2024-01-14

ノンフィクションを求めてやまない人種いるかスポーツアイドルも成立するんだろうな

もしも全部がフィクションでいいのなら、生身のスポーツ選手年収が10億円とかになったりなんてしないだろう。

芸能人だって物語キャラクターでいいなら恋愛絶対にしないことも、逆に多くの人が納得するような相手結婚することだって皆の望むままだ。

でもそれじゃ駄目な人達がいる。

作り物じゃ駄目だって人達

現実天才たまたままれて、ものすごい努力のために青春犠牲にして、怪我人間関係で何度も苦しみながら、それで結果を掴むからいいのだと言う人種存在する。

フィクション世界で同じことが起きても熱中することが出来ず、現実で誰かが人生を燃やしていることに意味があるのだという思想に確固たる自信を持っている。

なんだか凄く、非合理的に思える。

野球漫画で満足すれば一人の漫画家が1000人のキャラクター人生を描けるし、1万人の漫画家が1万の優勝チームを作り出せる。

効率が全く違う。

何の理屈存在しない偶然が味方した結果で決まる試合ではなく、物語構造における緻密な計算に基づいた伏線回収の果てにより面白さを追求した形で決まる試合結果、その方が素晴らしいのではないか

でもそれじゃ駄目な人がいる。

現実じゃなきゃ絶対に駄目だっていう強固な感情を持った人達

彼らの中には現実自分理想押し付け、もしそれが上手く行かなければ暴れだす人間までいる。

そんなに自分の思いどおりがいいなら、自分の頭の中で理想物語でも展開していればいいだろうに。

現実に対しての病的な固執、それを辞められない人達現実の中にヒーローを求め、それに応えられる人間は多額の報酬を得る。

その報酬を支えるのは広告効果やグッズの売上だ。

「あの有名人CM宣伝していた商品から買おう」と考える人達によって、ヒーロー報酬ヒーロー社会に作るための舞台は支えられているのだ。

現実ヒーロー実在することを夢見る人達は、夢見がちであるが故に「ヒーローが使っていたのと同じ物を使いたい」という良くわからない行動を起こしがちだ。

現実理想押し付けることに何故そこまで執着するのか。

よくよく考えてみると不思議でならないのだが、この不思議経済活動はもうずっと長いこと続いているのである

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