2018-10-22

汚染情報感染

インターネットで起こりがちな一種類の現象を表す言葉はいくつかあるが、どうも端的ではないと感じる

ネットで起こりがちな一連の現象をまとめると

自分の知らなかった情報に感化される

・知らなかったこと、知ったことに衝撃を受ける(ネットde真実)

・世の中が間違っていると感じる

・行動する

 → 一部過激化する

 

これはインターネットがなかった時代にもあったことだ

例えば学生運動では、大学というコミュニティ媒体に似た状態が起こっている

個人レベルで言えば、本に感化される人ももちろん居る

テレビは難しいところだが、番組、局が階層化されているので案外感化されにくいのではないだろうか)

 

インターネットにおける感化の特徴は

インターネット上で感化される

インターネット上で活動する

の2点だと思うが、活動に関しては曖昧になってきた

昔のネットユーザーインターネットに閉じこもるタイプだったのに比べ、今はもう少しオープンユーザーが増えたためだと考えられる 

なので一番端的なのはインターネット上で感化される」ではないかと思う

 

インターネット上で感化されやすいのは、偏った情報を扱っているサイトがあるためだ

理由簡単で、インターネット個人情報をまとめやすいスペースだからに違いない

また偏ったコミュニティーへのアクセスも非常にしやすいため、感化がスムーズに進む

他国ではもっとからさまにフェイクニュースなどが存在するらしいので、感化の度合いは大きいかもしれない

 

こういったものはまとめて「汚染情報感染者」みたいな用語で呼びたいがまだ妥当用語が見つかっていない

 

情報汚染感染者(仮)の該当者としてはこういうのがあると思う

政治的思想

民間療法

ヘルスケア

有名人企業製品に対するバッシング

宗教

ニセ科学

集団に対するアンチ

 

汚染回避するには

・騙されないようにする

・偏った情報の吹き溜まりを壊す

安易に信じない(特に自分に都合のいい情報

等があると思うが

これは近年のインターネットでは昔に比べ解消されつつあると思う

個人サイトは減ってきているし、SNSも完全に偏った一覧にすることは難しい、そもそも今の基本はアプリ

しろ中途半端インターネットを使うライトユーザーが今一番危ないのではないだろうか

たまたま触れた情報源が汚染されていたら感染する可能性があり、それを解消するほどインターネットを使わない層だ

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