今回の炎上はいろいろな要素が絡み合って複雑になっているが、単純な見方としては「企業が公開したイラストに性的な表現のものがあった」というものだろう。これはアツギが謝罪文でもそう述べている。
またこの謝罪文においてイラストレーターを庇う一面もある。ネットでもイラストレーターを擁護する声は多い。
が、それでいいの? と思う。
仮にもプロでイラストを描いている人間だったら、この企画の危うさは想像ができたはずだ。「スカートを持ち上げる」とか「きわどい角度のアングル」だとか、そんなヤバい物件を持ちかけられても、まともな感覚があれば普通は断るなりなんなりする。断れないような圧力でもあったなら話は別だけど、承諾した時点で共犯者でしょ。
オレオレ詐欺の主犯が「出し子は我々の指示に従っただけで、一切非はない」と言っても通じないのと同じ理屈だと思うが。
むろん「作者が女性だから」や「女性からも支持されてるから」で無罪が通れば、アダルト規制の概念が壊れてしまうのも理解できるよね?
はっきり言ってイラストレーターを擁護するのは無理筋だと思う。
どれだけお気に入りのイラストレーターであろうと、悪いものは悪いと言うべきだ。
言えない理由があるとしたら、それは自分の既得権益が損なわれる恐れがあるからじゃないの? これからも絵師様には自分たちにハアハアできる絵をTwitterに投稿してほしいっていう下心があるからじゃないの? と。
というか、SNSは昔からこういった受け手の下心と送り手の承認欲求が渦巻く空間だった。それはどんどん大きなうねりになっていって経済とも結びついた時点で、人間の視界では収まりきらない規模にまで膨れ上がった。でも、それによって倫理観はますますブッ飛んでいった。
とりわけTwitterのエロ汚染は酷い。無法地帯だ。数人でもおたく系のアカウントをフォローすれば、タイムラインは24時間常時発情し続ける。
歯止めが利かなくなっていると感じる。イラストレーター擁護もそんな流れにおいては当然のことなんだろう。
これとは別のベクトルで憎しみも歯止めが利かなくなっている。自分はイラストレーターにも非があると言いたいだけで、叩くべきだとは言ってもなければ思ってもいない。そんなこと、すべきじゃない。
それはタイツの糸作ってる人にも刺さっちゃいますねえ 可哀想に
文が長くて読めなかったんだ。可哀想に。
そもそもセンシティブかセンシティブでないかのラインは時代に応じて変わっていくんだよ あの企画を担当した人はちょっと時代を先取りしすぎたね 日清みたいにもっと攻めてる企業も...
女の企画で女の描き手がじぶんたちのためものとして描いたもので 大多数がポルノ性を見出して発狂したり商品としては不適格な絵であることから 会社側が広告としての謝罪を最低限す...
女が自分のために描いたのにああいうファッションになるのが不思議。
えっ、そもそもそういうの折り込みの企画なんだが? 風向きが悪くなったから企業側が逃げただけだよ ちなみにクライアントからオーダー通りってのは、下記で誰でも推測可能だよ ...