2024-11-24

最近読んだ小説感想

弱者男性だが最近読んだ「廃墟遊園地殺人」の感想を書く

真面目な品評でもなければ感想書くのも所詮弱者男性の俺なので、文章も内容も質が低く読む価値あんまりないよ

にわかミステリ好きではあるが、金田一は読んだことも見たこともないしコナンも見ないよ

女向けじゃんねコナンって

今時のミステリと言えば特殊能力やら特殊設定などオタクカルチャーから影響を明らかに受けそうな奴だが、今作の主人公廃墟オタクの元コンビニバイト無職弱者男性

いかにも普通ミステリですって面しておきながら、この弱者男性主人公も極普通弱者男性ではなく、主人公以外のあるキャラ特殊な設定も出てくる

ラノベよりは真面目だが、どことなオタク作品臭がするミステリ

作者が1993年まれと俺と年齢はあまり変わらないが、アラフィフ揃いな増田の平均年齢よりはとても若い

上の世代の作者が書くミステリにはふとした瞬間に人物描写など違和感を感じる事も多いが、俺にはギャップを感じる事もなく読めた

とても弱者男性感性を持った主人公

なので俺は大変好感や共感をを持って読み勧める事が出来た


俺は曖昧小説よりもロジックがあって話の趣旨も分かりやすミステリが好きだ

しかし読者に挑戦状を叩きつけるタイプ本格ミステリ小説でも手を止めて推理を行う事はない

なんとなくミステリを読む人にも似たタイプはいると思う

コナン好きの女が「推理しないけど犯人分かっちゃうんだよねー」とか言うの聞いた事ある人も多いのでは?

俺も推理しないけど、小説の展開的に犯人トリックが分かってしまう事はある

「硝子の塔の殺人」は犯人も分かりやすく「占星術殺人事件」は犯人トリックも分かった

しかし「廃墟遊園地殺人」は小説としては読みやすいが、ミステリとしては犯人トリックは分からなかった

分部分のトリックは読み進めてたらなんとなく想像つくけどもね「占星術殺人事件」のように全体像までは分からんかった

事件の解明にリソースを使わないのもあるが「この展開だとコイツ犯人なんだろうなあ」とは少なくともならなかった

登場人物情報も通常のミステリより少し複雑な気がするし

昔の名作と呼ばれてるミステリより個人的には好みで「剣崎比留子シリーズ」程度には続編を期待していて2025年には続編も出るらしい

この作者の他の小説も読んでみようと思う

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