私はほんとにしょうもないインターネットお絵描きマン程度だけど、
一応絵を描いてる。
友人とかが3桁くらいふぁぼやRTをじゃんじゃんもらってる中、
ハマっているものがマイナーというのもあるのかもしれないけど、私は5rt、5ふぁぼ超えたらいい方で、それだけで大喜びしてたりする。
私は大体一つのジャンルにつくと雑食なのもあっていろんなものをひたすらかきちらしては描くものがなくなり、評価も対してあるわけでもないし、もちろん他のジャンルに行かないでとかとも無縁なのでスッと次のジャンルに移動する。
ただツイッターでの繋がりは大体そのままなので、結構前ジャンルどころか前々ジャンル、前々前ジャンルとかの人とも普通に繋がってたりする。
そんなもんで、「自分でどの絵が気に入ってる?」とかいう話題に便乗して自分の過去絵を漁りまくってあーだこーだいってた時に。
「黙っていたんですけど、実は貴方のこの絵がとっても好きで、保存するくらい好きで、もう、描いてはくれないんでしょうか」
そう言ってリプライを送ってきた絵は3年ほどいた前々ジャンルのほんとにハマりたてすぐ頃に好きだったキャラの絵だった。
自分でRTしたそのツイートは0RT0ふぁぼ。(自分がrtはしてるから1rt0ふぁぼか)
全く誰にも反応してもらえなかった絵だった。
今でもそのキャラは好きだし、そのイラスト自体も今見返しても自分でも気に入ってる絵だったから、よく覚えてる。
よく描けたし、2ふぁぼくらいはつくよね…ってあげた作品だったけど、何も反応が無くて少し落ち込んだ絵だった。
その人のそのツイートをキッカケに、私も、実は私も…と何人かが私のイラストを保存していたことが発覚した。
でもその人達はみんなイラスト自体には全く無言で、RTもふぁぼもリプライもせずひっそりと保存しただけだった。
「私の絵を保存するほど好きになってくれたのか」という喜びもあったが、それ以上に、「何故その時に何も言ってくれなかったのか」と思ってしまった。
当時、何かしら反応がもらえていたならきっともっと描いたと思う。
ジャンルもこんなにあっさり変えはしなかっただろう、もうすこし長くいただろう。もうすこし手の込んだまともな絵も描いただろう。ジャンルも変わり、好きだったキャラへの熱もある程度冷めた、今更、描かないんですかと、なんで言うの…、と。
現在ハマっているジャンルでもちょっとした落書きが海外の方々にTumblrのほうに転載されているのたまたま知った。ちゃんと私のツイッターのリンクとIDを記載されていたので引用というのが正しいのかもしれない。
現ジャンルはもう作品としては20年以上は存在しているタイトルで、大規模ではないが根強いファンも多いし、海外のファンも多い。
神絵師なるものも大勢というわけではないが、10人単位ほどでいる。
案の定ほかのそう言った神絵師さん達のイラストも転載されてた。その間に挟まる私のシャーペンで描いたのをとりこんだだけのイラスト。まぁ当然神絵師さん達の方が圧倒的に評価はされている。当たり前だ。
でも自分の絵も確かに評価されていたのだ。何枚か分けて転載されてたのだが、ツイッターでいうRTとふぁぼ?的なものを併せて総計で500を超えてた。
夢なんじゃないかって思った。嬉しくて嬉しくて仕方なかった。今までそんなに評価を貰えたことがなかった。
でも同時にすごく悲しく、虚しくもあった。なんで、誰も私に直接言ってくれないんだろう。
その500を超える評価は一つたりとも私のところに届いていない。出来ればその評価を直接私がもらいたかった。
現ジャンルでも、5RT5ふぁぼ貰えたらいい方だ。実はこんなに評価を貰えてるってしらなかったら、きっと自分の中で描き切ってしまって、熱が冷めたらそのまま次のジャンルに行ってしまっただろう。それこそ前ジャンルのように。
絵描きの描きたいって気持ちは火に似てる気がする。それこそ燃え上がるように描き、だんだん下火になっていく。
それに対して応援することは、薪をくべるようなものだと思う。火が絶えないように、薪をくべる。下火になっていても、薪を上手にくべればまた燃え上がるし、火に対して大量の薪をくべればそのまま火は消えてしまう。
もちろん薪をくべられなくても風を受けて勝手にどこまでも燃え上がる人はいるだろうし、逆に薪をくべ続けても消えゆく火はある。
絵が好きならどんどん保存してほしい
ただ無言でいないでほしい。
ふぁぼやRTだけでもいい。
「いいねと少しでも思ってくれてる人がいる」ってことを私に教えてほしい。