今考えるとただのバカというか、嘘みたいな話なのであまり信じてはもらえないかもしれない。
因みに私はそのアニメにハマるまで深夜アニメを見たことがほとんどなかった。
そして、ツイッターに関しても、いわゆるオタク活動を目的としたものを行うのは初めてだった。
状況としては、そのアニメをリアルタイムで視聴する際に感想をつぶやこうとアカウントを作り、
徐々に話せるフォロワーが増え、絵を見るためにピクシブに登録して2日くらいたったころ、といった感じであった。
アニメに関して、コラボカフェやコラボイベントに1人で行き始め、それが楽しくなってきたころだったので、
英検の会場を出てなんとなくツイッターを開いた私は、国際展示場でアニメのイベントをやっているらしい
という情報を得た。
イベントの名前は同人誌即売会。よくわからないが、なんか短編漫画とか売ってるらしいし、
公式っぽい漫画が沢山読めるなら行こうかなーくらいのノリだった。
フォロワーのつぶやきによると、どうやら15時まではやっているらしい。
時計を見ると12時だったので、まあ2時間くらいは楽しめるだろうと、私は国際展示場へと向かった。
13時。展示場に到着した。入ると、もうかなり人がまばらだった。
本を売っているらしいブースは本がほとんどなく人が談笑していたりして少し怖かったので、
まだある程度店の体をなしているグッズを見ることにした。
なんだか普段買っている公式のグッズとちがうなあと思ったが、デザインがよさそうなものを数点購入した。
実用的でなおかつモチーフ的なデザインが多かったので、満足の買い物だった。
せっかく来たし本も見たいなと思ったので、まだ店じまいしていなさそうなブースを見て回った。
率直に、普段見ている絵柄とはずいぶん違うなと思ったし、サイズも厚さも普通の漫画とは違っていて不思議だった。
あと純粋になんか値段たけーなと思った。
だがまあ試験後にせっかく来たので、何かは買おうと思い、
さて、ある程度買って、予算もなくなったので帰宅することにした。
その日は親と待ち合わせて外食の予定があったのだ。
待ち合わせのレストランで親と合流し、店に入った。
注文し、なかなか料理が出てこないので、さっき買った漫画でも読んで待つことにした。
カバンからおもむろに漫画を出した私をみて、「ずいぶん大きなサイズの漫画ね」と母。
「英検に行ったんじゃなかったのか」と父。
両親の質問に適当に答え、漫画を開くと、男二人が愛し合っていた。
私はそっと漫画を閉じ、何事もなかったかのように平然とカバンにしまった。
これが私と同人誌のファーストコンタクトであり、ワーストコンタクトでもあった。
これが伝説の初見そっ閉じである
私は同人誌即売会の中身を知らず、友達に誘われたのを真に受けて母と一緒にマロニエプラザへ行ってしまい、以降地元のオタク友達からはオタ活においてはハブられたままだ。
俺もマロニエプラザが同人誌即売会デビューだ 修学旅行で渡されたお小遣いを貯めておいて同人誌買いまくった 1000sp規模のオールジャンル同人誌即売会(コスプレ可)がほぼ毎月開かれ...
ここから栃木県民会です オレは栃木県民じゃないけど栃木県民ゲーマー達にさそわれて餃子オフしたことある
ほぼ毎月!? そんなに頻繁にやってたとは知らなかった。私はうっかり母と行っちゃった一回こっきりしか行けなかった。中学生から大人まで幅広い年齢層の人達がいて、同人誌は...
同じような経験をした人はたくさんいると思う そこから沼に入り込む人もいる
ラポートあたりのアンソロジーを公式の新刊と間違えるのが出会いは昭和。