■暇空氏が３人の弁護士を雇って弁護団を作ったのは本当か→本当

12月22日追記：暇空氏が東京都に対して提起した訴訟で原告代理人がついているらしいので、3人の弁護団云々は本当でしょう。

【以下、追記前】

本当に雇ったんならColaboからの訴状が届いたら裁判所に委任状を出すんだろうから、遅かれ早かれ分かることではある。暇空氏側から訴訟も提起するって言っているしね。

現時点では「誰が雇われたかどうか分からないが、本人は雇ったといっている。実際に雇ったかどうかは現時点では外野からは分からないが、遅かれ早かれ分かること」というスタンスが正解だと思う。

「誰も雇っていない」という可能性を一応考慮すべきとしているのは、以下のような点が気になるため。どれも有力な根拠ではないし、普通はここまでやって弁護士雇ってないなんてことあるかと思うけど、私個人としては「弁護士が実際に出てくるまでは断定しない」根拠にはなると思う。

• 弁護士が暇空氏のダメージコントロールを試みている節がない：名誉毀損で訴えられているんだから、これ以上は名誉毀損しないようにツイッターに上げていい情報かを検討したり、まだ訴えられていないけど根拠が薄めで訴えられたらまずそうな記事とか動画とかないか探して取り下げるのを勧めたり、みたいなことをしている様子がみえない。そういうことをしろと暇空氏が頼んでいないんだろうし、過去の発言はまあ仕方ないとしても、これから提起する訴訟について「攻撃訴訟」みたいな表現をするのは不利になりえるからやめてくれ、ということさえ言っていないように見える。
• 弁護団への「原文まま」の指示：弁護士とのやりとりって普通は依頼者が一方的にこれやれ、と指示するものではない。弁護士が本人からたくさん聞き取りをして、どういう法的な選択肢あるかを弁護士が提示し、どの選択肢が一番かを一緒に検討していくもの。依頼者が大枠の方針を示すことはあっても、あの「原文まま」ぴったりそのままの指示を弁護士３人に出すシーン、というのが想像しにくい。（ありえないとはいわない）
• カンパを止めない：２２００万円も集まったら訴訟費用や弁護士費用、諸経費、さらにはColaboに仮に敗訴した場合の賠償金としても十分でしょう（なお、暇空氏がある程度負ける可能性は十分あるが請求額1100万円全額が認容される可能性は高くない）。もらいすぎのリスクを指摘して、カンパをそろそろ止めよう、という指摘が弁護士からあってもいいはずなのに、3700万円超えてもカンパ募集が続いている。
• カンパの使い方が雑：どうやらカンパをまずは望月記者を名誉毀損で訴えるのに使うらしいけど、カンパのページ読んで「望月記者とか訴えるんだな」と伺わせる記載ってあった？ 普通、クラファンとかで訴訟資金集めるときはもうちょっと誰をなぜ訴えるのか、目的を詳しく書くでしょう。大金を集める（集め続ける）なら、どういう用途に使うのかなるもうちょっと詳しく書くか、逆に暇空氏の判断で柔軟に使っていいことを明らかにするために贈与だと明記することを勧めたりしそう。
• カンパ残額の「頭割り」：カンパ資金が余ったなら弁護団の人と「頭割り」することになっているけど、これって弁護士が自分たちがやる事件を勝ち目薄くても増やせば儲かるし、自分たちがやる事件を減らしても「頭割り」で儲かることになる。そして、カンパが増えるほど自動的に自分達の報酬も増えるから、必要以上にカンパが増えることを放置するインセンティブがある。これって弁護士の報酬の受け取り方としてどうなんだろう、と考えそう。

Permalink | 記事への反応(3) | 22:01

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