても香りも味も負けない茶葉を使えばいい。
紅茶屋としてもミルク向けのブレンドをつくってたりするのでごじゃります。
ストレートで飲んでほしいやつはミルクをいれるのはあれだけど、
ミルクをいれて飲んでほしいやつはミルクをいれたほうがおいしかったりするのさ。
ちなみにミルクで煮出すときとかも、ミルクを沸騰させないようにするとミルクくさくならなくていいよ。
茶葉選ぼうよ。全然ちゃうよ。
「宮崎県はどこにあるか」ということ自体を暗記するのは、たしかに意味がないし、馬鹿げている。
だけど、自分が住んでいる場所とは気候風土も歴史も産業構造も異なる土地があり、でもそこで日々の暮らしを営んでいる人々がいるということを知ることは、大人になるためにとても大切なことだ。で、「日本の地図を示されて、最近これだけ話題に上っている宮崎県がどこにあるかすら指示できない」ということは、結局、自分の国の同胞の暮らしのありようについてすら、ちゃんと関心をもっていないことを疑わせる指標になっているわけ。
たとえば、俺は別の似たような記事でケニアの場所を世界地図できちんと示せないなと気が付いたんだけど(西アフリカでもないし南アフリカでもない、くらいにしかわからん)、それで「ああ、俺、ケニアのこと、というよりアフリカのことは良く知らないし、関心ももっていないんだなあ」ということも改めて自覚させられたよ。
申し訳ないがあなたの言ってることって、「世の中に流されろ」という意味にしかとれないのだが。
だから、ちびくろサンボはインドの話だと書いただろう。ちゃんと読んでくれ。
言っておくがインド人は黒人じゃないぞ。あれはむしろ白人 (Caucasian) だ。
ちなみに「クマモト」って言葉はスワヒリ語では女性器のことになるわけだが、日本地図はケニアでは猥褻物になるのだろうかね?
今はその「是非」を問題にしているのであって、企業の対応の経営戦略上の巧拙を議論しているのではないんでな。
あのね、市場の外部から「この本は差別!」とネガティブキャンペーンが張られること自体既に市場経済の枠組みから外れてるんだけど。だいたい、市場が常に正しいなんてナイーブすぎる思想でものを言わないでほしいね。「市場の失敗」でぐぐってからものを言ってくれ。
実際のところ「ちびくろサンボ」を日本で絶版にしろといったのは黒人でもなんでもない人権派活動家だったし、そもそもサンボは黒人ではなかったというはしごたん並みの過剰クリリン発動的言いがかりだったわけだが、それでも当事者の気持ちを汲めというのか?だったら君ははしごたんを擁護するということだな。
ほぼ記事タイトル通りの出来事があったので思わず匿名ダイアリー。
(厳密には、八木氏はかつてはつくる会の会長だったが、今はつくる会とは無関係)
書くの初めてなので、読み難ければ申し訳ない。
先に書いておきますと、私は公立校勤務です。
で、私が勤務する地域では、「新しい歴史教科書をつくる会」の歴史教科書を採択しています。
この教育講演会(教職員一斉研修会)は、教委が主催したもので、基本的に地区内の全職員(学校事務職員も含む)が参加しました。
恥ずかしながら、誰だか知らなかったんですが。
開会前、もらったレジュメを読んでいると、最初に出てきたトピックが
“「不当な支配」の主体の転換”
という内容。
旧教育基本法の、
「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負つて行われるべきものである(旧第十条)」
という規定が、
「教育は、不当な支配に服することなく、この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきものであり、教育行政は、国と地方公共団体との適切な役割分担及び相互の協力の下、公正かつ適正に行われなければならない(改正第十六条)」
と改められたことによって、服してはならない「不当な支配」の主体が、
before:政府の圧力
↓
after:日教組などの職員団体
と変化しており、政府首脳部からもそのような見解に立った発言が相次いでいる……という鋭い指摘。
私としては、
「なるほどそうか……。これは大変だな」
と思ったわけなのですが、その先を読んだら
「……なんか違う?」
なにしろ、いざ講演が始まったら、この
「政府=正当な支配」
「職員組合=不当な支配」
という立場を全面的に賞賛する論調でして。
日教組に参加してる職員が1%切ってる本地区でそんなこと言われてもな……。
(うちの地元には、「教職員協議会」という、日教組とは別の組織があり、これが97%の組織率を誇っています。
方針としては、行政との対話路線。
私もそっちに入っています。
新採の時、勧誘パンフが送られてきて。
「教え子を戦場に送るな!」
って書いてある。
言いたいことはわかるがちょっと引いた。)
内容は、なんというか、ツッコミどころ満載だったんですが、まず特に違和感を感じた点。
講演の中で、エルトゥルル号の遭難とか、有名な“美談”がいくつも紹介されるわけですが、その中に真岡郵便電信局事件の話も出てきました。
第二次大戦末期、樺太にソ連軍が攻め寄せてきた時、最後まで電話交換所に残った女性達が、青酸カリを飲んで自決した事件です。
事件名とか知らなくても、
「みなさん、これが最後です。さようなら……さようなら……」
とかいう台詞は聞いたことある人は多いのでは。
とか褒め称えるわけです。
このエピソードを教育にどう生かせと?
