某中古車販売店の営業が酷いという話が上がっているとき、それなら某不動産販売のオペンの営業も相当ひどかったという話を増田に書こうとした。
いざ文章に起こしてみると、酷いけど言うほど酷くないということに気づき正直これじゃあ話題にもならないなと思い、推敲している間に脚色が進んでしまった。
実際の内容
・ネット経由でアポを取ったのだが、営業所で資料を見て絞り込んでから内見だと思っていたら、営業が家まで車で迎えに来るといって聞かなかった。
・いくつか資料を見てそこから内見の候補を決めるかと思ったら、向こうが予め決めていた3箇所を勝手に回られただけだった。
・物件は通常なら説明が必要な瑕疵ばっかりで、でもそんな説明は一切なくただただ価格的優位だけを猛プッシュされた。
・「自分も結婚したばかりで家を探してて、ほしいくらいの土地です」と言われたから「どうして買わないんですか?」と来たらまごついて返事がなくなった。
・正直これはダメだと思ったので断ってさっさと家に帰ろうと思ったら、次回のアポを取らないと車から降ろさないくらいの勢いで次のアポを取ろうとしてきた。
・結局、瑕疵についての説明もなく持ってきた物件があまりにも酷いのに自分もほしいとか適当なことを言っていることが全く信用できないときっぱり断って車を降りた。
もう数年前の話。
駅前で新卒っぽい営業がサンドイッチマンしながらビラ配りしている姿を見ていたので正直全く信用していなかったのだけど、妻がテレビCMもやってるし後で後悔したくないからと渋々アポ取りを許してしまったことがきっかけだった。
妻も回った物件がひどかったことを理解して憤っていたが、その後も妻宛に何度もメールや電話が来て、全部無視したものの酷く消耗してしまった。
それを脚色しようとした結果。
・車から降りられない雰囲気だったのは確かだが、パンチが弱いと思って遠くに連れていかれて軟禁状態だったと書こうとしてしまった。
・連絡が何度も来ただけでなく、家の前に来て待ち伏せされてしまったことにしようとしてしまった。
そこまで書いて踏みとどまった。
目的が真実の告発からより多くの耳目を集めることに変わってしまったと思った。
ひどい目に遭ったと思ったのは本当。共感してもらいたかったのも本当。警鐘になってほしいと思ったのも本当。
でも、注意喚起だからといって脚色してしまえばそれはデマになってしまう。
某中古車販売店については、報道なんかを見てるともうすでにいじめの域だなと感じる。
マスコミは今になって色々調べて騒ぎ立てるんじゃなくて、もっと早い段階で見つけ出して告発することが本当の意味での求められている役割なのでは無かろうか。