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腐女子だが、自分の周りでも今回コミケに参加してるところなんてほぼいなかった
一次創作はティアやJガーデンがあるし、二次創作は赤ブーのオンリーに出るところばっかりだった
晴海時代からのオタクとしてはありえないことで正直驚いているが納得もしている
これほんとに革命的で破壊力がすごかった。市場をひっくり返したと言っていい
コロナがとかもあるんだろうがそれよりなにより新刊カード。コロナ落ち着いて入場無料になってももう腐女子は戻ってこないと思う
新刊カードとはなんぞや、というと同人誌やグッズ等を出すと印刷所がくれるカードのことだ
これを50枚集めて赤ブーに提出すれば、なんと自カップリングのオンリーが開いてもらえるのだ
50枚なんて一人じゃ無理だが、カップリング内の人達が協力すれば達成できる
カードにA攻めB受けのオンリーを開いてくださいと書いて投票箱に入れればいい。
もともとは、オンリーは昔は有志が開いていたものだが、会場借りたりどうのこうので人脈等も必要であり、正直ハードルめちゃくちゃたかかった
だって一般女性が巨大な会場を借りてイベント告知して、あれこれ手配するんだよ。大金はたいて。
なので有志のオンリーはだんだん廃れ、プチオンリーという物を赤ブーが始めてくれた。プチオンリーはイベント会場内で有志で行うことができる小さなオンリー
これは会場やサークル募集の手続きやあれこれを赤ブーに任せることができ主催の負担はかなり減ったがそれでもやっぱり大変は大変だった
プチオンリー用のフライヤーやスタンプラリーの景品等は主催が作る必要があった
そしてこういうオンリーができるのはまず「手を上げる主催」「まあまあサークルが集まる規模のカップリング」が必要で、どマイナージャンルやカプではプチオンリーさえ夢の又夢だった
50枚集めさえすれば場所は用意してくれるし告知もしてくれるのだ。赤ブーが。
オンリーやりたいけど主催は手を上げる人がいないところや、どまいなーカプでオンリーなんて無理、だったところがオンリーできるのだ!最高じゃん!
サークルは参加して本出すだけでいい
オンリーとはなんぞや。それは同じカップリングの同志が集まって配置され、そのカップリングの本ばっかりある素敵空間である。
オンリーがあるなら、と普段出ないサークルも重い腰をあげたり、「ここに行けば推しCPの本が一網打尽」となると一般も来る
ましてやコミケ
「申し込みは半年前、半年後にそのジャンルにいるかもよくわからない」
「落選するサークルがあるので、好きサークルさんが「落選したので不参加」ということもある」
「申込数が少ないジャンルになればなるほど、絶対サークル数が減らされ、実際は10サークル申し込んだのに当選2になったりする」
しかし赤ブーは先着順である。落選はない。10サークルいれば10サークル通るのだ
そんなんオンリー行くに決まってるやろ
通るかどうか分からない、好きサークルが落選して本が出ないかもしれないリスクを負うなら、オンリーで先着順で落選なしがいいに決まってる
オンリーというのは二次創作の腐女子にとって「好きCPの本がわんさか手に入る」場所であるのだ
それをこんなにぽんぽん開催できる環境を整えてくれたらもう赤ブーに流れるよ
ただこのせいで新刊カードがメルカリで転売されたり等の問題はあるが、赤ブーブーで新刊カードアイデアを作った人は金一封あげてもいいと思う