「彼女たちの行動こそ、日本人の鑑、責任に殉じる素晴らしい態度である。
お前達も、もし同じような状況に置かれたら……」
置かれたら?
自分の子どもになんと教えて欲しいかは、人によるかも知れませんが。
私としては、子どもたちには
「なんとしても生き残れ。命を大事にしろ」
……って、教えるべきなんじゃないかと思ったり。
ちなみに、八木氏は全然触れなかったことですけど、その時当直だった女性交換手は、全部で12人いたんです。
で、死ななかった3人は、最初は押し入れとかに隠れててですね。
そのままソ連統治下で職員として再雇用され、日本にも無事に帰ってくるんですけど。
彼女ら3人は、「責任に殉じ」て死ななかった駄目な日本人なんでしょうかね?
少なくとも、八木氏の言う
「ソ連軍は、刑務所から出てきたゴロツキみたいなのを最前線の兵士として送り込むわけですよ。だから、女性は陵辱されたり恐ろしい目に遭わされるわけです」
……というのは、この場合は事実に即してないと思います。
……まあ、ソ連軍がひどかったのはわりとかなり事実だと思うんですけど。
「沖縄というのは、長らく琉球王国という日本とは違う国で、その後は島津の統治下になり、近代化されたのが他の地域よりも遅れた土地なんです。
だからこそ、日本人的であろう、という責任感が逆に強くなって、それでああいう事件が起きたのではないかと思います」
という、目の覚めるような主張を展開します。
なんで目が覚めるかというと、すごいアクロバットだから。論理の。
危険なのでよい子はまねしないでください。
もし沖縄県民があの場にいたらかなり血圧が上がったんじゃないか、と思うんですが、あれはたぶん、戦わずして論敵を脳溢血で葬ろうという高度な戦術なんだと思います。
危険なのでよい子はまねしないでください。
ていうか、「集団自決」と「責任感」がどうつながるのかそもそも良くわからんのですが。
なんか、とにかく死ねば責任感がある、みたいな話で、日本文化の奥深さを感じました。
「命どぅ宝」のお婆さんは、やっぱり駄目な日本人なんじゃろうかね。
近代化が遅れた地域だからな。
あとまあ全般に言いたいことは山ほどあるんですが、重箱の隅つつきは後回しにします。
とにかく、こういう歴史観のリビジョンを促すような講演会に、公務として参加させられるのが、本地区の実態なわけですね。
開会が14:00でしたから、どの学校も特別日課で対応したと思います。
本校でも、当日は授業を午前中で切り上げて参加したわけですよ。
もちろん、講演聞いてる間にも給料が出てます。勤務時間内ですから。
内容に疑問を感じたのは何も私だけではなくて、翌日の職員室では批判大会。
「終わった後、あの先生と偉い人達とで飲み会があったらしいから、八木先生は急いでいたわけじゃないらしい。なのに質疑応答の時間を設けなかったのは、意図的なものに違いない」
……ええーっとですね。
つまり、「つくる会」の教科書を採用した地域の学校だからといって、教員が唯々諾々と「つくる会」史観に染まるわけではない、ということですよ。
このことは、左右どちらの論者にも覚えておいて欲しい、と思います。
我々はロボットではない。
その一存で採択が決まったようなもので。
しかし、「つくる会」教科書を採択した、というだけで、かなり外部からの批判にもさらされてるし、学校現場にも不満があるのが実態です。
なので、教育委員会の方針に疑問を持っている教員を「啓蒙」しよう、というのが、この講演会の趣旨だったんだと思います。
くらいのこと、10分もかけずにわかっちゃうわけですよ。
授業で、“公共心ある日本人”の美談を得々と語って聞かせたら、生徒から史実に基づいたツッコミが入る可能性くらい容易に予想されるじゃないですか?
