たびたびホットエントリ入りして気になっていたけど忙しくて追ってなかった一般社団法人の件、休みに入ったのでまとめて読んでみたら……発端が団体代表が町興し萌えキャラのような物を批判して起きたネット炎上らしくて驚いた。
自分の感覚では、その萌えキャラの性的ニュアンスのあるキャラ設定は、まぁ掘り起こされたら炎上するかな、とは思うのだが、それにしても本業の若年女性支援と関係無い萌えキャラ叩きでわざわざネットのオタクと戦争始めなくてもいいのにと、タイトルに書いたような感想を持った。
もしロボットアニメに全く興味が無くて戦災孤児の保護や元少年兵の社会復帰を支援している団体の人にガンダムシリーズを見せたら、「戦争を娯楽として描いている。主人公のような少年兵を格好良く活躍させて美化している。我々が知っている戦争の悲惨な現実、被害者を蔑ろにされているようで不愉快だ」ぐらいのことは言いいそうではある。
「いやいやいやガンダムシリーズは基本的に反戦色が強くてですね、商業作品の枠組みの中で戦争の悲惨さを描こうと努力してきたし、そもそも生みの親の富野とその父の戦争体験がですね……」などとガノタが早口で弁明しても耳を貸してもらえなかもしれない。
幸いにも日本のロボットアニメを燃やそうとする戦争被害者支援団体など聞いたことが無いけど。もしいたら「戦争・紛争は今も世界のあちこちで起きてて実在の被害者がたくさん出てるのに、支援団体を名乗りながらフィクションを燃やして遊んでるなんて暇な連中だなあ、本当に真面目に被害者支援に取り組んでいるのか?」という疑問を持ちそうだ。
フェミニズムを修めた人にとっては、エロかったりステロタイプだったりする女性を表現したキャラが温泉街に展示されることと、新宿の路上で10代家出少女が『買われた』されることとの因果関係は自明の物だったりするのかな? それなら被害者少女増やしてる萌えキャラ許せんってなるのは分かるけど……普通の人がその理路を受け入れるのはかなり難しいよ。
萌えキャラとか好きなオタクでも、無駄に喧嘩売ってくる相手じゃなければ、困ってる女の子を助ける事業ですと聞けば募金の一つぐらいしてくれるんじゃないの?
ガンダムシリーズが反戦の色が強いってマッドマクスは慈愛とか再生のも語りでもあるというのと同じだぞ 反戦要素はゼロじゃないが基本的ににはドッカンバッカン宇宙で謎の音出して...
まぁそれはそうね。やたらビームサーベルでの鍔迫り合いをしたがるロボットチャンバラだし。 でも今みたいなポリコレ全盛時代よりも前から戦争の悲劇!戦争の悲劇です!と言い訳を...
言い訳ではなくて物語の深みじゃないかな 反戦要素がメインではないけど色んな角度から人物が描かれストーリーが紡がれる方が圧倒的に楽しい 近々だとインドのRRRがその見本じゃ...
本業の若年女性支援と関係無い萌えキャラ叩き 大いに関係があると思うけど 男さんの認識ってその程度なんだな どっちかっていうと立場上叩かないと 女性全てからの信頼を失うぐ...
女性支援と男性向けコンテンツを燃やすのは密接に関係あるものね