スクールカーストとか主婦のカーストとかネットでは聞いていたけど自分にほ関係ないなーって思ってた。ら、カースト下層が現れてカーストが成立した話を書くよ。しかもそのカースト下層から足を引っ張られた話も。
私は社会人サークルの創設メンバーだ。仲良しが集まっていろいろやってるうちに知名度もでてきて人も増えた。
私の役割は事務系。会計とか書類管理とか、その他発生する事務雑務諸々。
もともと気心の知れた仲間内でのことだったから、それぞれが得意なことが自然と役割分担ができましま。
愛嬌があってお話しが得意な人はイベントの司会運行とか、パフォーマンスが得意な人は看板パフォーマーに、私は堅実派だったのでお金の管理と文章作成を任されたのがキッカケだった。
ただ楽しくてやってたんだけど、いつの間に人気がでて、大きなサークルになって仲間が増えて良かったねって思ってた。古いメンバーも新人もみんな仲間って思ってた。
ところが。
ある新人が運営の手伝いをしたいと言ってきた。2軍の子だったけど真面目でテキパキ動いてくれてみんなから信頼された頃、事件は起こったのです。
打ち上げで私をdisりはじめたの。冗談かなってスルーしてたら、そのうち他の創設メンバーあげをしてきた。彼女曰く、司会担当者や看板パフォーマーはキラキラしてて憧れなんだって。でも私は事務とか地味系で冴えないってことらしい。
実はその子は前々からそういう雰囲気を匂わせてた、あれっ?って思うことがあったから本性がでたなって思った。けど、他の創設メンバーはビックリしちゃってさ、「こいつ何いってんの???ハァーーー???」って。
そもそもその子自体が垢抜けなくて地味で…もちろんパフォーマンス的なことも未熟の2軍だったから、びっくりよね。
そんなこと考えてたの?って。
とにかくいままでがむしゃらにやってきて、カーストとかまーーーったく考えたことがなかった。そもそも仲良しグループの集まりだったからね、そんな意識なかったわけよ。それぞれ役割をきちんとこなしたからイベント成功したね、って意識だったし、黒字が大きかったときは皆んなで騒いでさ。そこに新人がカースト持ち出してきてビックリしたわけよ。
で、私をズルズル引きずり降ろそうとしたってわけ。
この時気付いたのが、「もしや私って上位カーストだった??上位カーストゆえヒエラルキーがあるなんて知らんかだあんやろか」ということだ。
国のおエライさんが貧困を想像できないように、わたしも別の立場の存在に気づけていなかったのだろうか。
心理的に「引きずり降ろされる」という感覚がぴったりで、無意識にわたしは彼女を「下」として接していたのだろう。
反省したけどね。