以前に勤めていた会社の後輩。後輩だけれど経験や社歴なんかの関係で自分より一回り年上だった小学生の子どもが2人いる40代の主婦。
聞いても無いのに子どもの話しを1〜100くらいまでベラベラするタイプだった。女性ばかりの事務所で、たまたま近い世代が集まってるのもあったが、その後輩以外は自分も含めて子どもは「あ、出来ないのかな…治療してるのかな…」みたいなスペックの30代の既婚女性ばかりだった。
不妊に死ぬ程悩んだ末にその他諸々も重なって離婚したばかりの自分にはきつい人だった。きつい上に、小学生なんて触れ合う機会すらないので、正直何を言えばいいか分からなかったし、他の人も「友達の子どもが〜」「親戚の子どもが〜」と頑張って合わしているような状況だった。
しかも、どう考えても「それはどうなの?」みたいな発言も多い。
「息子と恋愛してるんです」
と照れながら素で言っていたのは最高に気持ち悪かった。それと同時に旦那さんの事は完全に毛嫌いしていた。何があったかまでは知らんけれど、旦那に女として相手にされなくなったか自分が拒否して求めなくなったかの辺りの女の部分の気持ちを息子に押し付けてるんだろうなぁって見てた。
子どもは男の子2人なのだが、完全に兄弟格差のある発言ばかりする。
「下の子はもうかわいい!すっごくかわいい!!お兄ちゃんは…ちょっとねぇ…」
ベストショットで、これを見ていたら元気が出る子どもの写真を会社のデスクに飾っていたが、下の子どもだけ映ってる写真だった。
一番酷いなと思ったのは、子どもが大きくなった時のもしもの話しをしている時だった
「スマホ持たせたら、メッセージとか中身とか全部見て管理します!大学出るくらいまでは監視するんです!」
と宣言していた。
もしもの話しとはいえ、健全な男子のスマホなんぞ、親に見られたくないものしかないだろうし、さすがに酷い話しだと思って思わず
「やり過ぎでしょう…やめてあげてくださいよ…」
と言ったら、増田さん!違うんですよ!!と斜め上の持論が出て来た
「監視してないと、学生なのにどこかのお嬢さん孕ませてくるじゃないですか!!」
とのこと。
「コンドーム買って渡しとけよ!!」
と叫びそうになったが「ママが買ってくれたコンドーム」というのもかなり気持ち悪いと思ったので何とか飲み込めた。
数年前のできごとで、確かその人の上のお子さんがそろそろ中学生のはず。スマホを持たせてもらってる頃かなと、ふと思い出した。
LINEでのいじめとか、SNSでのトラブルとか近年どんどん酷い話しをよく聞くので、子どもにスマホを持たせるのは便利な反面、そういう危険がぐっと近づくので、使用上の約束や子どものプライバシーを配慮しつつの管理は大事だと思うが、我が子がやらかすことを前提に監視、しかもまだ小学生の時に決めつけてしようとするなんて、どういう思考だったのか…。