2019-07-04

Fラン理系学生研究室の選び方

はじめに書いておくと、本当のFランクは想定していない。ネットで調べられる偏差値でいうと40~55くらいの私大を想定していて、かつ修士課程に進学を希望しているというていで書きます

研究楽しいかどうか・指導教員とうまくやっていけるかなんて、研究室公開の時間では判断できないので、定量的判断できる要素で研究室は決めるべきだと思います

1. 学会発表の旅費を研究から出してくれるか

名大の有名な先生研究室では、学会発表をする際に旅費を出すのが普通かもしれませんが、私たち大学では全く普通ではありません。

必ず、研究見学の際などに確認しましょう。

自分が発表するんだから自分で出すのが普通だよ~!」とか先生学生が言っていたら、「やっぱそうですよね~」とか言いながら選択肢からしましょう。

学生の旅費を出してくれることと、面倒見の良さはそれぞれ独立しているように思えまずが、学生の旅費を負担してくれるところの多くは、学生を大切にしてくれます。もちろん、旅費を出さなくても学生大事にしてくれる研究室はあります

研究費をたくさん獲得できる有能な先生なので、多忙かもしれませんが、体制がしっかりしていることが多いです。

多くの大学院では、数回の学会発表が一つの修了要件になっていることが多いので、旅費を稼ぐためのアルバイトなどをしなくてもよくなります

私自身、数十万円、もしかしたら百万円くらいの旅費を負担してもらえました。これを自費で出していたらと思うとぞっとします。(そもそも自費ならそんなに参加してないと思いますが)

2. 院生学会発表をたくさんしているか

院生国内外(特に海外)で発表している実績がたくさんあると安心です。

優秀な学生が集まっているだけ、ともとれますが、学会発表を修了に必要最低限な数しかこなしていない研究室よりはサポートが手厚いと思います

最低限の研究室は研究室公開の時に、なんとなくまったりとやっていけそうな、そんな雰囲気を出しながら説明してくれます

しかしこれは罠で、そういう研究室に入ると、M2になってから困ります努力の総量は同じでも、就活終わってから修了できるかどうか不安になるのはバカバカしいです。

3. 過去リタイア

これは聞きにくいと思いますが、聞けるならぜひ聞くべきです。

どんな研究室でも、何年も運営していたら、ストレート卒業・修了できない学生が必ずいます

もちろん理想は0%です。

1割もいたらレッドゾーンだと思ったほうがいいです。自分は成績がいいか大丈夫だと思っていると「こんなはずじゃなかった」となるかもしれません。

勉強研究はかなり違うものです。勉強が優秀だった学生研究も優秀であることが多いですが、研究が上手くいかずに心を病む学生も多いです。

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