そういう意味では、都合のいいことだけ書いた教科書というのは、発行する側は気分がいいかもしれないけど、現場の人間にとっては迷惑そのものなわけですよ。
……ああ、そうか、授業で質問の時間を設けなきゃいいわけですね。
率先垂範を地で行っておられる。
で、その他、「作る会」教科書を使ってると高校受験に対応できないとかいう現場の苦悩をよそに、首長とか教育長とか、講演会場の最前列に座っていてですね。
で、講演会が終わった時なんか、立ち上がって喝采してるわけです。
スタンディングオベーションかよ偉い人。
とりあえず絶望した。
現場がなんとかしないとならん。
以下、こまごまとしたこと。
八木氏は、聴衆に「日本の建国はいつか?」と問うて、「それは西暦600から700年前後である」とします。
なぜなら、「日本」という国号が成立し、「公」の意識が誕生したのがその時代だからだ、というのです。
ちなみに、ここで言う「公の意識」とは、天皇を中心とした中央集権体制の確立のことを指します。
天皇は独裁者ではなく、「国家の公的統治を究極において体現すべき地位」だというのですね。
八木氏は、「皇室はニッチ産業」だ、という、寛仁親王の言葉を引用します。
「政府や行政の足りないところを補う。それが、皇室の果たす役割なんです」
「このような皇室の在り方は、古代からずっとそうだったわけです」
いや……そうなの?
「平安時代、貴族は贅沢な生活をしていた一方、庶民は貧しく、奴婢は売買の対象だった」
……とかいう記述を「闘争的だ」と評します。
これらが、マルクスの階級闘争史観に子どもたちを導くものだ、というのです。
君の教科書もまっ赤っか! これはレッドベアーの陰謀だ! 愛國戦隊を呼べ!
……別に教科書の記述は、富裕層の打倒とかを呼びかけるものじゃないし、そもそも平安朝だって、階級闘争によって打倒されたわけじゃないんですが。
なんでマルクス?
明治維新を含めて、日本には「階級闘争」とか「市民革命」とかいうものはないんじゃないですかね。古い見解でしょうか?
「明治維新は、公のために働くことを自己の使命と考えていた武士たちによって実現した改革だった」(「新しい歴史教科書」。レジュメの孫引き)
そんなに昔から日本人の自覚とか公共の意識とかがあったなら、もう少し早く戦国時代が終わりそうなものですが。
武田信玄「こうして同じ日本人同士が争っていても仕方がないじゃないか!」
上杉謙信「そうだとも! 天皇陛下の元にはせ参じ、一つの国を作ろう!」
……みたいに。
八木氏によると、現在の学校教育では、歴史教育で闘争的姿勢を学び、公民教育で具体的な闘争目標を与えられている、というのです。
「公民教科書には、夫婦別姓など、まだ法的に定められてもいないトピックが取り上げられている」
とかいうのが「闘争目標の提示」だと。
……ずいぶんせこいマルクス主義ですね。
仮に、八木氏の言うとおり、飛鳥時代や平安時代がそんなに素晴らしい時代だったとしたら、逆に言って、日本社会は1400年の長きにわたって大して進歩していないことになるんですが、それでいいんでしょうか。
奴婢の話とかって、私は
「私たちの社会は、昔より良くなっているのです」
って趣旨の話だと理解していたんですが。
「人類の歴史は進歩と改良の歴史なのです。私たちも、もっともっと素晴らしい世の中を作っていきましょう。明日が今日より良い日であるように」
的な。
八木氏に言わせるとこれも「闘争的」なのかも知れませんが。
私としては、貴族と平民に大きな差があったとか、事実なんだから仕方ないんじゃないか、と思うんですがどうでしょう。
都合の悪い歴史的事実は教えない、という態度の方が、むしろ我が国を危機に追いやる気がします。
それこそ、遺伝学におけるソビエトのルイセンコ学説みたいに、学問をイデオロギーに従わせようとした挙げ句、研究開発で西側に後れを取るような。
まあ、「歴史は科学ではない」が、「つくる会」の立場なんだそうですが。
でも、望ましい思想を注入するために、歴史的事実の方を改変する、っていうのは、それこそ共産国の十八番なんじゃ。
