俺は大昔に自作小説サイトを運営してたことがあって、こう言ったらあれだが、結構人気があった
という謎の自己肯定感の源になっていた
……が!
つい先日なんか胸騒ぎがして、昔のパソコンを漁って当時の小説を発掘して読み返してみた
それで、あ〜…ってなってしまった
文章自体は学生としてはまあまあよく書けていると思う、問題は内容だ
いや内容自体に罪はないのだが、もしやこれ、BLとして人気だったんでは!?、と今更ながらに気づいた
サイトのメインだった学園ミステリーも、長期掲載してたラノベっぽいやつも、いずれもバディもので
主役の男たちが深い信頼に基づいて助け合い、尊重しあい、関係を深めていた
こちらの意図としてはもちろん、彼らをヘテロ男性として描いている
この直感を裏付けるものがないかと、当時のBBS(懐かし…)のログを探して感想をピックアップした
実は俺は腐女子の妻と結婚しており、今ではそちら方面への理解が深まり、アンテナも磨かれている
その上で当時の感想を読み返した
「これからの2人の進展が楽しみ」
「このシーンの〇〇の反応が可愛い」
ストーリーへの言及はとても少なく、キャラクターの関係性についての感想がほとんどだった
恋愛や性愛に関する直接的な発言は少なかったが、今の俺にはこの当時の女性ファンたちが濃厚なBL愛好家だということが手にとるようにわかった
妻と同じ匂いがするのだ
そういう意図じゃないんだけどな〜とは思うけど、作品を好きになってくれたのは嬉しいことだ
ただちょっと怖いのは、俺はもしかして当時チヤホヤしてくれた腐女子の雰囲気が脳裏に染み付いたまま生活し、10年後に腐女子と出会ったらそのイメージが爆発して恋に落ち、そのまま結婚までしてしまったのではないかということだ
ええんちゃう? BL遺伝子コミの子孫繁栄で… 男同士がなかよくする気配もなくイガイガしながら延々と続くつまらん島耕作的モーレツ社会はもはやよくないものなんやで… ホモソ2...