2023-04-25

「反フェミ」の害化について

ついフェミほどの悪評ではないにしろ、「反フェミ」という存在twitter民アングラ連中にとって「目の上のたんこぶ」になっていることは周知の事実だろう。


そもそも、何故反フェミが生まれたか言及しよう。

時は2020年あたりに遡る。このころはまだ「フェミニスト」という存在が、ある程度は市民権を得ていた時代だ。具体的には

女性イラストレーターフェミニストの意見や行動をリツイート言及する

女児を持つ父親アカウント特にフェミニストをヨイショする

ということが普通に見られていた。今ではあり得ない光景だ。


今ではある程度フェミニストに反論したり、フェミニストの悪口を言うと「あるよね~」と同意を得られているが、当時はフェミニストに文句を言おうものなら、袋叩きにされていた。

男は女の犠牲になるのは当たり前、男は女性に従うべき、男は女性アプローチするな、男は意見するな、性に興味を持つな、などなど。

男児への加害発言虐待的な教育も「正しい事」として受け入れられていた。

今で言うと「まともな感性」を持っている人は、非常に肩身の狭い思いをしていたわけだ。


その中で、すももや青識、YS小山といった人はフェミニストを叩き続けていたのである

フェミニストが苦手とする「統計」や「論理」、「事実の指摘」といった面でフェミニストに交戦していたわけだ。

しかし彼らには欠点があった。それは「反フェミ」は「反フェミ」であって、固有の思想を持たないのだ。


彼らの活躍があってかは知らないが、次第にフェミニストは弱体化していった。

度重なる内ゲバによるインフルエンサー離脱フェミニストの高齢化による騎士離脱過激化によるフェミニスト内でのドン引き特に大学生フェミニストは社会に出てあまりのイージー具合に怒りが収まる、などなど。

今の大学生若い集団は「フェミニストは頭がおかしい、きもい、おばさん」みたいな扱いをしている。

大学フェミニズムを学んでいる人は、「フェミニストはいいけど、ツイフェミヤバイ」と思っている。


結論を言えば、反フェミは敵を失ったのである。かつては「社会」が敵だった彼らは、「一部のイカれた狂信者」が敵になった。

しかし反フェミは、まだ社会と戦い続けている。勝利したにも関わらず、彼らは「社会」に対して「イカれた狂信者」向けの言説を飛ばし続けているのである

フェミニストはヤバイから、「男女論を語ってる奴はヤバイ」になりつつある。


しかしこれはこれで正しい道なのかもしれない。そもそもフェミが初期から言っていたように、「男女で物事を語る」事自体間違っていたのである

「皆平等に扱おうね」と言う話の中に、男女で分ける必要はない。故に、男女論を語る人は必要無いのである

フェミが「反」フェミである以上、フェミニストが弱体化した今彼ら・彼女らも弱体化すべきだ。

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