基本的に「公共の意識」だけで日本の歴史・文化を語ろう、というのは、無理だと思うんです。
「恥の意識」とか「武士道」とかと同様、一言で語りきれるほど、日本人の精神というのは浅薄なものじゃないんじゃないでしょうか。
そもそも、「公共の意識」が飛鳥時代から日本にあった、という主張自体いかがなものか。
確かに「公」という漢字自体は大昔からありますが、古文に出てくる、「公家」とかいうときの「公」と、「public」の訳語としての「公」を同一視するのは誤りだと思うんですが。
八木氏は、「公共」の意識が近代になって成立した、というのは誤りで、日本人の日本人としての自覚はずっと以前から存在した、と言うんですが、それは逆に言って、国民国家建設のために尽力した明治の人々を愚弄するものではないでしょうか。
ちなみに八木氏は、中教審が、縄文時代の記述を重視するよう議論しているのに不満を表明しています。
から、というわけですが、これは循環論法ではないですかね。
逆に、明治憲法や現行憲法の発布、あるいは江戸幕府なり鎌倉幕府なりを「日本」の成立、と見なす立場だってあり得るわけで。
縄文人だって一生懸命に生きていたのだし、彼らが苦労して稲作技術を会得していったからこそ、現代の日本があるわけで。
「縄文人は日本人じゃない」という言いぐさは、縄文人に失礼だと思いますが。
八木氏は、チェスタトンの「伝統とは選挙権の時間的拡大」「死者には墓石で投票してもらわねばならない」なんかを引用して、伝統の大切さ、先祖の意思を尊ぶべきことを訴えるわけですが、縄文人は先祖じゃないらしいです。
……天孫降臨?
ちなみに、八木氏が引用した中には、相田みつをの「自分の番 いのちのバトン」とかまで含まれるんですが、相田さんってそういう主義の人だったのか。
ところで、八木氏は「死者の民主主義」(チェスタトン)がお気に入りのようですが、私はむしろ、「地球は子孫からの預かり物」(ケニアのことわざ)の方が好きです。
死んだ世代の意思よりも、次の世代の幸せの方が重要だ、と、私は信じます(これでも学校関係者のはしくれですから)。
……ケニアのことわざの割に「地球」とか、かなり超訳の気配ですが。
八木氏、「屋久島の灯台守り」という、これまた美談を紹介してくれたんですが。
「顔は土気色」を「どきいろ」ってあんた。
自分で持ち込んだ資料が正しく読めないって、早稲田大学法学部卒が泣くぞ。
日本の文化がどうとか言う前に、八木氏はまず日本語くらいちゃんと読めるようにすべきだと思います。
なんかあれこれコメントをもらってるようなのでここへ部分的に返信。
>教育委員会主催の講演会とかに行って何かを得たことがあるの?
ありますよ。
まあ、教育関係者の講演、というのは、聞いてすぐに教室で使える内容が多い一方、似たような話も多い……というか、教育界の通念を上手にまとめただけの、刺激に乏しい講演も多い、とは思います。
……ちょっと今回は刺激的すぎましたが。
>その場でぶつけてくれたら面白かったのに。
まあ、チキンなので。
偉い人が「つくる会」支持者で、しかも同席してるわけですから。
そこでこれだけのことを言ってしまうと、後々どんな処遇を受けることか。
それはもう、陵辱されたり恐ろしい目に遭わされるわけです。(流言)
それに、ここに書いた内容は、これでも推敲した内容です。
これをとっさに思いつける程度には賢くありたいのですが。
っていうか、偉そうなことを書いておいて恥ずかしいのですが、「女性交換手が12人いた」ということもその時は知らず、家に帰って調べてわかった次第。
でも、何か質問はしてやろう、とは思っていて、講演の間中必死で考えていたのも事実。
「古代以来、皇室はニッチ産業としての役割を果たしてきた、とのお話でしたが、私、不勉強でそういったことを存じませんでした。
そこで、例えば平安時代の朝廷が、そういった役割を果たしていた、という実例を2・3ご教示願えるとありがたいのですが……」
くらいのことを聞いてみよう、と思っていたのですが、本文で書いたとおり、質疑応答の時間がなかったので不発に終わりました。
>自分のはてなダイアリーで書いたら?
少しでも匿名性の高いところで、と思ったのです。
何か使い方として問題がありましたら申し訳ない。
(ていうか、そもそもこの内容自体トラックバックで返すべきなのかも知れませんが、匿名ダイアリーに慣れてないので、返信があちこちにばらけるのが落ち着かないのです。なんでコメント欄がないんだろう)
こんなにブックマークをもらうとは思ってなかったのでちょっと動揺しています。
偉い人にばれたらどうしよう。
>「教職員協議会」つーのは要するに「全日教http://www.ntfj.net/tanidantai/」系団体だよね。共産党系の。
右寄りではないかも知れませんが共産党系とも思ってなかったのですが。「美しい日本人」がどうとかこうとか。どうなんでしょうか。
会員でありながら組織の背後関係とかは知らないのです、申し訳ないです。(でもたぶんみんなそう)
>教師という連中が本当に馬鹿ばっかりでイデオロギーの固まりだということが良くわかった。
ククク、その通り。だが、気付くのが遅すぎたようダな……(ロシア訛り)
今や日本の教育は、我がレッドベアーの(不当な)支配下にあル!
あと10年もすれば、この国はコミンテルンの軍門に降るだろウ……!(遅すぎる)
>大学になるまで歴史教えるのやめちゃえば?自分で判断して学ぶまで教師の馬鹿どもから余計なノイズを入れないで欲しい
難しいところですね。
おっしゃるとおり、批判精神の薄い子どもに、イデオロギー教育をするのは禁忌だと思います。
その一方で、基本的な歴史知識は、全国民が持っているべき教養だとも思うのです。
そして、大学は専門教育の場であるべきで、そういうことに時間を費やすべきではないと考えます。
だから、結局は義務教育に基礎的な歴史教育を盛り込まざるを得ないのではないかと。
その内容としては、重要な歴史的事実を教えるにとどめ、それをどう解釈するか、という思想的側面は、個々人に任されるべきだと思います。
……もっとも、「歴史的事実」というのは現実にはほとんど無限に存在するわけで、その中から何を「重要」として採り上げるかに、思想的問題が絡んで来ざるを得ないのも事実ですが。
エルトゥールル号を採り上げて奴婢は省くのか、その逆をやるのか。
でも、できる限り中立であろうとする姿勢は必要だと思います。
同胞っていうのは一般的にいう日本人のことですね。
自分を日本人だと思い、他の「日本人」に連帯意識を持つ人のことですね。
DNA的に日本人でも、アイデンティティが他の国にあるなら同胞とは思わないです。そういう人はそこで無事に暮らしているのですから心配してあげることはないです。
まあ勿論、同じ日本人でも尊敬できない人はいるのですけど、それは一応おいといて。
ひとつの国のなかで、「俺たち同じ国民」という意識を持つのは、たとえそれが実体がなくとも重要なことです。
同朋意識の醸成に失敗していると、ケニアのように殺し合いになります。
顔かたちが似ていて、言葉が通じても殺し合いになります。
ここはやはりお茶だろうか。香りのよい紅茶系のものに手を出してみようか。ストレートで飲んでおいしいお茶でお勧めはかないだろうか。
渋いの甘いの?
こくがあるのあっさりしたやつ?
渋いのがすきならオーソドックスにダージリンじゃないかな。
普通に安い葉っぱで甘みもあるところだとニルギリあたりが日本人にはおすすめ。安いしね。
こくありでストレートだとケニアみたいなクセがあるのも好きな人も居るよ。
これはティーパックのお茶がこの系統ですわ。
フレーバーティーなら、それこそ山のように種類があるよ。
桃系ならなれない人にもお勧めかな。
砂糖とかいれなくてもなんか甘いような気がしてくるから不思議なものさ。
ただ、フレーバーティーははずれを一度飲んでしまうと二度と飲むか!と思うようなものも多いので、注意が必要だよ。
給湯室には茶葉が山のようにあるのでさんぷるぷるをおくってやらんでもない。
報酬は猫画像3枚で。
・・・。
はぁ、紅茶の葉っぱはどうやって売ったらいいのだろうか・・・。